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小沢裁判の論告求刑について(2)・・・指定弁護士は勝手に「小沢主犯」にするな! (政経徒然草) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/462.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 3 月 10 日 15:40:18: igsppGRN/E9PQ
 

小沢裁判の論告求刑について(2)・・・指定弁護士は勝手に「小沢主犯」にするな!
http://haru55.blogspot.com/2012/03/blog-post_5848.html
2012年3月10日 政経徒然草


今回の指定弁護士による論告求刑の内容を見て感じたことの一つが、検察側の指定弁護士は虚偽記載の主犯を小沢一郎にして論点を組み直したのではないかという疑問である。
秘書3人の裁判では、虚偽記載の主犯が石川秘書(当時)、政治資金収支報告書の提出責任者である大久保氏と事務責任者の池田氏が共犯、それに小沢さんが共謀という筋立てだった。
ところが今回の論告求刑の内容では、秘書の供述調書の大半が証拠採用されなかったこともあり、勝手に小沢主犯で、石川秘書が実行犯、大久保氏と池田氏が共犯という筋立てに変更されているように思われてならない。

ここで秘書3人の裁判における検察側の論告求刑の内容と比較してみよう。
石川知裕被告(38)   禁錮2年
大久保隆規被告(50) 禁錮3年6カ月
池田光智被告(33)   禁錮1年
である。
今回の裁判で実行犯と看做されている石川被告の自身の裁判での論告求刑は「禁錮2年」 である。
今回、小沢さんに対して出された指定弁護士側の論告求刑は「禁錮3年」である。
明らかに石川被告より重い求刑が論告されている。
つまり、小沢さんが「虚偽記載を主謀した」と言っているに等しい。
つまり、指定弁護士に都合のいいように、全体の構図が作り変えられているということだ。
「共謀」を問うべき裁判が、勝手に「虚偽記載の主犯」を問う裁判にすり替えられている。
証拠が無いことをいいことに、100ページにも及ぶ、読むに耐えない内容の脚本を勝手に書き起こし、新たな犯罪ドラマを推測だけで創り出してしまった。


このことは「指定弁護士側は、共謀罪を証明できなかった。」と言い換えることができる。(共謀罪では論告求刑を出せなかった。)


唯一の供述調書とも言える池田被告の調書も「報告し、了承を受けた。」というだけのものであって、共謀したことを証明できるものではない。(当たり前の話だが、石川氏や池田氏に虚偽の報告書を作成したという認識があったことを証明できなければ共謀を問うことはできない。)
その他には、共謀を証明する証拠となるものは何一つ無い。
これでは、共謀罪で論告求刑を出すことはできない。


共謀罪で論告求刑を出すことが出来なくなった指定弁護士側は論告求刑を出すために、どうしても新たな筋立てを創り出す必要に迫られ、急遽「小沢さんが主犯のストーリー」に変更することで、どうにか論告文を作成することが出来た。(一般常識的に言えば「禁じ手」を使ったことになる。)


以上が、私の見立てである。
共謀ではなく、主謀したとすることで、論告を求刑し指定弁護士としての面目を保とうとした。
つまり、 指定弁護士にとっては「有罪・無罪の判決などはどうでもいいことで、何とか面目だけは保ちたい。」
というのが本音ではなかろうか。

いやはや、指定弁護士の面目のために 「禁錮3年」もの刑を論告された小沢さんには「気の毒」と言うしかない。

まともな裁判になっていないと思う今日この頃である。


 

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コメント
 
01. 2012年3月10日 15:49:21 : FrpXTmA0eo
Citizen Live】3/8に西岡氏が指摘された小沢氏裁判3/9論告求刑のポイントhttp://www.ustream.tv/recorded/20958622を御覧戴いた上で3/9の捏造検察指定弁護士が推測憶測求刑について西岡氏が論破http://www.ustream.tv/recorded/20979733を是非御視聴下さい【拡散して下さい】

少し長いけど、家事をしながら聞いてみてください。なんだ、こんなことだったのかと。

どこにも犯罪性がないのがわかります。どう転がっても犯罪性がないので有罪にするのは限りなく難しいと思われますが。
 それでもそのように持って行こうとするのは、ある司法勢力の 思惑です。あたかも虚偽記載という言葉をつかって、犯罪性を装おう、詐欺そのものです。


02. 2012年3月10日 15:50:59 : FrpXTmA0eo
 小沢氏の弁護士、弘中弁護士が、鮮やかに弁護することと思いますが、その土壌を広げるため、今からみなさん、どうぞ多くの人に拡散してください。

03. 2012年3月10日 17:43:02 : uyASMyMF7A
検事なら有罪にすることが仕事(本当は違うけど)だから、無理矢理の筋立ても致し方ない部分もあるけど…この人たちって本業は弁護士でしょ?

極端な話、有罪の証拠が無いから無罪っていうことを主張しなきゃいけない人たちなのに、今回は無罪の証拠が無いから有罪って…これからどんな顔して本業に戻るつもりなんだろ?

それとも、この裁判が終わったらどっかの施設の名誉職でも保証されてるの?


04. 2012年3月10日 18:14:05 : ZJrdqRMEkc
弁護士はもともと三百代言。
金のためにはいかようにも屁理屈を考え出すさ。
検察審査会も実態の無い検察の傀儡機関。
これで裁判所まで同じ穴の狢だった日にゃあ、世の中真っ暗闇だあね。

05. 2012年3月10日 18:58:52 : uv3t8mF4Cs
弁護士会はなぜだまっているのか。このめちゃくちゃな理屈を。みなグルか。

06. 2012年3月10日 19:45:46 : FGifBxTkyM
石川、大久保、池田、各被告と小沢氏との大きな違い。
それは、検察が起訴した案件と検察審査会による強制起訴の違いだろう。
そして顕在化している大きな問題は、この検察審査会と言うものの実態が開示されないと言う事だ。
黒塗り、墨塗り、年齢詐称、議事録なし。(この点は最近の原発対策会議の議事録無しに通じる)
つまりだ、上記三被告までは司法行政も体裁を取り繕っていられたが、震災以降最早どうにもならないところに来てしまったと言う事だ。
それは、この件に絡んでしまった下級役人が「ひょっとしたら自分の信じた政府・既得権者は自分達家族を守ってくれないかもしれない」事に気づいたんだろう。
首都直下地震の前に、ストレスが溜まった下級役人の反乱がはじまる。

07. 2012年3月10日 20:19:24 : nVYxbQvl8M
阿修羅もシステムエラーと称して拍手の投票を阻んでいるのはなぜなんだ

08. 2012年3月10日 20:19:30 : dnLjxjtLck
明治以来、司法と奸凌(行政)は
鈴木宗男、ホリエモンまで
既得権益に不都合な存在を抹殺できた
小沢冤罪事件で日本という国は
図らずも奸凌独裁国家であり
人権意識のない非民主国家であること正体を
国民及び世界にさらけ出してしまった
とくに
検察が違法捜査をし、犯罪を造し
最高裁が検察審査会を悪用して加担した
人権無視の状況に
日弁連宇都宮はなにもしない
これは、彼が偽善弁護士であり
彼らの聖域、法曹界が実は
救い難い談合社会であることを
実証してしまった
この既得権益のシロアリどもを許してはいけない
彼らは、ミャンマーや中国の厄人どもと
同じである真実を我々に証明してくれたのだ
本当の国民主役の国にするために
我々はあきらめてはいけない


09. カエルのしょんべん 2012年3月10日 20:31:21 : k/vP/6TkCDSSQ : thPtOCJ4CA
登石推認判決は、「西松建設からは違法献金」、「水谷建設から1億円の裏金」、「天の声による談合」を推認したから、大久保秘書3年6月、石川議員2年、池田秘書1年の禁固刑(執行猶予付き)が科せられたのである。
そう言えば、水谷建設からの1億円、裏金認定したら普通没収(追徴)されるんじゃないの?(誰か教えて!)

期ずれだけの政治資金規正法違反容疑で、なんで3年の禁固刑なの?
修正報告してきた政治家連中、どうして断罪されないの?

刑罰は、犯罪の大きさ、被害の大きさ等によりバランスよく求刑され、判決されるべきであって、仮に小沢元代表の「了解」があったとして、主犯でもないのに何で3年なの?

指定弁護士って、なぜそこまで欺瞞的に振舞えるの??????????????


10. 2012年3月10日 22:07:14 : JwDwgGy09c
弁護人平成22年5月17日の取り調べで、あなたは捜査報告書を書いていますね」
田代検事「書きました」
弁護人何日に書きましたか」
田代検事「5月17日に書き始めまして、何日かかけて完成させたと思います」
弁護人「何ページの報告書ですか」
田代検事「5、6ページだったでしょうか」
弁護人「あなたが書いたものでしょう」
田代検事「5、6ページか、もう少し多い10ページだったか。いずれにしましてもそれくらいだったと思います」
弁護人「それを何日もかけたのですか」
田代検事「別の仕事もしながら、合間、合間に作成しましたので…」
弁護人「中身は覚えていますか」
田代検事「だいたいは把握しています」
《ここで男性弁護士は、○○検事に、捜査報告書を示す》
弁護人「1ページ目にあなたの署名と押印があるが、間違いありませんか」
田代検事「はい」
弁護人「東京地検特捜部長あてになっているが」
田代検事「そうです」
《続いて、男性弁護士は捜査報告書の中身を示す。石川議員は11万人の有権者の投票を受けて当選したが、大半は「小沢一郎の秘書」というのではなく、個人を信頼して投票したはずだと、田代検事に言われたことを契機に、調書のサインに応じた−とする内容が具体的なやり取りとともに記載されている。だが、実際の録音にはこうしたやり取りは残っていない》
弁護人「やり取りがないのに、どうして(捜査報告書には)記されているのですか」
田代検事「やり取りがあったと認識して書いた」
弁護人「実際のやり取りと異なるのが、記載されたことですか」
田代検事人「この日の取り調べを一言一句記載したのではなく、思いだし、思いだし記載した。拘留中に話したことや、保釈後に話したことの記憶が混同していたと思う」
田代検事弁護人「もう一度聞きますが、5月17日から数日で書いたのですね」
田代検事「はい」
弁護人「5月17日には、どこまで書いたのですか」
田代検事「それは記憶にはありません」
弁護人「虚偽の捜査報告書を書いたのではありませんか」
田代検事「そうではありません」
《弁護人は繰り返し差異を質問し、捜査報告書の信用性がないことを強調したい構えだ》
《続いて、弁護人は田代検事が石川議員に「(虚偽記載を認める供述を覆し)逆の供述をすれば、火に油を注ぐことになる」などと話したことを追及していく》
弁護人「(任意聴取の際には)こう伝えたことがありましたね」
田代検事「はい」
弁護人「繰り返し述べましたね」
田代検事「それは、石川さんが従前通りの主張だといいながら、実際に調書のサインの段階になると、『4億円を隠すつもりはなかった』などと覆す。その中で何度かやり取りがあった」
《ここで、弁護人は再び捜査報告書に話題を戻す》
弁護人「何のために捜査報告書を作っていたのですか」
田代検事「調べが終われば、作るように、と指示されていました」
弁護人「指示はだれからか」
田代検事「主任検事です」
弁護人「あなたは、何日かかけて作るうちに、記憶が混同して、やり取りのない内容を記したということでしたね」
田代検事「かいつまんで言えばそうです」
弁護人「これが検察審査会の小沢さんの起訴議決にも影響を与えた可能性があったと分かっていましたか」
田代検事「協議の内容については、分かりません」
弁護人「可能性の話ですよ」
田代検事「可能性の話ならば…」
《男性弁護士は、検察審査会の議決の理由に、捜査報告書の内容を挙げている点を紹介し、追及していく》
弁護人「理由に捜査報告書の内容が挙がっていることは認識していましたか」
田代検事「議決自体は見ていないが、報道レベルでは知っていました」
 《続いて、男性弁護士は隠し録音のやり取りを追及していく》
 《○○検事が任意聴取の際に「石川さんの供述がさ、やっぱり功を奏したんでしょ…」などと言った隠し録音の部分を紹介した》
弁護人「功を奏するというのは?」
田代検事「小沢さんが起訴されないことを指したと思います」
弁護人「なぜ、そんなことを言ったのか」
田代検事「石川さんに同調するように言っただけで、事実だという趣旨で言ったのではありません」
《田代検事は、石川議員を取り調べる際、「フェアプレーで本当のことを言ってほしい」と約束していたとされる》
弁護人「フェアプレーであると言いながら、あなた自身は事実を認識できないことを話すのですか」
田代検事「客観的な事実は分からない。(小沢被告の)起訴を望んでいなかった石川さんに同調した形で話しただけです」
《さらに、弁護人は隠し録音の『功を奏した』と話す別の部分も取り上げ、田代検事に尋ねていく。小沢被告は、じっと前を向き姿勢を崩さない》

11. 2012年3月10日 22:18:01 : 0EopofEgjc
>>09

事実認定と有罪判決は違うんだよ。
収賄(違法献金、裏金)に関しては、行為そのものは公訴時効を過ぎている。
だが収支報告書の記載は、提出が翌年3月ごろだから、大久保の場合西松(いわゆるダミー会社)の献金を収支報告書に虚偽記載した件でも有罪になっている。
だが贈収賄行為自体ではもう裁けないから、没収、罰金、刑罰等は課せられない。

で事実認定の件だけど、本来は時効が成立していれば裁判で裁く事ができないので「事実認定する」事自体がおかしい(出来るとすれば裁判になっている本件=陸山会事件や大久保の西松虚偽記載事件との関連が明らかで、それを事実認定する事で動機の解明や他の重大要素を証明できる場合だ)。
しかし実際は、陸山会事件では裏金や収賄、不正献金などが関わっていると証明されていないので、登石がどういう意図で時効を過ぎた昔の事を事実認定したか、大いに疑問だ。

「無生物」さんの過去スレによるとこの登石の判決は、小沢有罪の為の布石だったらしい。

「小沢氏の有罪は絶対にない! 恐れず先を見据えましょう」
http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/440.html
投稿者 無生物 日時 2012 年 2 月 18 日

>9月26日 政治資金規正法違反罪「虚偽の記入をした者」として小沢氏の元秘書3人の有罪判決(=登石推認判決)が出たが、これは秘書に対する小沢氏の責任を「共謀共同正犯」容疑として検審裁判を維持するために無理矢理なされたものだと思われる。

小沢が如何に罪深い政治家かって事を世論に刷り込んでるんだろうね。


12. 2012年3月11日 00:56:31 : A3eWtztW8A
拍手完了画面

 システムエラーが発生しました( E 100 )


13. カエルのしょんべん 2012年3月12日 11:33:40 : k/vP/6TkCDSSQ : rjKVFihhEY
>>11さんへ

「西松建設からは違法献金」、「水谷建設から1億円の裏金」、「天の声による談合」は、時効かどうかは別として(推認にもとづく)事実事項はされた訳でしょ?
だから、(不当にも)動機として悪質だとして禁固刑にされた。

修正すれば済むものを、一気に逮捕した。
西松建設関連でも、政治資金規正法の期ずれでも、その他の政治家は見逃されている。
法の適用において、公平でないよな。

没収(追徴)がなかったのは、(推認で)事実認定はされてが、直接断罪されてはいないという意味では分かりました。


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