http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/513.html
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>小選挙区の場合には300万円の供託金が必要だ。
選挙に立候補しようとするのだから、
せめて300万円ぐらい簡単に集められなくてどうする。
300人に1万円出してもらえば、集まる計算だ。
その程度も集められない人間が当選するはずが無いのだから
そんな奴は、初めから、あきらめるべきだ。
選挙には、それ以外の金もかかると言われる。
でも、それは、工夫によって、いくらでも下げられる話だ。
選挙運動なんか一切しなくても当選する人は当選すると思っている。
ぶっちゃけ、選挙運動なんか意味あります?
俺は、政党の政策で投票する人を決めてるから、
選挙運動ごときで、投票行動を左右したことなどないのだが。
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カネ、ヒト… 橋下徹氏の「大阪維新の会」の死角(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120311-00000524-san-pol
【大阪から世界を読む】
中央政界では、寄ると触ると、大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会」の話題で持ちきりである。次期衆院選後の政局をにらみ、二大政党の一翼を担う民主、自民両党からすれば、連立政権を組むパートナーとしてであり、みんなの党などにしたら、第三極として連携し政局の主導権を握ろうという思惑が、底流にはある。(松本浩史)
■広げた大風呂敷
「(船中八策を)突きつけて、やれるところとは組む。やれないのなら組まない」
橋下氏は2月上旬、大阪市内で行われたとある関係者との会談で、こののちに公表する次期衆院選の公約に当たる「船中八策」の輪郭を熱く語った中で、他の政治勢力との連携のあり方に言及し、こんな考えを口にしたという。
つまるところ、維新の会からいささかの妥協もしない意思表示である。その心意気は他としたい。だが、民主国家であるからには、一定の発言力を確保できる議席を獲得しなければ、「船中八策」は何一つ実現できない。次期衆院選に向けた準備作業はこれからが本番だが、その先行きを考えると、いささか気がかりな事情が見えてくる。
何よりも、300の小選挙区すべてで候補を擁立し、200人の当選を目指すという獲得議席目標の設定である。自民党関係者が言うには、「大風呂敷を広げすぎだ。維新の会単独で200人の当選者を出すことはあり得ず、候補を擁立すること自体、かなり難しいのではないか」ということになる。
■300人なら18億円は必要
なるほど、例えば、政治資金の問題がある。衆院選に立候補するには公職選挙法の規定で、小選挙区の場合には300万円の供託金が必要だ。比例代表と重複立候補するとなれば、さらに300万円上積みされる。仮に300人の候補が重複すれば、計18億円の供託金を用意しなければならない。候補に一定の負担をお願いするにしても、維新の会にそれほどの資金力があるとは到底、思えない。
擁立候補が目標に届かないとなれば、どんな事態を招くか。国民の期待値が大きいだけに、そうでないときの打撃は計り知れず、「維新ムード」はあれよという間に吹き飛んでしまいかねない。そんな危うさをはらんでいるわけだ。
してみると、「300」にせよ「200」にせよ、みんなの党や東京都の石原慎太郎知事が模索する新党、名古屋市の河村たかし市長率いる「減税日本」など、第三極を志向する政治勢力との総体と見た方が現実的である。
■強気と現実
実際、橋下氏は別の中央政界関係者には、強気一辺倒の姿勢とは裏腹に、近畿一円だけでなく、四国、九州などの西日本を念頭に、「50」という数字を漏らしている。あとは、どう期待値をしぼませないよう路線転換するか。うまく立ち回る術が求められている。
そもそも候補がそれだけいるのか、という懸念もある。候補擁立を見据えて近く開講予定の「維新政治塾」には3千人を超える応募者があり、1次選考で山形県を除く46都道府県から約2千人に絞った。ことのほか、大阪府下は741人と最多だったという。盛況ぶりがありありと分かるが、果たしてこのうちどれほどがものになるのか未知数である。
■辞退の連鎖?
かつて自民党のベテラン秘書からこんなこぼれ話をうかがったことがある。ある選挙区で支部長の公募をしたところ、政策通でなかなかの人物が支部長に選ばれた。けれども、街頭演説やあいさつ回り、活動資金の捻出など、選挙の何たるかを知らず、描いていた政治活動とこれほどまでに違うのかと、ほどなく辞退を申し入れてきたそうだ。
維新政治塾にも似たケースが起らないともかぎらない。選挙の実態をよくわきまえず、ムードだけで集まった面々がある日突然、嫌気が差し、「辞退の連鎖」という笑えない結末にならないか、と気にかかるのである。
さはさりながら、次期衆院選では維新の会が「台風の目」になるのは疑いようがない。それは民主、自民両党をはじめとする既成政党の体たらくに手応えを感じなくなった国民の大多数が、橋下氏の人柄や手腕は言うに及ばず、国の制度を根幹から改革する「船中八策」に対する期待の裏返しである。果たしていかなる帰趨(きすう)をたどるのか、見物である。
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