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2012-03-18 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』
田代政弘検事の「捜査報告書偽造問題」が、田代個人の犯罪から、ついに東京地検特捜部の上層部をも巻き込んだ組織犯罪という問題・事件にまで拡大中。つまり、佐久間特捜部長等の指示・命令で「捜査報告書偽造」が行なわれたのではないか・・・というニュースが流れているが、これが事実ならば、小沢一郎が「有罪か無罪か」という問題より、佐久間某、吉田某等、当時の東京地検特捜部の上層部が「捜査報告書偽造」に関わっていたという問題こそ大問題だろう。こうなると、田代検事だけではなく佐久間、吉田等の逮捕にまで発展するだろう。ケネス・バークは、「スケープゴートを作ることに失敗した権力は、逆に権力それ自体がスケープゴートにならざるをえない・・・」と言ったが、まさにケネス・バーク理論どおりのことが、今、まさに起きようとしている。
昨日は、「月刊日本」副編集長の尾崎秀英さんや「集英社インターナシヨナル」の佐藤真さん、青山敬子さんらが結成した「ばいぶん社」が、昨年末から始めた「国家と暴力」というテーマのシンポジウム第三回目に行ってきた。パネラーは作家の宮崎学、哲学者の
萱野稔人(著書「国家とはなにか」)、法哲学専攻で名古屋大学准教授の大屋 雄裕(著書「自由とはなにか」ちくま新書)の三氏で、司会は尾崎さん。大家さんはシンポジウム初参加だったが、東大法学部卒と同時に助手に採用された、法律や法哲学のかなり優な秀専門家ということで、なかなか説得力の話ぶりで、最近の法律事情や司法関係官僚の生態や情報など、勉強になった。
■石川議員の虚偽報告書、上司指示で書き換えか 複数検事、関与の可能性
2012.3.16 08:57
強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の元秘書、石川知裕衆院議員(38)を取り調べた田代政弘検事(45)が捜査報告書に虚偽の記載をした問題で、田代検事が報告書を作成した後、上司の指示を受けて書き換えた可能性があることが15日、関係者の話で分かった。田代検事を含む複数の検事が報告書の「改変」に関与していた疑いが浮上した。検察当局は虚偽記載の背景にこうした指示があったとの見方を強めており、当時の上司らからも説明を求める方針だ。
問題の報告書は平成22年5月17日付で、小沢被告を起訴相当とした検察審査会の1回目の議決を受けて作成された。東京地検特捜部に所属していた田代検事が、石川議員を再聴取した内容が記載されている。
報告書には、石川議員が「『選挙民を裏切ることになる』と検事に言われ、(小沢被告の関与を認めた)供述を維持した」と話したことなどが記されているが、石川議員の隠し録音記録には、こうしたやり取りはなかった。田代検事は小沢被告の公判で「思い出して作成したので、記憶が混同した」などと釈明している。
関係者によると、田代検事は石川議員の聴取直後にいったん報告書を作成。当時の上司に内々に報告したところ、記載内容などについて具体的な指示を受けた可能性があるという。田代検事は小沢被告の公判廷で「(報告書は)数日かけて作成した」とも話しており、指示を受け数日間で書き直したとみられる。
報告書は検審に送付され、小沢被告を起訴すべきだとした2度目の議決の根拠の一つになったとされる。市民団体の告発を受け、虚偽有印公文書作成などの罪で捜査している東京地検は田代検事から任意で事情聴取しており、立件の可否を慎重に判断する。法務省は田代検事らの行政上の処分を検討している。
処分の時期については、小沢被告の公判に影響を与えることも考慮し、判決が予定されている4月下旬以降を軸に検討を進めている。
(産経ニュース )
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120316/crm12031608590003-n1.htm
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