http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/735.html
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日本共産党の山下議員が国会で大阪の労組思想調査について野田総理に認識を問いました。
動画はこちら。これは必見です。
●大阪市長の思想調査は憲法違反
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=REJvjECKqK4
概要が赤旗でも述べられています。
橋下調査は思想・良心の自由侵す
全市民を監視の網に
参院予算委 山下議員が追及
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-14/2012031401_01_1.html
山下氏は憲法19条が保障する「思想・良心の自由」について、首相の見解を質問。首相は「内心の自由について国や地方公共団体が制限することは許されない」と答えました。ところが橋下氏による調査は、組合加入や自由な政治活動について職務命令で回答を迫るなど「内心の自由」に踏み込むもの。山下氏の質問に対し、小宮山洋子厚労相は、大阪府労働委員会が「支配介入に該当するおそれがある」として調査の続行中止を橋下氏に勧告したと答弁。さらに支配介入は労働法で禁じられており、憲法28条が定める団結権などの権利を守るためだと述べました。
山下氏は、街頭演説を聞いたかどうかまで答えさせるなど、「思想・良心の自由」を侵害するものだと批判。川端達夫総務相は「(地方公務員法は)勤務時間外に単に街頭演説を聞くことを禁止するものではない」と明言しました。
山下氏が「思想調査そのものだ。憲法に抵触する職務命令は許されない」と指摘すると、他党からも「(調査は)やりすぎだ」の声が出され、川端総務相は「職務命令は適法でなければならない」と認めました。
さらに山下氏は、職員を街頭演説に誘ったり、投票してくれませんかと声をかけた市民の名前を報告するよう求めていることをあげ、「思想調査」がすべての市民・国民に向けられていることに言及。「職員を通じて、市民を監視する網の目を張り巡らすものだ。市民の福祉のための組織であるべき市役所が、『秘密警察』に変質することは許されない」と指摘しました。
(引用ここまで)
山下議員の「これは一地方の問題ではなく、国会が見過ごすわけにいかない民主主義の根幹に関わる重大な問題」との認識は正しいと思います。
ところが動画の16分すぎあたり、山下議員の
「19条に照らして日本国内のどこであっても絶対に許されないと思うが、総理の認識はどうか」
との質問に対する野田総理の答弁が、もうなんとも及び腰で涙ものです。曰く、
野田総理「本件は個別の地方公共団体内部の事案なので、当該地方公共団体において憲法法律条例等に基づき適切に対応し判断されるべき物と考えている」
山下議員が
「個別の問題として逃げちゃダメだ これは日本の民主主義の根幹に関わる問題 総理として19条に照らして大阪市のようなやり方が許されると考えるのか」
と問いただすと、野田総理は再び同じ回答の繰り返し。
山下議員「許されると考えるか」
野田総理、みたび同じ答弁
山下議員「こんな問題に全く物が言えないとはきわめて情けない」
はああ・・・ほんと、情けない。
国としてはノーコメントってことですね?
日本の民主主義の根幹に関わるとは考えていないんですね?
これは一地方の問題だから、大阪のことは大阪でうまくやってねと放置ですね?
そりゃそうでしょう、わかりますとも。
だって、秘密保全法やら共謀罪やらでこれから国民の人権を弾圧して民主主義を壊していこうとしてる政権のトップなんですもの、橋下氏のこうした所行を声高に責めたらいつか自分へのブーメランになっちゃいますもんね。
国のトップがこれですからモンスター首長もはびこるわけです。
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