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小沢裁判:検察庁、郵便不正事件で内部闘争中で動くに動けず(邪推)
朝日新聞が、22日の夕刊で、記事『郵便不正事件 「凛の会」元幹部に逆転無罪 高裁判決「犯罪の証明ない」』で、”「大阪地検特捜部が手がけた郵便不正事件で、有印公文書偽造・同行使の罪に問われた自称障害者団体「凛(りん)の会」(現・白山会)元幹部の河野克史(ただし)被告(71)の控訴審判決が22日、大阪高裁であった。的場純男裁判長は「犯罪の証明がない」と判断。懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)とした一審・大阪地裁判決を破棄し、無罪を言い渡した。」”と報道。
当方は、郵便不正事件は、ノンキャリア官僚の上村勉元係長が、金銭的見返りもなく、障害者団体証明書を偽造したことが不可解で、厚生労働省には政治家案件が存在しなかったのか?、上村勉元係長に作成指示・示唆した人間も罪に問われるべきという思いがあり、雑魚を捕まえて、大魚(極悪)を逃がしているのではないかと注視していました。
郵便割引制度を活用することで商売になると「凛の会」の発起人の河野克史氏は雑魚で、政治ブローカーの倉沢邦夫会長が極悪で、制度悪用で荒稼ぎを目論見し、政治家(秘書)・官僚ルートで厚労省に証明書発行を促し、ノンキャリア官僚の上村勉元係長が偽証明書の作成の実行犯となる。
問題は、倉沢邦夫会長の相談に乗った大物の元・政治家秘書が厚労省の元・担当部長を紹介し、厚労省内部で政治家案件とした元部長が極悪で、大阪地検も元秘書・元部長もマークしたが組織的事情で手が出せず、雑魚の上村勉元係長だけでは絵にならず、上司の村木元局長を冤罪にしたてたが、前田元検事が証拠品FD改竄のドジで、検察権力の乱用が露見し、前田元検事の上司の大坪元特捜部長、佐賀元副部長の責任が問われることになる。
当方は、本ブログ「三井環氏の事件の総括なくして、検察組織の浄化はない」で、
”「FD改竄事件で、大坪特捜部長が「検察ストリーに乗らない」と抵抗しているのは、笑止千万であるが、検察トップが大坪特捜部長を厳しく糾弾できないのは、検察組織防衛に三井環氏を落としいれさせた功労者・貢献者であり、大坪特捜部長が開き直なられるのを恐れているのでしょうね。
検察トップの恐怖は、大坪特捜部長と三井環氏が裏金事件で協働歩調をとることですね。」”
と、検察組織の弱みを知っている大坪・元特捜部長がどうでるか関心がありました。
その後、ブログ「ラ・ターシュに魅せられて」様のエントリー『「 オレが知ってる秘密全部バラすと、検察は木っ端微塵になる。 ただその時は・・オレの命もない」 元特捜部長 大坪弘道 』で、大坪弘道・元特捜部長の著書一部を紹介しており、転載すると、
(文中の「ドツボさん」とは、大坪弘道・元特捜部長ですね)
”「全然、面白い記述なんて出て来やしない・・
と思ってページめくってると・・
ようやく出てきました。 (苦笑)
「最高検は、私と副部長逮捕後は、マスゴミへの情報リークによって我々が全ての諸悪の根源とするイメージを作り上げ、検察批判の矛先を我々2人に向けさせることに成功・・」
マスゴミへの情報リークを公式に認めたってことね。 (笑)
コレって・・
公務員に課せられた守秘義務違反にならないのでしょうか?(笑)
そして・・
なかなか落ちない
ドツボさんに業を煮やした最高検がドツボな奥さんを取り調べようと示唆すると・・
「何だと!? やるならやってみろ! もしワタシの妻に指一本触れてみろ! ただではおかないぞ! オレが知ってる全ての秘密をバラして検察をガタガタにしてやる! それによって自分も死ぬことになるが覚悟の上だ!」
興味深い暴露です・・。
もしかすると・・ドツボさん。
コレを言いたくて・・
文春騙して (笑) 出版したのでは?
勘ぐりたくなるくだりです。
このくだりには、2ヶ所のポイントがございます。
検察がガタガタになるような秘密を持ってる・・ということ。
そして、このくだりには気弱な地上げ屋も驚いたのですが・・
検察がガタガタになるような秘密をバラすと・・
バラしたご本人も・・
死ぬことになるってことです。
三井不動さんでさえ、
あんな・・
罪とは言えないような罪で懲役食らったワケですが・・
ドツボさんがクチ開けば・・
命はない・・そうです。 (苦笑)
ここは一つ! 検察改革のため!
ひいては、国民のため! その命を投げ出していただきましょう!(笑)
ついでにもう一ヶ所。 (苦笑)
「民主党も徹底究明と言ってる以上・・我々も中途半端な調査じゃ終われない」
当時の最高検公判部長
いまは、神戸地検で検事正やってる吉田統宏さん
ご本人の発言として紹介されております。
この発言の急所は・・
民主党の意向に従う姿勢を鮮明にしてるってことです。
政府の意向・・ってならハナシは判りますが、
誤植ではございません。(笑)
民主党・・とハッキリ書いてございます。
おかしいですねぇ・・。(笑)」”
と、「ラ・ターシュに魅せられて」様一流の茶化した皮肉ぽっく書いておりますが、大坪弘道・元特捜部長は検察の恫喝めいた取り調べに、逆、過去の検察の不正をばらすと検察を恫喝しているみたいですね。
更に、エントリー『「勝サン、くれぐれもご内密に願いますよ。 これバレたら、消費税法案は吹っ飛びますからね・・」 フジジイ 元罪務大臣』では、佐賀元明・特捜副部長について、
”「・・・・・・・・・・・・・・・
佐賀さんだよ、佐賀さん。 オマエは・・毛がサンだなんて書いてたけど・・あの人は、武士だよ。 最高検がどれだけ・・手練手管駆使して・・佐賀さんを唄わせようとしたか知らんだろ? それこそ、鼻先にニンジンぶら下げるわ・・アメ差し出すわで・・凄かったそうだ。 "野菜嫌いだから、ニンジン食べられません! アメは・・糖尿病なんでいりません!" こう言って拒んだそうだ。 最高検は、調書1枚も取らせないドツボさんに手焼いて・・佐賀さんに決定的証言させようと目論んだのさ。 "オイ佐賀! お前、ドツボに報告したんだろ? フロッピー前田のやったことは証拠隠滅だから、速やかに公表し、立件しましょう・・と。 でもドツボが・・ミステークでいこう・・って言ったんだろ? 俺も眠いんだ・・認めてくれよ。 認めて・・調書取らせてくれたら・・在宅でいこうって・・上も言ってるし・・辞職も認めて、関西ヤメ検利権のオイシイとこ・・パクッってさせようとも考えてるそうだ。 どうだ? 認めてくれんか?」
野菜嫌いで糖尿病とは・・
そう先の長くない毛が・・いや、佐賀さん。 (笑)
最高検のストーリーに乗りさえすれば、
自分は助かったと言うのに・・
一切を拒み・・
1枚も調書取らせなかったそうです。なかなかの侠気見せてくれます。
ここは一つ・・
謝罪しておかねばなりません。 (苦笑)」”
と書いており、佐賀元明・特捜副部長は1枚も調書とらせず、検察組織が手を焼いているみたいですね。
検察裏金問題の三井環氏と大坪弘道・元特捜部長との関係は、保坂展人・世田谷区長のブログ『保坂展人のどこどこ日記』のエントリー『三井環さんの事件から「村木さん無罪」を考える』で、元大阪高検公安部長検事・三井環氏の奥さんから手紙を紹介しており、一部転載すると、
”「国民が納得の行く形に検察は事件をまとめ上げ、三井一人を悪者に仕立て上げた。その検察組織を守るためにマスコミも最終的には裁判所までも協力した。その時の主任検事が村木さん事件の特捜部長なのである。(今の前田検事の立場)」”
と、三井環氏一人を悪者に仕立て上げたのは、大坪弘道・元特捜部長です。
その大坪弘道・元特捜部長が著書にある、”「オレが知ってる全ての秘密をバラして検察をガタガタにしてやる! それによって自分も死ぬことになるが覚悟の上だ!」”は、”「検察の裏金問題をもみ消し、三井環氏を落としいれ、検察組織を守ったのは、俺だ!、俺一人を悪者したら、秘密をばらす覚悟がある!」”と言っていることになりますね。
郵便不正事件について、本ブログ「郵便不正事件:何が、上村勉元係長に証明書を強要させたのか?・・・巨悪は蚊帳の外」で、郵便不正事件の構図は、政治ブローカーの倉沢邦夫被告と塩田幸雄元部長(村木元局長の上司)と飯島勲元秘書(小泉元厚労相・元首相秘書)が主たるプレイヤーで、上村勉元係長は、「政治家案件」とし不正証明書の実行犯に過ぎないと書きました。
大坪弘道・元特捜部長は、郵便不正事件の構図を知っており、村木元局長・・・上村勉元係長で終息させたのであり、検察裏金問題、郵便不正事件の秘密を知っており、検察組織にとっては、厄介な人物を黙らすのに苦労しているのでしょうね。
小沢一郎氏が、最終弁論での意見陳述で、
”「その悪質さにおいては、厚生労働省元局長村木厚子氏の虚偽公文書作成事件で、前田元検事が証拠を改ざんした事件を上回るのではないかと思います。」”と語り、ネットで、何故、田代検事を逮捕せず、上司を取り調べしないのかという意見を散見できるが、検察組織は、下手に、田代検事らを逮捕したら、郵便不正事件で大坪弘道・元特捜部長が”「機密をバラして検察をガタガタにしてやる」”と恫喝されている二の舞を恐れ二の足を踏んでいるのでしょうね。
本ブログ「小沢裁判:検察庁は、手を打たなければ、検事総長の責任問題に」で、
”「当方らの庶民は、損得の打算で生きており、会社組織であろうが官僚組織であろうが組織の一員として組織の利益のため日々競争の生活しており、組織エゴについては無口であり、特に官僚は保身の為に記録を残しているのです。
万一、組織不正が露見したら、組織責任を幹部が取ることで日々の職務に精励しているのです。
組織責任を責任者がとらず、組織保全の為に担当責任にすれば、現場は日々の記録を開示する用意(覚悟)があるのです。
多分、検察は、大善裁判官から組織的不当行為と糾弾され、検察が田代検事の処罰に時間を要しているのは、田代検事から自責の念から記録を開示される動きの抑制に関係部門との調整に苦慮しているからでしょうね。」”
と、組織責任を責任者がとらず、担当責任にすれば、現場は秘密を暴露する覚悟があると書きました。
多分、郵便不正事件で、前田元検事、大坪元特捜部長、佐賀元副部長を早々に逮捕・起訴したが、大坪元特捜部長、佐賀元副部長は大林宏検事総長が辞任し、風間検事総長に就任したが、検察組織の責任の取り方に不服なのでしょうね。
大坪元特捜部長、佐賀元副部長は、自分らは、組織の意向で、組織の一員として政治家・高級官僚を見逃し、村木元局長を主犯にしたてに過ぎず、FD改竄などは微々たる問題だと暗に検察組織を恫喝しているのでしょうね。
大坪元特捜部長は、検察裏金問題の主任検事として三井環氏を陥れ、検察組織防衛に尽力しており、検察幹部は扱いに苦慮しているでしょうね。
田代検事も、組織の指示で、捜査報告書を偽造したのであり、自責の念もあり、自分だけが悪者になるのは不服だと言っているのでしょうね。
検察組織は、郵便不正事件で大坪元特捜部長、佐賀元副部長と内部闘争中であり、下手に強行すると、大坪元特捜部長が三井環氏と協働すれば、検察裏金問題が再浮上し、郵便不正事件の真相まで暴露され、検事総長の辞任程度で事が治まらず、政治の問題まで飛び火する危惧があるのはないかと邪推しますね。
検察組織は、大坪元特捜部長が郵便不正事件の真相、検察裏金問題の真相を暴露の回避に最大限の神経を使っており、小沢裁判における報告書偽造で動きたくても動けないのでしょうね。
前述の三井環氏の奥さんから手紙の結びは、
”「昔は特捜はよかったという検察OB も三井事件には自分自身の護身のため、あるいは愛する組織を守るため(と思ったのか)、きちんと向かい合うことができなかった。テレビでは昔のロッキード事件等のその輝かしい功績が放映され東京地検特捜部元検事達の誇らしげな顔も出たりしているがそんな過去のことに酔わないで頂きたい。
三井一人を「限りなく悪い検事 」に仕立てあげ終わらせた検察の手法を学んだ優秀な検事が起こしたこの事件は検察改革のよいチャンスだと思う。主任検事も、特捜部長も悪いけれど二人だけが悪いのではない。
三井は命を張って「私は捨石になる覚悟」といって検察と闘っているが誰にも理解されてなかった。マスコミもみんなの関心がなくなった事件は相手にもしないという感じであったが、計らずも検察は自ら事件を起こし「検察改革」に立ち向かわねばならなくなったし、検察官はその「良心」に立ち向かわなければならなくなった。」”
ではないが、風間検事総長は、全検察官は「良心」に立ち向かい、自省し、検察不信を払拭の自浄努力を厳命しなければ、検察改革も検察良化も出来ないのです。
小沢一郎氏が、初公判で意見陳述した『まだ間に合う、私はそう思います。』を、風間検事総長は真摯に受け止めるべきです。
「蟻の一穴」で総崩れの例えではないが、郵便不正事件は「FD改竄」で、小沢裁判は「偽装捜査報告書」が「蟻の一穴」となり、「検察の正義」は総崩れ模様であり、社会の混乱の回避が、検察官の良心であり、裁判官、メディアの良識しかないですね。
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