http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/841.html
Tweet |
(回答先: 政党として体を成していない民主党の元凶は岡田氏だ(日々雑感) 投稿者 判官びいき 日時 2012 年 3 月 21 日 09:08:06)
植草一秀氏が、「植草一秀の『知られざる真実』」で、岡田克也副総理のスタンドプレー(暴走)をこてんぱんに叩いている。党首でもないのに、岡田副総理は独断で野党第一党の自民党に大連立の打診をした疑いがある。植草氏によれば、輿石東幹事長は、野田佳彦首相とも岡田克也氏とも大連立の相談をしていないことを明らかにしたそうである。イオンの御曹司、岡田氏の単独暴走行為であり、いかにも政官財癒着を象徴する人物らしい非民主的な暴走行為である。
岡田氏のこのスタンドプレーに対して、野田佳彦首相も国民新党もいい迷惑だと眉をひそめているようだ。しかも、肝心の自民党も解散がまず先だと、今回の大連立構想に乗り気ではない。良かれと思って、自分が勝手に動いた結果、本人が八方ふさがりになっていく状況が作られた。この動きが何をもたらしたかといえば、何ももたらざす、却って党内の小沢グループへの牽制の意図が露骨に出た結果となった。
これは岡田氏に政治的力量が不足している云々の問題ではなく、明らかに非常識な行為であり、政治家である前に社会人としておかしい。甘やかされたお坊ちゃん育ちの、周囲を顧みない近視眼的な行動なのだろうか。岡田副総理のこの暴走行為が政治的に大問題であることは、党内手続き、党内了解という民主的な手順を踏まなかったことにある。
最高意思決定者は野田総理であり、この司令塔を通さず、副総理が単独判断で「大連立」への呼び掛けを、野党第一党である自民党に行ったとすれば、これは民主党の党内問題のみならず、政治そのものの権威を棄損する極めて愚かな行為である。軍隊で言えば、総司令官を無視して、その下の将校が重要な軍事作戦を単独判断で決行してしまったことになる。軍法会議では死刑であろう。
上意下達の根本的な秩序が崩れたら政治にならない。ましてや副総理という重要な地位にある者が、単独でこのような動きをするに及んでは、野田政権による政治の執行状態が崩壊していると見なされても当然であろう。植草氏が言うように、ただちに副総理を解任し、党籍を剥奪、議員資格自体も剥奪するべきだろう。岡田氏のこの暴走を看過することは、そのまま無政府状態と変わらないことになる。
岡田氏の動きの深層には、小沢グループを無力化して睥睨できるような一大勢力を早く作りたいという、何者かの巨大な意志が感じられるが、それとは関係なく、彼の単独暴走は民主政治の根幹を欠く許されざる行為である。植草氏は岡田氏が政党政治をまるで理解していないと喝破した。化けの皮が剥がれてしまったフランケン岡田氏である。
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2012/03/post-1f7a.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK127掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。