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検察官役指定弁護士の正体現れたり。小沢氏の判決は楽観できない?
http://31634308.at.webry.info/201203/article_9.html
2012/03/09 22:51 かっちの言い分
小沢氏の公判で、裁判の儀式である検察官役の指定弁護士から刑の論告求刑があった。何がしかの厳しい刑が出るのではないかと思っていたが、5年以下の禁固、もしくは100万円以下の罰金という量刑の中、せめて罰金刑ぐらいが出るのではないかと思っていた。しかし、禁固刑の最高に近い禁固3年の求刑を聞いたときは、小沢氏ではないが、何とも言えぬ無力感と、怒りが湧きあがった。小沢氏自身はもっと悔しい思いだろう。
今回、小沢氏弁護側は、田代検事が偽証の報告書を検察審査会に提出したことが、そもそも強制起訴になった原因だから、この裁判自体を無しにすべきと主張していた。それに対して、検事役は、「通常の事件でも検事は証拠評価を誤る。そんな時も起訴は無効にはならない。況や一般市民である審査委員はもっと誤ることがあり得る。また検察審査会法には議決を無効とする規定はない」とした上で、「検審の審査員が証拠の信用性判断を誤ったとしても、議決が無効となることはない」と結論付けている。
9日午前、東京都千代田区の東京地裁(宮川浩和撮影)(写真:産経新聞)
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/018/534/51/N000/000/000/133130068769413127820.jpg
何という論理だ。例え間違った議決がなされても、一旦始まった裁判は見切り発車で、とにかく間違ったという前提ではなく判決するものだと述べている。検審の素人委員が例え判断を間違ったとしても、議決が無効にはならないという。これが、人権を守る弁護士の言葉かと疑う。やはり、性根はやめ検そのものである。ここには、正義も、公平もない。
また、指定弁護士は、裁判所がほとんどの証拠を採用しなかったので、状況を積み上げて小沢氏がやったという印象を醸すことに費やしている。例えば、秘書から報告を受けていないと言っているが、あまりに不自然な供述であると述べている。担当者を信じていたということのみで具体的な指導はしていないということは、居直りの供述をしていると断じている。小沢氏が、全て否定したことを、逆に責任回避で法を無視しているといい、それは法軽視の反映であると述べ、暗にそういう男だから、こういうことはやるはずだと言っている。
『被告は刑事責任を回避するため、不合理な否認を繰り返し、反省の情は全くない。規範意識の鈍磨とあいまって、再犯の恐れは大きいといわざるを得ない。確かに、被告は長年にわたって選挙民に支持され、長く衆議院議員の地位にあり、政治家として重要な地位を占め、大きな影響力を有している(産経新聞から)』と締めくくっている。
反省の情は全くないと決めつけている。まだ大きな影響力をもっているものが、反省も無いので、このまま放っておくとまた再犯する可能性があるから、牢屋で3年間じっと罪を悔い改めろと言う。禁錮とは、懲役と違って監獄の中でじっとしていなければならない。例え3年間の刑期を終えても、公民権停止で5年間は議員にはなれない。事実上政治生命は無くなる。
今回の指定弁護士の小沢氏に対する論告を聞いていると、全て「はずである」、「おかしい」などの推論を重ねたものであった。本来、こんな証拠に基づかない主張は通らないが、裁判所は前科者である。大善裁判長もトンデモ登石裁判官と同じ穴のムジナかも知れない。むしろ、今の心境はそう考えていた方がショックが少ないと考えている。考えたくはないが、小沢氏判決は楽観視が出来ない。
空恐ろしい日本になってきた。経済、技術、政治、司法も地に落ちてきた。これを変えるには、選挙しかない。
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