http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/344.html
Tweet |
空気を読んでいるようで空気に流されている 原口一博
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2012/03/post.html
2012/03/07 依存症の独り言
国会議員には政治家として「?」がつく者がけっこういる。
これは党派を問わない。
が、人間として「?」がつく国会議員は民主党に圧倒的に多い。
Loopy、D.Ozw、イラカンの御三家は別格としても、マルチ商法にズブズブの山岡賢次や被害妄想の陰謀論者・森ゆうこ、ガソリン値下げ隊の川内博史等々、枚挙にいとまがない。
で、この連中に共通するのは「テレビ出たがり」。
ところで、これまで多くの民主党政治家を批判してきたが、一人忘れていた人物がいる。
かつては「将来の総理候補」と持て囃された原口一博である。
この男、今ではもう党内で誰からも相手にされていないそうだ。
2011年8月の民主党代表選では、小沢グループから出馬する可能性も取りざたされたのに。
なぜか?
今日はそのあたりを書いてみたい。
インチキ政治家がどういうものか実によく解るからだ。
------------------------------------------------------------------
1999年8月、原口は、衆院本会議における「国旗及び国歌に関する法律」の採決で反対票を投じた。
ところが、国会議員の靖国神社参拝に前向きで、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーである。
日の丸・君が代に反対で靖国神社参拝に前向き?
これだけで、この男を疑う。
しかも、2010年1月14日の日本外国特派員協会での講演会では、「(地方の外国人参政権付与について)自分の意思に反して(日本に)連れてこられた人が地方で投票の権利を持つのは日本の国家として大事なことだ」と述べている。
つまり在日韓国・朝鮮人は“強制連行された人たち”だから地方参政権付与に賛同する、と言っているのだ。
この程度の歴史認識しか有していない政治家が靖国神社参拝に前向き?
もう英霊に対する冒涜である。
で、拉致議連の副会長というのだから拉致被害者は救われない。
拉致実行犯の一部は在日朝鮮人だろうが!
この原口、2010年9月7日に起きた尖閣諸島中国漁船衝突事件では政府の対応を厳しく批判。
超党派の議員連盟「国家主権と国益を守るために行動する議員連盟」の結成に参加した。
で、ここでも共同座長に就任。
そして、ヘリコプターで尖閣諸島を上空から視察した。
いったい何なのだ、この原口という政治家は?
原口はテレビ出演が大好きである。
2010年8月、菅内閣で総務相を務めていた時、首相官邸で開かれた閣議後の閣僚懇談会を途中退席し、大阪へ出張した。
閣僚懇後には、菅直人首相(当時)と全閣僚をメンバーとする新型インフルエンザ対策本部会合などが開催されたが、原口はいずれも欠席した。
で、欠席の口実になった大阪出張は、民放テレビ番組の収録のためだった。
閣僚が公務より民放テレビ番組の収録を優先?
これだけで政治家失格である。
------------------------------------------------------------------
原口は、「月刊日本」2011年3月号で「菅政権は打倒せねばならない」とインタビューに答え、民主党の分党にまで言及した。
が、その直後に菅と会食し、「国民に約束したマニフェストをしっかり守るという原点を大事にしながら、一緒にやりましょう」と呼びかけている。
Loopyもビックリの豹変ぶりである。
この原口のオツムがLoopy並みなのは同年6月の菅降ろしの際により鮮明になった。
この男は、いったん内閣不信任案賛成を明言しておきながら、本会議直前に豹変して日本中をあ然とさせたのだ。
原口は、採決前日まで「野党が出したといえども賛成する」と息巻いていたのに、いざ不信任案が提出されると反対票を投じ、「野党の不信任案に乗るなんて邪道」と発言を180°変えた。
http://banmakoto.air-nifty.com/photos/uncategorized/2012/03/06/haraguchi3.jpg
2011年2月13日。
原口は、地域主権改革の推進を目的に掲げる新たな政治団体「日本維新の会」や、佐賀県の首長や地方議員を中心にした「佐賀維新の会」を結成し、橋下徹大阪府知事(当時)率いる「大阪維新の会」や河村たかし名古屋市長の「減税日本」などと連携する考えを表明した。
これに対し橋下は15日、「(地域政党は)地域ごとに政策的中身は違うが、行政の仕組みを変えることで日本は変わる」とエールを送った。
ところが、原口が「日本維新連合」を立ち上げ、その会合に、57人もの民主党議員(小沢グループ)が参加すると、橋下は手のひらを返した。
2月28日、橋下は次のように述べている。
「名前についてはしょうがない。維新というのは一般名称で、僕らの専売特許というわけではない」
「しかし、色んなメディアに流されると全部一緒くたになってしまう。民主党と一緒になるというように見えてしまうと、府民のみなさんが混乱してしまう」
橋下は原口の魂胆を即座に読み取ったのだ。
橋下にソッコーで見切られ、菅内閣不信任案での態度豹変を猛批判されても、懲りない男=原口の迷走と豹変はまだまだ続く。
2011年11月5日のTPP反対集会でこの男は次のように声を張り上げた。
「民主党政権が(TPP参加を)強行するならば、民主党をぶっ壊してでも頑張りたい」
http://banmakoto.air-nifty.com/photos/uncategorized/2012/03/06/haraguchi2.jpg
が、その後のtweet(原口一博@kharaguchi)では、そんな意志は微塵も感じられない。
https://twitter.com/#!/kharaguchi/status/134953387421736960
総理会見を同志とともに聞いています。交渉参加に向け関係国と協議ということを総理は会見で言いました。 これを参加表明という記者がいますが、あくまで予備的交渉を言っているのであり、今までの情報収集をより念入りにやるということであるはずです。
「強行するなら民主党をぶっ壊してでも」が「参加表明ではなく、今までの情報収集をより念入りにやるということ」に変わる。
「将来の総理候補」と持て囃された」男が、今ではもう党内で誰からも相手にされていないのも当然である。
よく言えば「機を見るに敏」だが、ここまで来ると、その場その場でしかものを考えない、と言った方が的を射ている。
空気を読んでいるようで空気に流されているだけ。
「発言が軽い」と言うより「頭が軽い」「人間が軽い」のだ。
総理はもちろん、国会議員の器でもない。
こういう男が「将来の総理候補」と持て囃された」民主党。
ちょっと信じられない、と言う感じ。
信念も哲学もない男が跋扈する民主党、いや永田町。
橋下が7割近い国民の期待を集めるのも無理からぬものがある。
原口一博の選挙区のみなさん。
もとい、全国の有権者のみなさん。
もう少し考えてください。
〜文中敬称略〜
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK127掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。