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小沢&亀井がタッグ!“コワモテ”コンビで野田つぶし
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120314/plt1203141117002-n1.htm
2012.03.14 夕刊フジ
民主党は14日から、社会保障と税の一体改革・税制両調査会に財務金融など関係4部門会議を加えた合同会議を開き、法案の事前審査に着手。野田佳彦首相(54)が「不退転の決意」で進める消費税増税は、正念場を迎えた。こうしたなか、小沢一郎元代表(69)と、国民新党の亀井静香代表(75)が「増税・野田潰し」で歩調を合わせている。2人の思惑とは−。
「財務省の言いなりになることはない」「庶民が困っている時にお金を召し上げるべきではない」「国民新党としてはサインできない」
首相公邸で13日夜に開かれた党首会談。食事や酒も振る舞われたが、亀井氏の態度は頑なで、野田首相に対し、消費税増税法案の閣議決定に、国民新党の自見庄三郎金融担当相が署名しない可能性を示唆した。会談は物別れに終わった。
亀井氏は強硬な増税反対論者として知られる。これまで「景気対策を優先するように」と繰り返し進言してきたが、野田首相が増税論を曲げないため、周囲に「連立政権離脱もあり得る」と口にしているという。
一方、小沢氏は同日、国会内で行われた同党議員の勉強会で安全保障をテーマに講演した。この中で「結論が出ない場合、多数決をすることは最終的に仕方ない」と述べたとされる。
多数決は、民主主義下で意思決定を図る基本手法だが、100人近い党内最大グループを率いる小沢氏がこのタイミングで発した意味は大きい。野田首相が事前審査を経て、増税法案を国会提出しても、小沢グループと国民新党が採決で反対に回れば、衆院通過すら困難となるのだ。
政界屈指の策士といえる小沢氏と亀井氏。細川政権は与野党に分かれて敵対したが、小泉政権末期から急接近し、2009年の政権交代後は盟友関係に発展。昨年11月末には、亀井氏が小沢氏に対し、東京都の石原慎太郎知事を中心に結成を目指す新党への合流を持ちかける場面もあった。
新党合流の結論は出なかったが、両氏は、野田首相が進める消費税増税に反対することでは一致した。政治評論家の浅川博忠氏は「2人は『増税反対』では合うが、それ以外の思惑や展望はまったく違う」といい、こう解説する。
「小沢氏は『増税反対』で突き進み、野田首相に増税法案に『景気優先条項』などをつけさせ、同時に『9月の代表選までは解散しない』という言質を取りたい。4月の陸山会判決で無罪となり、与党内で影響力を復活させたい。一方、亀井氏は国民新党の存在意義が薄れるなか、もう一度、石原新党で勝負したいが、新党立ち上げの先行きは厳しい。党首会談も焦りが感じられる」
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