http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/887.html
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(回答先: メディアが伝えない小沢氏裁判の知られざる真実 (植草一秀の『知られざる真実』) 投稿者 祈り 日時 2012 年 3 月 23 日 09:00:16)
この植草氏の記事について、簡潔かつ完璧な解説をご紹介します。
小沢裁判 近代裁判とはまず検事を裁く裁判である ロッキード裁判の愚を繰り返すな (ひょう吉の疑問)
http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/838.html
投稿者 為せば成る 日時 2012 年 3 月 21 日 09:42:48: xqrxPJWcwt0eI
のコメントからの転載です。
03. 2012年3月21日 15:45:24 : Xwhu9qhBSE
故小室直樹氏の名著「日本人のための憲法原論」に以下の記述があります。
“刑事裁判とは被告を裁くためのものではありません。ましてや「犯罪者を裁く
ためのもの」などとんでもない。
そもそも、刑事裁判においては、被告は有罪が確定するまでは無罪と看做される
というのが近代デモクラシーの鉄則です。
たとえ、どれだけ物的証拠があろうと、心証が真っ黒であろうとも、その人は無
実であるとして扱わなくてはなりません。
では、いったい刑事裁判は誰を裁くためのものか。
それは検察官であり、行政権力を裁くためのもの。
裁判で裁かれるのは、被告ではありません。行政権力の代理人たる検察官なのです。
言うならば検察性悪説が近代刑事裁判の大前提。国家はひじょうに強大な権力を
持っているのですから、その権力の横暴から被告を守らなければならないというわ
けです。
ですから、刑事裁判では検察側に1点でも落ち度があれば、ただちにアウトで
す。少しでも法に触れる捜査をしたり、手続上のミスが1つでもあったり、真実
の証明が少しでも不完全ならば、検察は負け。鵜の目鷹の目で検察側の落ち度がな
いかを調べるのが、裁判官の本来の仕事です。”
この文脈に添えば、登石裁判官がいかにおかしな判決を出したか、又大善裁判官が
検察審査会の判断に至る手続の是非についての審査をスルーしてきたこともおかし
い。小沢裁判で裁かれるべきは検察であり検察審査会なのですが、そういうことに
目をつむる政治家・法曹・マスコミなど、これを称して小室先生は“日本国憲法は
死んだ”と言っております。
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