http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/367.html
Tweet |
再審決定 重大事件で相次ぐ
3月7日 13時49分
大阪市で、自宅に放火し長女を殺害したとして無期懲役が確定した2人が、再審=裁判のやり直しを求めていたことについて大阪地方裁判所は再審を認める決定をしました。
確定した裁判をやり直す「再審」はその実現の難しさから「開かずの扉」とも言われてきましたが、このところ、殺人などの重大事件で認める決定が相次いでいます。
再審は、過去の裁判では審理されたことがない新しい証拠があり、その証拠が無罪の可能性を示すことが明かな場合に限って認められ、「開かずの扉」と言われてきました。
昭和50年に最高裁判所が出したいわゆる「白鳥決定」で、「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の原則を再審にも適用するという判断が示され、重大な事件で相次いで再審が認められましたが、昭和61年の島田事件のあとは退けられるケースが続き、「再審の冬の時代」とも言われてきました。
しかし、3年前の6月に足利事件で菅家利和さんの再審が認められたほか、同じ年の12月には、昭和42年に茨城県利根町で男性が殺害された「布川事件」でも無期懲役が確定した2人の再審が認められました。
さらに、去年11月には昭和61年に福井市で女子中学生が殺害された事件でも裁判のやり直しを認める決定が出ました。
いずれもDNA鑑定など最新の科学的な鑑定や検察が開示していなかった証拠が有罪判決を揺るがす新たな証拠とされ、再審開始の決め手となりました。
今回のように無期懲役が確定した事件では、足利事件や布川事件など、これまでに5件で裁判のやり直しが認められ、いずれもやり直しの裁判で無罪が確定しています。
==============================================
<参照>
<東住吉冤罪事件>大阪地裁で再審開始の決定/高く評価のできる判断だ!
http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/171.html
http://ameblo.jp/heart-clone/entry-11185832363.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK127掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。