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株式日記と経済展望
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公務員給与カットを民間レベルにまで下げさせるべきだ。そうすれば
自発的に辞めていく公務員が増えて、新規採用を増やせばいい。
2012年3月14日 水曜日
◆“維新八策”は橋下首相へのプロローグ!したたか戦略の裏側 3月13日 ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120313/plt1203131811007-n1.htm
★鈴木哲夫の核心リポート
大阪市の橋下徹市長(42)率いる「大阪維新の会」は先週末、次期衆院選を見据えた公約集「維新八策」の原案を公表した。維新政治塾でさらに練り直し、6月をメドに成案をまとめるという。民主党の小沢一郎元代表(69)や、東京都の石原慎太郎知事(79)など、政界のリーダーに対する「踏み絵」ともいえそうだ。国民の注目を集め続ける橋下氏の戦略について、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が迫った。
「維新の全体会議は3回目。船中八策の中身を詰めるには時間がかかる。だが、ここまでは橋下さんの計算通りだ」
こう語るのは維新幹部の1人。八策原案は先月示した「たたき台」が基本で、(1)統治機構の作り直し(2)財政・行政改革(3)公務員制度改革−など8つの柱で構成された。それにしても「計算通り」とはどういうことか。
船中八策が話題となったのは、2月11日の第1回全体会議の直前。あくまで、議論のたたき台となるメモ書き程度のもので、「首相公選制」や「参院廃止」「掛け捨て型年金制度」「資産課税」など過激だった。
ところが、一部がマスコミに漏れて大騒ぎとなり、報道陣が会議に押し寄せた。これこそが橋下流。橋下氏周辺があえて漏らしたようなのだ。
「地域政党である維新が、国民の期待や注目を維持するのは難しい。八策には、憲法改正が必要な大きなテーマも多いが、既成政党やメディアは『賛成』『反対』と大騒ぎする。橋下さんとすれば、維新の存在を誇示できる」(同幹部)
マスコミ非公開で行われた第1回全体会議のやりとりからも、リーク説は有力といえそう。
府議「船中八策が漏れて大騒ぎになっている。自分たちもいろいろ聞かれるが、知らないことばかりで困っている」
橋下氏「現段階ではたたき台でしかない。これから持ち帰って議論してもらえばいい。全然違う結論になってもいい。大体、注目されるのはいいことじゃないですか」
府議「国政を狙うなら、国家観をはっきりさせるべきだが、それがまだ見えないが…」
橋下氏「国家観とかそういうのは、まだまだ、後でいいんですよ」
この府議は「話題づくりに、意図的に漏らした」と感じたという。橋下氏の側近は「船中八策」についてこう話す。
「八策で必ずやるのは国の統治機構を変える公務員改革や教育改革など。その他はどんどん変わっていく。橋下さんは『首相にならないと国の統治機構は変えられない』と考えており、大政党と逆の政策を掲げて、存在感をキープするはず。逆に『一緒に組める』と思えば政策を合わせる。橋下さんは徹底した現実主義者。過激な政策を観測気球としてあげて、敵と味方を選別している」
これを裏付けるように、先週末(10日)の全体会議では、消費税や外交防衛は先送りされ、船中八策は「維新政治塾のレジュメ」にトーンダウンした。今後の国政進出に向けて、状況に合わせて八策を変化させながら、政界のリーダーらへの「踏み絵」として使っていくからだ。
「橋下人気」に警戒感を抱いたり、利用しようとする既成政党の幹部らが盛んに橋下氏に接触を図る動きも見られる。
先月20日には、民主党の前原誠司政調会長が都内で橋下氏とひそかに会談した。大阪市議会では、国歌起立条例案に自民党が一部修正のうえ賛成。大阪都構想については、民主、自民両党が連携の姿勢を見せている。
一方、野田佳彦首相と、自民党の谷垣禎一総裁の極秘会談では、橋下氏ら「第3極の台頭に対抗することが確認されたらしい」(民主党幹部)。
既成政党側の思惑や動向について、橋下氏は「会いたいという人には誰にでも会えばいいじゃないか」と意に介していない。その真意について、前出の側近はいう。
「民主、自民両党がアプローチしてくるのは『第3勢力が怖いから取り込みたい』から。両党が、首相公選制や道州制に賛成できないことは、橋下さんも分かっている。キーマンと会うのは存在感を示すためだ」
では、その橋下氏が組みそうな相手は誰か。
「渡辺喜美代表率いるみんなの党。そして、民主党の小沢元代表ではないか。橋下さんのケンカ手法は、反権力・反体制側から迫っていく。永田町ではこの2人ぐらいしかいない。現実主義者の橋下さんだから、組織力のある公明党とも水面下で選挙協力を約束している」(前出府議)
既成政党による「決められない政治」が永田町で続いている。橋下氏は強力な突破力でそこに風穴を開け、政治手法でも先行しようとしている。
(私のコメント)
昨日の続きの政局話になりますが、民主党政権ができるまでは、しがらみの無い民主党なら既得権を破壊して公務員制度改革も出来ると期待していましたが、見事に裏切られた。公務員給与二割カットも二年間だけの7,8%のカットで公務員の新規採用も大幅にカットしてサービスは低下する。国民が要求しているのは現行の公務員の給与が高すぎるからであり、公務員を減らせと言っているわけではない。
自民党政権も公務員制度改革には及び腰であり、天下りも骨抜きになってしまった。民主党は天下りを廃止して官僚もハローワークに行けと言っていたが、単なるスローガンに過ぎなかった。待遇を良くしないと優秀な人材が集まらないというのは嘘であり、年功序列を崩して若手を抜擢できるようにすれば人材は集まる。優秀な人材を集めても年功序列では優秀な人材を腐らせてしまう。
自民党も民主党も当選回数がものを言う年功社会であり、優秀な新人議員がいたとしても役職は与えられずに腐らせてしまう。既に野田総理の次は誰かということが話題になっていますが、岡田や前原では野田とたいして変わりが無く、特に前原は外国人から政治資金の提供を受け北朝鮮との関係が疑われている。
民主党もダメなら自民党もダメなら第三の政党に期待するしか選択の余地がなくなりましたが、「維新の会」が第三の党としてまとまれば一気に政権交代の目が出てくる。さいわい民主党の野田政権は消費税増税は不退転の決意でやるといっているから、「維新の会」への気体は高まる一方だ。別に今のところ「維新の会」を支持するわけではないが、ZAKZAKの記事でも、「八策で必ずやるのは国の統治機構を変える公務員改革や教育改革など。その他はどんどん変わっていく。」としているから注目しているだけだ。
すでに官僚の質的な低下は明らかであり、東日本大震災でも原子力安全保安院の官僚たちは原発の事をほとんど知らないことがはっきりした。水素爆発の事を警告していた原子力保安院はいなかった。財務省も消費税を増税すればどうなるかも分からないようだ。宮崎の口蹄疫でも農林省の官僚はほとんど動かず被害を広げてしまったが、待遇を良くしても官僚の質は低下する一方だ。むしろ彼らは既得権に対しては強欲さを隠さない。
佐藤優氏の話でも、今の外務省の官僚でロシア語が話せる人は一人しかいないといっているくらいだから、待遇を良くすれば質が高まるというのは嘘だ。むしろ安月給でばかばかしいから辞めるという官僚がどんどん出るくらいのほうが天下りの問題も解決する。自発的に辞めていくのだから天下り先を確保する必要がなくなる。
コメント欄には「維新の会」はTPPに賛成だのとか、消費税増税に賛成だとか書き込んでいますが、話題づくりのためであり、名古屋市長の「南京問題の話」も話題づくりのためだ。それくらいの事が分からなければ政治の素人であり踊らされるだけだ。私も民主党のマニフェストに踊らされましたが、それだけ民主党の裏切りに対する恨みは大きい。
問題なのは財務省か官僚であり、勝栄二郎のように好き勝手にやっていると財務省は再び解体されて、国税を分離して歳入庁に分割されるだろう。だから今のうちに勝栄二郎を罷免して消費税増税を引っ込めたほうがいいだろう。そして公務員給与カットを民間レベルにまで下げさせるべきだ。そうすれば自発的に辞めていく公務員が増えて、新規採用を増やせばいい。
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