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弁護団の最終弁論はGood Jobだった。小沢氏の渾身の叫びが天に通じなければ日本はお終いである。
http://31634308.at.webry.info/201203/article_19.html
2012/03/19 21:53 かっちの言い分
ここ数日、本ブログで自分でもしつこいと思われる程、今日行われた弁護側の最終弁論の重要性を訴えてきた。なぜなら、今日のこの日以降は、泣いても笑っても大善裁判長らの判断ひとつに、日本の将来が掛っているからだ。
弁護側がどんな弁護をするのか傍聴出来ないので、唯一マスコミの中で詳細に報道してくれる産経新聞のWEB版を読ませてもらうしかない。
まず、弁護側の全体の出来は満足するものであった。先にこのブログで述べたように、指定弁護士が有罪とした根拠を全て潰していたようである。
特に最初の出だしが、全てを語っている。
「東京地検特捜部は被告に対し、ゼネコンなどから違法なカネを受け取ったのではないかという根拠のない妄想を抱いて、収賄の嫌疑をかけ、大規模な捜査を行ったものの、結局、嫌疑を裏付ける証拠を得ることができず敗北した」、 「本件は、その残滓(ざんし)である」
ということが、弁護団、さらに小沢氏自身の主張の主題となっている。つまり、これは検察が野党第一党の党首であり、総理大臣になるかもしれなかった小沢氏を抹殺するために仕組まれた事件だと述べている。
全てについてのコメントはできないが、気になった内容について感想を述べる。
指定弁護士は、小沢氏と石川氏、池田氏の共謀説を唱えたが、弁護団の反論の中で印象に残った部分を示す。石川氏が小沢氏の携帯電話の取次ぎの管理まで任され、『余計なことは取り次ぐな』と指示を受けていた。つまり、自分の判断で小沢氏に電話を掛けてくる人を勝手に区別するぐらいの裁量を与えてられていたほどで、況や小沢氏に、政治と関係のないお金の管理をいちいち報告はしないと反論したことは、説得性がある。
また池田氏の供述調書が一部証拠採用されたので気にかけていたが、これにも弁護側は以下のように反論している。
弁護人「石川は池田にとって上下関係が非常に厳しい体育会系の政治サークルの4つ上の先輩で、『雲の上の存在』であり『伝説の人』であった。池田にとって石川は気安く話しかけたり、相談したりできる存在ではなかった」
「石川は当時、次期衆院選の民主党公認候補に決定しており、選挙対策に多忙で非常にぴりぴりしていた。石川は『心ここにあらず』の状態で、池田への引き継ぎも不十分なものになっていった」
ここでは、池田氏と石川氏は上記のような間柄で、石川氏がぴりぴりした状況の中で、引き継ぎもいい加減だったということを以下のように強調した。
池田には、所有権移転登記が実態を欠く虚偽の登記であるという認識は全くなかった」
《弘中弁護士は、池田元秘書も石川議員同様、小沢被告に報告しなかった理由について、こう述べた》
弁護人「所有権移転の時期を変更したことは石川時代のことであり、池田が改めて被告の了解を得るべき事項ではない」
最後の小沢氏の弁論は、渾身のものであった。
今回の検察の捜査、強制起訴は、全て検察の仕組んだことだと断言し、「その悪質さは、厚生労働省元局長、村木厚子氏の虚偽公文書作成事件で前田元検事が証拠を改竄した事件を上回るのでないかと思います」と述べている。
以下は小沢氏の悔しさと怒りの発言で、記事には小沢氏の原稿を持つ手が震えていたという。これは小沢氏でなくともよくわかる。
「(前田恒彦元検事が法廷で)『これは特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢を挙げられなかったら特捜部の負けだ』と言われた、と証言したように、推定無罪どころか、最初から『有罪ありき』の捜査、立件でした」
「形式的には証拠裁判主義に則って、私を2度不起訴にしておきながら、その実、不当・違法な捜査で得た供述調書と、『小沢有罪ありき』の捜査報告書を、東京第5検察審査会に提出することで、同審査会の議決を『起訴議決』へと強力に誘導しました」
「事実、東京地検は公判開始の9カ月も前の昨年1月に、(田代)検事ならびに特捜部副部長による捜査報告書の虚偽記載の事実を把握しておきながら放置、黙認し、指定弁護士にも裁判所にも、私の弁護団にも一切伝えなかったと報道されています」
「とくに指定弁護士が強制起訴手続きを行う前に、その事実を把握していたのに指定弁護士に知らせなかったのは、言語同断であると思います」
「野党第一党の代表である私を強制捜査することで政権交代を阻止しようとし、政権交代後は与党幹部である私を強制捜査、強制起訴することで新政権を挫折させようとした」
最後は、小沢氏の本当の心の叫びであり、小沢氏を支持する国民の叫びでもある。
《さらに、円高による国内経済の不安、欧州の金融危機による世界恐慌の恐れなど世の中の問題を次々と挙げ、「立て直しは一刻の猶予も許されない」と危機感をあらわにした》
被告「そのためには、検察、法務官僚による政治の壟断(ろうだん)に即刻終止符を打ち、速やかに政党政治に対する『国民の信頼』を取り戻して、議会制民主主義を機能させねばなりません!」
小沢氏は、もういい加減にしてくれと、心の中で叫んでいる。本当にもう止めてほしい。
大善裁判長がこれでも有罪を出すようだったら、この国の国民は裁判所を信用しなくなるだろう。裁判所が、公正、正義を忘れて闇の黒い勢力に毒されてしまったことを意味するからだ。
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