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民主党世論調査第2弾で「落ちる」と出た人
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2012/3/23 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
小宮山厚労相も真紀子議員もピンチ
これでは野田ドジョウ首相は絶対、解散などできないだろう。
民主党は昨年末、衆院小選挙区支部長の1年生議員104人について選挙情勢を世論調査したが、先月末から今月にかけて、当選2〜6回の小選挙区支部長約130人について同様の調査を実施した。対象議員にきのう(22日)、結果データが手渡されたが、予想以上の厳しい結果に、党内に動揺が走っている。政権交代の突風で勝っただけの1年生と比べ、中堅・ベテランの2〜6回生は底力があるとみられていたが、とんでもなかった。現状で相手陣営を上回っているのは全体の半分程度にすぎなかったようなのだ。
例えば、大臣経験者では国家公安委員長を問責された山岡賢次副代表(68・栃木4区)は大差で引き離されているというし、田中慶秋副代表(74・神奈川5区)、池田元久前経産副大臣(71・神奈川6区)、首藤信彦テロ特委員長(66・神奈川7区)のベテラン勢も総崩れ。民主党が強いはずの都市部でこれじゃあ、世話はない。
有名どころも盤石ではない。
「これまで圧倒的大差で敵を寄せ付けなかった田中真紀子元外相(68・新潟5区)が、今回の調査では大きく差を縮められていたそうです。さすがに負けることはないでしょうが驚きです」(民主党中堅)
東京では海江田万里前経産相(63・東京1区)がほぼ横一線。小宮山洋子厚労相(63・東京6区)もリードはわずかだという。小宮山といえば、東京で菅前首相、長妻元厚労相に次いで選挙に強いといわれてきた。しかも現職大臣なのに、このテイタラク――。小宮山でこうなのだから、あとは推して知るべしだ。
「1年生議員の厳しい情勢を聞いていたので覚悟はしていましたが、実際に自分の選挙区の状況を見せられると愕然としますね。完全に政権交代以前に戻ってしまっている。ただ、あの時は民主党は上り調子だったので、負けていても挽回は難しくなかった。今の民主党には上がり目がない。今後ますます厳しくなっていくのでしょう」(当選2回の議員)
景気対策や震災復興を後回しにして、国民の5割以上が反対している消費税増税だけに血道を上げる党首では、民主党議員はお先真っ暗だ。
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