http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/813.html
Tweet |
「小沢一郎最終弁論の抜粋」
裁判長のお許しをいただき、本裁判の結審に当たり、私の見解を申し上げます。
5ヵ月半前、私は指定弁護士による起訴状に対し、次のように申し上げました。
(1)東京地検特捜部による本件強制捜査は、政権交代を目前に、野党第一党の代表である私を政治的・社会的に抹殺することが目的であり、それによって政権交代を阻止するためのものだったと考えられる。
それは、主権者である国民から何の負託も受けていない検察・法務官僚による議会制民主主義の破壊行為であり、国民主権への冒とくである。
(2)指定弁護士の主張は、そのような検察の不当・違法な捜査で得られた供述調書を唯一の証拠にした東京第5検察審査会の誤った判断(起訴議決)に基づいたものにすぎない。
(3)したがって、本裁判は直ちに打ち切るべきであり、百歩譲って裁判を続けるとしても、私が罪に問われる理由はない。政治資金規正法の言う「虚偽記載」に当たる事実はなく、ましてや私が虚偽記載について共謀したことは断じてない。
(4)今、日本が直面する危機を乗り切るためには、このような国家権力の濫用を止め、政党政治への国民の信頼を取り戻し、真の民主主義を確立する以外に方法がない。
以上の見解は、これまで15回の公判を経て、ますます鮮明になったと思います。
(以上)
以下は、上記総論を裏づけする堂々とした陳述が続く。
その姿勢を強烈に貫くことこそが先駆者でありリーダーである。
1ヶ月先に判決が出るであろうが、小沢の枝葉末節に言いがかりをつけ、それでもって有罪を出したとしても、それは巨人に向う蛆虫の仕業、
この事を、国民監視の前に炙りだすことが第一である。
その姿勢の大きな違いを見せることである。
蛆虫の作為に同感するか大義を選ぶか国民に問おう。
小沢支援の活動が続いているが、後、1ヶ月、この事を鮮明に訴え(冒頭の小沢の話をチラシに刷って大量配布する事である)。
同時に、司法が直、暴走するならば、国民はあらゆる手段で抗議の運動を湧き起こすと言う覚悟を知らしめることである。
実際に有罪の判決が出れば、大デモの応じられるように準備して欲しい。
一方で、小沢一郎に申し上げる。
司法の問題では、確かに小沢に絶対的な正義があり、小沢を守ることに全く依存はない。
しかしながら、民主党のテイタラクにも小沢は無責任ではいられない。
司法に対して示した大きな意思を民主党にも示すべきである。
原発、TPPの問題等、国民が気がかりなことにも、逃げることなく国民の納得出来る方針を明らかにするべきである。
この2つが伴わなければ、小沢支援の行動は、単なる司法被害者救済の行動と成り下がる。
請う、小沢一郎。
我々が自信を持って、大きな期待を持って小沢を支援できるようにして欲しい。
自らの裁判で示した大義を、明確な大義を政治の領域でも示して欲しい。
民主党の勢力を殺げば自民党が復活すると言うような、考え方は、本当の国民の意思からは遠いものである。
民意の存在を信用しない、民意なくして自分の力で何とかなると言う思い上がりに過ぎない。
橋下の維新の会がもてはやされているのも、自民、民主に愛想をつかした国民がどれだけいるかの証拠である。
裁判を乗り切る、その根性で、もう一度小沢の風を起こして欲しい。
それには、国民に、国民が納得することを直接明言することである。
政治の世界のあやふやな駆引きなど、国民の心を動かすことは出来ないことを知って欲しい。
この阿修羅でも、永田町の論理に埋没する人間が多いが、そんな人間は国民全体の極、一部であると言う認識をするべきである。
革命的改革などは、政治屋共だけでは出来ないのであり、それが権力社会である。
小沢一郎よ、国民の方を正視せよ。
国民に頼って大義を発せよ!
最終弁論で見せた、その気概を信じてまつ。
先ずは民主党を切ることである。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK127掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。