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シロアリ洗脳首相、シロアリ代理人岡田の裏切り行為に、小沢派は立腹しないこと
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/e071db7fc1d57cc811b6775c56d73817
2012年03月18日 世相を斬る あいば達也
“シロアリ退治なき日本の改革はあり得ない”と言い続けた野田佳彦がシロアリ集団の頭領・勝財務事務次官の嘘八百話にすっかり洗脳され、増税さえすれば何事も旨いこと好転するとマインド・コントロールされた増税再建論者となり、震災の復旧復興は役人丸投げ、福島原発処理は東電丸投げ、TPP亡国政策は米国の掌に乗っかる異様さ。国民の生活をこれっぽっちも考えない愚昧な首相になっている。何処でどのように勘違いしたのか、増税の道をひた走れば、ヒーローになれると信じて疑わないのだから、手の着けようがない。
このシロアリ洗脳首相はこともあろうか、政敵である野党自民党の同じく財務信者の谷垣と党首討論の直前、密談を行い「ねぇ一緒にやろうよ」と誘いをかける節操のなさを露呈した。検事と弁護士が公判寸前に、一緒に飲み屋歓談したようなものである。話が運よく、すれ違いに終わったから良いものの、手打ちにでもなっていたら、日本が名実ともにショロアリに占領されるところであった。
しかし、まだシロアリ集団は与野党協力の上“国民から富を奪おう”を諦めていない情報が17日流れた。以下は毎日新聞の情報だ。
≪ 岡田氏:大連立打診…消費増税法案へ協力 自民は拒否
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120317k0000e010191000c.html
岡田克也副総理が今月上旬、自民党の谷垣禎一総裁に近い同党幹部と会談し、民主党と自民党の大連立を打診していたことが17日分かった。野田佳彦首相は消費増税法案と赤字国債の発行に必要な特例公債法案を今国会で成立させるには自民党の協力が必要とみており、岡田氏はこうした意向を自民党幹部に伝えた。ただ、同党幹部は「大連立は野田政権の延命になるだけ」と拒否。消費増税法案の成立前に解散するよう求め、協議は平行線に終わった。
消費増税法案を巡っては、首相が2月25日、谷垣氏と東京都内のホテルで極秘に会談し、消費増税法案の成立に協力を求めた。首相は解散前に同法案を成立させたいとの意向を伝えたが、谷垣氏は同法案成立後に首相が解散に踏み切る担保がないことから先に解散するよう求め合意には至らなかった。
ただ、このまま両党の対決姿勢が強まれば、消費増税に道筋がつけられなくなるとの危機感を両党執行部とも共有しており、岡田氏は連立政権への参加を打診することで協力関係の構築を目指したとみられる。
これに対し、自民党幹部は「大連立は自民党に利点がない」として断った。自民党内には消費増税で協力する代わりに解散を約束する「話し合い解散」 には肯定的な声があるが、大連立については「民主党と自民党は(消費税以外の)他の政策では全然違う」(安倍晋三元首相)などと否定的な意見が多い。党執行部の一人は「大連立なんて簡単に乗れない。自民党内が大騒ぎになる」と指摘する。谷垣氏ら同党執行部も法案成立前の解散を求める姿勢を崩しておらず、野田政権との妥協点は見いだせていない。
民主党内にも大連立には慎重意見があり、小沢一郎元代表のグループが「小沢切りの狙いがある」と反発するのは必至。大連立構想が表面化したことで、民主党幹部は「自民党にとっても民主党にとってもなんの得にもならない。消費税の議論をしているさなかで党内にとってもよくない」と指摘、大詰めにき ている党内の消費税論議に影響をあたえると懸念を示した。【松尾良、佐藤丈一】≫(毎日新聞)
元通産官僚である岡田克也は、実兄のスーパー・イオンは民主党が政権を取ってから、政府の手の内を知り尽くしたように矢継ぎ早に経営戦略を立て、ここ数年でイトーヨーカドーを抜き去り、小売最大手の地位を確立した。勿論、霞が関との蜜月も構築、数多のシロアリを引き受け、今やシロアリ・パラダイス・スーパー・イオンと呼ばれるまでに至っている。勿論、岡田はその総代理人であり、岡田のすべてはシロアリに通じている。
しかし、この民主党内の議論の真っ最中に出されたリーク情報、些か怪しい。自民党の谷垣が、野田同様の財政再建論者だとして、党内を纏めることさえ四苦八苦の野田政権と大連立する筈がない。自然放置でも、野田政権は早晩破滅するのが見えているのに、自民党が現時点で連立する意味はない。大連立構想が出るたびに、公明党が自民党に不信感を持つ土壌が醸成されていく危惧の方が重大であり、大連立が成就する力学はない。素人でも判る政治権力構図を、いかに脳味噌をシロアリに浸食されている岡田が、不用意に自民党の幹部とか云う奴に大連立打診と云うのも不自然だ。この辺は、自民党幹部の民主党撹乱が為の情報と云う可能性が高いだろう。
この情報が単なる民主党撹乱リークであったとしても、リーク情報が流れた以上、その影響は出てくる。時事や産経の論調で行けば、小沢グループに対し、“小沢切りに焦り”が常套句だ。“小沢切りに反発”と云う論調も出てくるだろう。いずれにせよ、党執行部は党内で消費増税関連法案の取り纏めを侃侃諤諤している最中に、副総理が“党内野党”切り捨て謀略に興じていたと云う情報はプラスには作用しない。野田総理に、岡田副総理の更迭を要求しても良いくらいのゲーム感覚だったことになる。ただ、そのような要求が通ってしまうと、逆に法案の部分での妥協を余儀なくされる流れも生まれるので賢明ではないだろう。
特に反増税派が留意すべきは、党内議論の交渉の“糊しろ”として準備された、“再増税条項”に強く固執しない事である。この追加条項は、明らかに財務省事務方の罠であり、ガス抜き用の餌である。中間派が此処に焦点を絞って議論の流れをつくるのは、一種の“握り”が成立していると見るべきだ。“再増税条項”など、増税法案が通過しない限り、まったく意味なき条項、むしろ無視を決めつけても良いものだ。あくまで、藤井や財務省が最も嫌がる、“景気条項”の具体的数値目標の明記だ。名目成長率3%をお題目のように主張し続ける事である。
この岡田の民主党叩き売り交渉に、腹を立てている小沢グループの単純議員のコメントなどが報道されているが、この情報も党内議論ガス抜き用の情報と受けとめる事も可能なだけに、あまり深く詮索してはいけない。フンと鼻で笑う程度にしておかないと、この問題までが、党内交渉の“糊しろ”になってしまう。充分留意が必要だ。
しかし、党を売ってでも成立させたい“法案”なんてものが、この世にあるとは思いもしなかった。やはり、無能な民主党政権の実力を見透かして、霞が関の反乱が起きていると見るのが、今の日本の政治情勢のようである。そこまで野田民主党が消費増税を通したければ、即刻、その勢力100人だか150人だか知らないが、潔く民主党を離党し、“歌を忘れたカナリア軍団”が自民党に入党するべきだろう。“自分のためでもなく、民主党のためでもなく、国家国民のための増税”とまで喚くのであれば、野田はそこまでするべき責任がある。“身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ”である。
まぁ、そんな事の出来る玉でもない。ただ“政権遊び”でジャレている野田と岡田、近いうちに天罰が下るだろう。自民党は、稚拙な岡田と云うカモを材料に、どうにも手強い唯一小沢一郎を民主党から引き剥がした上で、民主党と対決しようと云う思惑が働いている。霞が関官僚も同様の考えだろう。多くのマスメディアも同様の考えだ。日本中の既得権勢力が、小沢排除を望んでいる。つまりは、それほど怖がられていると云う事だ。日本が二進も三進も行かない状況を打破するには、どう考えても既存の権力構造の組み替えが起きないと、事が始まらない地点に立っている。日本国民は愚民ではあるが、“勘”は優れている。庶民の臭覚のような勘だ。
昨日紹介した「新政研」のHPや小沢一郎のロイター・ロングインタビューで語る、最善の策は日毎遠のき、次善、三善の策に移行せざるを得ないのだろう。来週の民主党内の議論の収まりも方も注目だが、特に一喜一憂する程の重要度でもない。野田政権の行き先々には、思いもよらぬ地雷まで仕掛けられているので、衆議院で決を採るまで辿りつけるとは思えない。何はさておき、愉しみにウォッチしておくしかない。
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