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小沢氏に“言うだけ大番長”危機!反増税ブチ上げても理解されず
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120321/plt1203211119000-n1.htm
2012.03.21 夕刊フジ
民主党の小沢一郎元代表(69)が、消費税増税に突き進む野田佳彦首相(54)への敵対レベルをアップさせた。読売新聞のインタビュー(21日朝刊掲載)で、増税法案の付則が修正されても反対する姿勢をあらわにしたのだ。今後の党内協議に影響を与えるのは必至だが、世論調査では、小沢氏の言動を7割が「理解できない」としている。小沢氏が政治信念を貫かなければ、「言うだけ大番長」を襲名する局面があるかもしれない。
民主党執行部は、焦点である法案付則の「追加増税条項」を、「2016年度をめど」から「公布から5年をめど」に修正し、「景気弾力条項」として「経済状況の好転を条件とする」という文言を追加するなど、小沢氏ら反対派に譲歩する姿勢を見せている。
ところが、小沢氏は挑発的だ。小沢氏に近い鳩山由紀夫前首相らが、付則修正で執行部側と調整していたのに、増税法案について「条項を修正するとか、テクニカルな問題ではない。増税する前に大改革を実施する。自民党政治のまま、官僚機構に乗ったまま大増税では国民が納得しない」と述べ、修正があっても反対することを示唆した。
鳩山氏はまた、野田首相と小沢氏のトップ会談での決着を模索。小沢氏も従来、「いつでも誰とでも会う」との立場だったが、「党大会への参加も認められていない。会う立場ではない」と首相との会談を拒否した。
国会での法案採決で造反すれば「除名→離党」は必至だが、小沢氏は「国民に約束したことを忘れた方が出ていくのが普通だ。それに賛同する人たちを引き連れてやればいい。民主党全部を引きずっていくのはかなわない」といい、離党を否定したのだ。
読売新聞といえば、渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長・主筆と野田首相が近く、消費税増税や民主、自民両党の大連立に賛成する立場とされる。小沢氏としては“敵の土俵”に乗り込んで、「増税断固阻止」「首相会談拒否」「離党拒否、野田一派こそ出ていけ」とアピールしたわけだ。
同紙は表向き、小沢氏の発言に反発する記事は掲載していないが、同日の投書欄には、「増税反対の小沢氏離党してはどうか」という、元公務員(65)の主張を掲載している。
国民世論も、小沢氏に追い風ではない。共同通信が19、20日に行った世論調査では、56%が「増税反対」なのに、小沢氏の考えに対しては、67%が「理解できない」と返答。民主党支持層に限ると、小沢言動への拒否感が78・2%に達した。
混沌とする永田町。小沢氏は、どこまで有言実行を貫けるか。
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