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世界は原発ノ―、世界的大事故の日本は原発再稼働
2012.03.12 :(まるこ姫の独り言)
どうなっているのか、日本という国はつくづく何も学習しない国と言う事にならないか?
東日本震災、原発事故から1年が経過して、全国で黙とうがささげられ、政府主催の追悼式が開かれた。
国会議事堂前では、脱原発を訴える市民らが歩道を埋め、“人間の鎖”を作っていた。
世界を見ても、いち早く脱原発に舵を切ったドイツでは、六つの原子力関連施設周辺でのデモに、2万人が集まったと言う。
そして、今すぐにでも廃炉をと、訴えっていたそうだ。
放射性廃棄物貯場施設付近にで、75キロにわたって、ろうそくの列に点灯した。
原発大国のフランスでは、脱原発を訴る市民グループが、11日に原発や核関連施設が密集する、230キロを断続的に手をつないで結ぶ、“人間の鎖”を実施するそうだ。
日本で式典が行われた日、フクシマから遠く離れた国々でも、フクシマの惨状から学ぶ多くの人達が、脱原発を訴えていた。
むしろ、日本人より原発の怖さを実感しているようだ。
世界の流れは、“原発ノ―”の声が日増しに高くなっている。
所が、あれだけの大事故を起こした日本はどうなんだろう。
野田首相は、東日本大震災から1年を受けて、首相官邸で記者会見をしたが、定期検査中の原発再稼働についての発言で、こんなことを言っている。
“政府を上げて説明をし理解を得る、私も先頭に立たなければならない”
フクシマの惨状を見て、世界では、“人間的に暮らすことが出来ない物質は要らない”との、流れになっているのに、肝心なこの国では首相自ら、再稼働に意欲を燃やし、自らが先頭に立って理解を得られるように住民を説得するのだそうだ。
原発事故の教訓を受け、これからの時代、原発に頼らないエネルギーを一刻も早く確立しようとの気概も覚悟も、全く感じられない。
挙句の果てに、大幅値上げか、原発再稼働か、などと究極の選択を迫る。
そしてマスゴミは、
>夏の電力、原発次第…再稼働なければ不足も
読売新聞 3月12日(月)9時53分配信
>国内54基の原子力発電所のうち、定期検査後に再稼働できないなどで、現在稼働しているのは2基だけだ。
>政府は今月後半から原発再稼働に向けた調整を本格化させるが、再稼働できなければ夏の電力需要をまかなえない事態にも陥りかねない。
今稼働しているのがたったの2基で、それでも賄えているのだから、それほど煽る必要もないと思うが、マスゴミも電力会社からの広告料が無くなるのが惜しいのか、再稼働に向けて煽る煽る。。。
外から見ている、各国の方がよほど冷静な分析をしているが、渦中の日本だけは、この恐ろしい原発を未だに維持しようとしている。
本当に変な話だ。
《関連情報》
【3・11夕編】 キャンドルの灯が国会を包囲した(田中龍作ジャーナル)
11日夕、議事堂正門前。写真:田中龍作氏
参院会館の壁に原発事故や脱原発運動を集めたこの一年の映像。写真:田中龍作氏
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/03/post-af3e.html
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