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小沢一郎派の複数の若手議員と個別の話す機会があった。
彼らから私が受けた印象は民主党内部のひどさである。
反小沢の執行部はバラバラであるが小沢切りで一致し、権力を
握った強みでやりたい放題、言いたい放題だ。
そんな中で多くの若手議員は大勢に従うほかなすすべはない。
小沢派の議員立ちだけが、その酷さに憤り、なんとか小沢一郎の
復権を願うが、確たる戦略もなく苛立ちが募るばかりである。
私は彼らに伝えた。
私が小沢一郎の参謀であればこう進言すると。
消費税増税反対を、政局の中だけで唱えるのではなく、一般国民
の中に飛び込んで国民運動の形に発展させるべきではないかと。
もちろん私がそう唱える理由はある。
消費税増税は間違いなく弱者の国民をさらなる困窮に陥れる。
今日(3月10日)の日経新聞は一面トップで報じているが、
野田民主党政権は消費税率を10%引き上げた後に再び増税する
追加増税案を2016年までに国会に提出する方針を固めたという。
このことからも明らかなように財源を確保するための増税は
歯止めが利かないのだ。
増税をいくら繰り返しても今の野田政権では正しい社会保障改革
はできないのだ。
その結果国民の暮らしは税負担ばかりが増えて生活困窮は進む
ことになる。
小沢一郎はそのような国民の先頭に立って一般国民のために消費
税反対を訴えるのだ。
私がそう唱える根拠はもう一つある。3月9日の産経新聞で中曽根
元首相が「転換への挑戦」という中で書いていた。
野田首相は消費税増税法案の成立に政治生命を懸けていると訴えて
きた。しかし消費税という大衆課税を争点とすることは、候補者に
とっては非常に重いものがある、と。
この中曽根元首相の言葉の持つ意味は重い。
消費税増税を訴える政治家は大衆からは決して支持されないという
事を長年の政治家としての体験から知っているのだ。
そしてその消費税増税反対の大衆運動と小沢裁判の不当さを、
一部の者たちだけの議論にとどめず、大衆とともに語るのだ。
今の小沢一郎に本当に必要なのは、権力にいじめられてもなす術の
ない多くの人々の側に立って自らを犠牲にする覚悟で決起する、そうして
大衆の心をわしづかみにする行動ではないのか。
そう小沢派議員を前にして語った私の頭にあったのは池波正太郎の
「おれの足音」が描く大石内蔵助の姿である・・・・
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