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「すでに議論は尽くされており、意見を取りまとめるべきだ!!」・・、で、シロアリはどうした?
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2012/03/post-8704.html
2012年3月17日 神州の泉
(この作品はパロディスト、マッド・アマノ氏によるものです)
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/photos/uncategorized/2012/03/17/photo.jpg
3月16日のNHKニュースを読むと、民主党は、消費税率を引き上げるための法案について3日間、事前審査を行ったが、当初予定していた16日中の意見集約はできなかった。来週、再度法案を検討してから、改めて議論を行うようだ。16日は約130人の議員が出席したが、会議の冒頭、前原誠司政策調査会長は「これまで2日間、大変いい議論を行い、政府の原案について、さまざまな問題点を指摘していただいた。きょうは、政治家どうしで問題点について議論しながら、より良い法案にまとめるための努力をしてほしい」と述べた。会議では、消費税率引き上げ賛成派の議員から、「すでに議論は尽くされており、意見を取りまとめるべきだ」という意見が出されたが、増税慎重派の議員から、徹底した議論をするべきだという意見が相次いだ。
この会議に臨席していないから、どんな問題点や議題が出ていたのか分からないが、「すでに議論は尽くされており」という言い方を見れば、相当多岐に渡る話し合いが行われたものと見える。解決すべき緒論や問題点が出尽くしたというが、それが大問題である。そこには少なくとも、当然議題に上らなければならないことが出ていなければならない。それは最も重要なことであるが、2009年8月当時に野田佳彦氏が街頭演説で主張していた「シロアリ退治」の内容が、今回検討されたのかということに尽きる。ところが、どのニュースを見渡しても「官僚出先機関の改革」などという文言はまったく出てこない。それはそのことが、財務省の圧力によって、政府マスコミを通じてタブー視されているからである。まさに財務省TPR(TAXのPR)プロジェクトによるマスコミを巻き込んだ一大洗脳だからである。
(下記はjiji6254 さんが 2012/01/22 にアップロードした動画http://www.youtube.com/watch?v=xhs-oAbukjgより引用)
(引用開始)
私どもは、マニフェストみなさまにお配りをしております。魂を込めて今回はマニフェスト作りました。私たちの、このマニフェストの一丁目の一番地は、税金の無駄遣いは許さないということであります。徹底して天下りをなくす、そして渡りは認めない。
こうした税金の無駄遣いを徹底することによって、お金を生み出していき、16兆8千億円、民主党のマニフェストを実現するには新たな予算が必要になります。私たちは、財源は見つけることができるんです。一般会計は80兆円ほど、特別会計合わせると207兆円この特別会計には無駄がいっぱいあります。私はこの特別会計改革の責任者をやってまいりました。
一般会計は黒い皮の財布です。1万円やカードが入っている。そのほかに21の特別な財布が、お尻のポケットや靴裏にいっぱい入っているんです。でも、21の特別会計、21の離れでは、私たちが調べた限りでは、すき焼き食べ放題、焼肉食べ放題、ビール飲み放題、焼酎飲み放題無駄遣いはいっぱいやってます。
ここから16兆8千億円財源を作ることは十分可能であります。無駄な事業をやめて、本当に必要なところにお金を回していくこれが政権交代です。政策の優先順位を決めて、本当に必要なところにお金を流していく、予算をつけていくこれが民主党の考え方であります。
財源はいっぱいあります。天下り法人に12兆円もお金を使ってる国です。シロアリを退治して働きアリの政治をたまには実現しようではありませんか。
(引用終了)
「シロアリを退治して働きアリの政治を実現する」ということが消費増税の絶対条件となっているが、シロアリの総本山である財務省には、一向にその気配がない。その気配がないどころか、「出先機関改革 実現なくして増税なし」と言って、シロアリ退治に言及した勇気ある報道を行った中日・東京新聞に対し、財務省は執拗な税務査察を繰り返して強い圧力を加えている。このとんでもない状況で、野田内閣がシロアリの「出先機関改革」に全く手を付けていないことは誰が見てもよく分かる。
この異様な言論弾圧の中、「すでに議論は尽くされており」などという、あからさまなペテンを行っているのが、野田内閣を支える民主党議員たちである。国民はすでにこのことをよく見透かしている。この大義も正当性も持たない「消費増税」に突き進めば、この法案を推し進めている議員連中は間違いなく選挙で国民の怒りの審問を受けることになる。
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