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小沢裁判の国民の怒りと、相変わらず性根が腐りカビが生えているマスコミ
作成日時 : 2012/03/20 21:38 :(かっちの言い分)
今日は、まだ昨日の小沢裁判の最終陳述の余韻が残っている。著名な人のブログを見ると、今回の弁護団の反論によって無罪となるようなニュアンスで書かれているものを散見する。しかし民主党が政権を取って以来、マスコミを含めて、事ある毎に小沢氏を攻撃する経緯を見てきているので、とても楽観的な気持ちにはなれない。
昨日は、小沢氏の弁護団の弁論と小沢氏の最終陳述を、唯一詳しく報道している産経新聞のWEB版で大よその内容を把握したが、小沢氏の最終陳述の全文は掲載されていなかった。その中で、小沢氏が手を振るわせて怒りを込めて述べたという記事の中の、「自分が検察審査員でも強制起訴の議決に賛成していただろう」という部分は、今ひとつ良くわからなかった。
小沢氏の陳述の全文はNHKのニュース記事の中で読める。これを読むと、産経新聞は、最も大切な小沢氏の話をカットしていることがわかった。そして、これを読むことにより、小沢氏の怒りの理由がわかった。産経新聞は、やはり検察が最も困る記述はカットしている。以下にその部分を示す。これを読むと小沢氏が検察審査員だったら云々の話が、手に取るようにわかる。これは悪を裁く検察の明確な犯罪である。数字を変えたフロッピーの改竄どころではない。これは正に真実と「真反対の嘘」を検察が組織的に共謀して作った犯罪である。直ぐにでも関係者を逮捕しないと、前田元検事との法の下の平等性が無くなる。
先に裁判長が田代検事による石川元秘書の違法不当な取り調べについて「個人的なものではなく、組織的なものであったとも疑われる」と指摘され、花崎検事による池田元秘書の取り調べについても、「利益誘導があった」「取り調べメモを廃棄した」と認定されたとおり、当時の佐久間部長、齋藤副部長、吉田副部長、木村主任検事ら特捜部あげての審査への誘導工作だったと考えられます。
実際、東京地検が検察審査会の再審査に提供した、ほかの捜査報告書を見ると「小沢は3回にわたる取り調べでも合理的な説明ができず、不自然な弁解に終始した」「政治資金収支報告書に関する小沢の供述は虚偽である」「小沢の共謀を推認する積極的証拠となり得る」「小沢には本件不記載・虚偽記載の動機があった」等々「小沢有罪ありき」の推認の記述ばかりで、明らかに起訴議決をしないほうがおかしい、強制起訴すれば裁判でも勝てる、と誘導しています。
仮に、それら捜査報告書と供述調書が、ほかの政治家に関するものであり、かつ私がそれを審査する検察審査会の一員だったとしたら、私も「起訴議決」と誤った判断をしていただろうと思うほど、強烈で執拗な工作であります。
加えて、前田元検事が「東京地検では証拠隠しが行われた。検察審査会では全ての証拠を見ていない」と証言したように、検察の「小沢有罪ありき」の見立てに合わない取り調べ結果は供述調書にせず、そのメモさえ審査会に提供しませんでした。
そのような検察の手法には、司法の支配者然とした傲慢ささえうかがわれます。
今日はもう一つ言いたいことがある。今回の最終弁論を受けて、これだけの検察の犯罪が明らかになったのだからマスコミは何か言うのではないかと注目していたら、いつも小沢批判の先頭に立っていた朝日新聞、読売新聞は音無しであったが、毎日新聞だけは、以下のタイトルで社説を書いていた。
興味ある方は読んで頂きたいが、社説の3分2までは、小沢裁判の検察の不当性などについて述べてある。ここまで読んで、毎日新聞もやっと小沢氏を批判して懺悔でもしたのかなと思っていたが、期待は裏切られたというか、やはりマスコミは何も変わっていないと思った。以下が社説の最後の部分である。
『ただし、検察の失態と今回の公判の意義は区別して考えたい。
強制起訴を決めた際、検察審査会は「公正な刑事裁判の法廷で黒白をつける制度だ」と、刑事訴追に市民の意思を反映させる意味を強調した。確かに法廷で明らかになったことは少なくない。
たとえば、元代表は「政治資金収支報告書は一度も見たことがない」と被告人質問で言い切った。「政治資金の収支を全部オープンにしているのは私だけ」と折に触れ繰り返していた発言は何だったのか。
また、必要性に疑問符がつく4億円の銀行融資の書類に署名した点について「何の疑問も感じなかった」と述べた。一般人とはほど遠い金銭感覚は他にも随所でみられた。
元代表は最終意見陳述で「いかなる点でも罪に問われる理由はありません」と述べた。もちろん、刑事責任と政治家としての道義的責任は、切り分けるべきだ。だが、法廷での元代表の発言などを通じ、改めて国会の場での説明責任の必要性が示されたことは指摘しておきたい。』
小沢氏は検察でも調べられ、半年も掛けて公開の裁判所での逃げも隠れも出来ない場で、指定弁護士から執拗に長時間質問され、裁判官からも質問され、それに全て答えてきた。毎日新聞は、最終意見陳述で「いかなる点でも罪に問われる理由はありません」と言ったことが余程気に食わなかったようだ。
毎日新聞は、「自分がやりました」と言わない限り「良し」としない。また、未だにオウムのように、国会の場の説明責任の必要性とほざいている。国会などよりはるかに厳しい裁判の場で、半年近く不当な尋問を受けていたのに何というバカどもであろうか。怒りを覚える。
ブログを書き出して2年程になるが、本当に言いたい決めの文は最後に書く。
毎日新聞の上記の社説で検察の不当性を述べているが、毎日新聞の一番言いたいことは「国会での証人喚問をせよ」と言いたいようだ。バカかと言いたい。いつまでもこんなカビの生えたようなことを言っている新聞社は消えた方がいい。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201203/article_20.html
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