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平和ボケの産物の大友涼介です。
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【こちら特報部〜ニュースの追跡】「秘密保全メモ 全職員が破棄」2012/03/16(東京新聞)
<引用開始→
秘密保全法制に関する政府の有識者会議の事務局を担当する内閣情報調査室(内調)が、職員のメモを破棄していた。同会議の議事録が未作成だったことは発覚済み。野田政権が成立を目論む秘密保全法案の策定過程は、秘密のベールに包まれている。(佐藤圭記者)
■示し合わせた?密室主義徹底 録音記録も「なし」議事録作成困難に
議事録作成していなかったことが報道で発覚した今月上旬、社民党の福島瑞穂党首(参院議員)は内調の担当者にこう詰め寄った。
「議事録は作っていないというが、職員が必ずメモを取っているはずだ。出して欲しい」
担当者は「メモがあるかどうか確認する」と約束したが、数日後、別の担当者が持ってきた回答は驚くべきものだった。
「メモは取っていたが破棄し、もう存在しない」。発言者名を伏せた箇条書きの「議事要旨」を作成すれば、メモは随時破棄していた。
福島氏は「メモは公文書のはずだ。情報公開の対象になる」と食い下がったが、担当者は「破棄した」の一点張りだったという。
公文書管理法では、管理の対象となる行政文書について
@行政機関の職員が職務上作成
A職員が組織的に用いる
B行政機関が保有
と規定している。職員のメモは組織的に用いているかどうかがポイントだが、その判断は各省庁に委ねられている。内調は「有識者会議のメモは公文書には当たらない」との立場だ。
政府の政策決定過程の記録の不備は今年一月、東京電力福島第一原発の事故対応をめぐる政府の原子力災害対策本部会議の議事録の未作成が判明したことで白日の下に晒された。政府は職員のメモなどを基に、同本部会議や政府・東電統合対策室などの議事概要を作成、公表した。
議事録を作ろうが作るまいが、職員のメモは当面保管するのが普通の対応のようにも見える。秘密保全法制に関する有識者会議については、まだ法案が閣議決定されていない。にもかかわらず各職員が示し合わせたようにメモを破棄していた。何とも不可解だが、内調の担当者は「(破棄する場合のルールが)あったかなかったかはわからない」と言葉を濁す。
メモだけでなく、録音データも「ない」という。この言葉を信じれば、今から議事録を作るのは難しい。藤村修官房長官は五日の記者会見で「会議の経緯は公開されている議事要旨や配布資料で十分把握が可能だ」と強弁したが、議事要旨だけではとても全体像を把握することはできない。
有識者会議が昨年八月に公表した報告書では、外交・安全保障や治安などの国の存立に関わる分野を「特別秘密」と位置づけるとともに、漏洩があった場合の厳罰化を明記。報道機関の正当な取材活動は処罰の対象外としたが、取材の「正当性」を国が恣意的に判断する余地を残している。政府が今国会への提出を目指して準備中の法案は、この報告書がたたき台となっている。
福島氏はこう憤った。「”情報隠し”の法制化には反対。大事なメモを破棄するようでは、そもそも国会で審議しようがない。法案の閣議決定、国会提出自体が認められない。何から何まで秘密だらけだ」
←引用終了>
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「秘密保全法案 有識者会議メモ破棄〜公文書の可能性も 策定の不透明さ増す」2012/03/16(東京新聞)
<引用開始→
行政機関が保有する重要情報を漏らした公務員らの厳罰化を提言した政府の「秘密保全のための法制の在り方に関する有識者会議」で、事務局の内閣情報調査室(内調)が、出席者の発言内容を書き留めた職員のメモを破棄していたことがわかった。
政府が今国会提出を目指す秘密保全法案をめぐっては、同会議の議事録が未作成だったことが既に明らかになっている。同法案の策定過程の不透明さが改めて浮き彫りになった格好だ。
同会議は昨年一月から六月までに計六回、非公開で開催。発言者を特定せずに意見を箇条書きにしたA4判二枚程度の「議事要旨」を公表している。事務局の職員は、議事要旨を作成するためにメモを取っていた。議事要旨ができると、メモは随時破棄していた。
行政機関に法令の制定過程の文書化を義務付けた公文書管理法では、管理の対象となる行政文書について
@行政機関の職員が職務上作成
A職員が組織的に用いる
B行政機関が保有
と規定している。
←引用終了>
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