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自民党はいつまで消費税の増税を言い続けるのか。
消費税の増税によっても社会保障の安定は望めないことが明らかになった。
それはデフレ下での増税は、すればするほど経済が縮小し、生活保護者や、脱落者、失業者が増えるからである。民主党の社会保障のシュミレーションは、非常に甘く見積もっていたと思うがそれでも成り立ち得ない代物なのである。
翻ってそれでは消費税を引き上げて借金が返せるとか、財政が均衡するというのはあり得るのだろうか。
今年の予算だけを見ても、既に40兆円以上が赤字で、国債で賄われており、4兆や5兆でどうにかなるものではない。
しかも消費税を引き上げるごとに大きな経済縮小を招くことになるが、それで税収が伸びるようなシュミレーションは考えられないことだ。
もしそのようなシュミーレーションが出たなら操作が疑われよう。理論的に不可能であるし、現在のデフレ下では考えられないからだ。
しかも政府関係の借金は千兆円になっている。例えわずかに税収が増えるとしても返せるわけがないのである。まともな頭脳からは出てこない判断である。
如何に増税分を成長路線に投資をすると言っても、今までの実績から明らかなように、それはことごとく失敗してきた。増税を先にして、生産量を増やすことは、お金を取り上げて、労働強化を強いることとおなじことです。
民主党がその失敗をまねるのは、お笑いだが、自民党はこの20年間の失敗の張本人なのである。その原因は今までの、低金利や、成長戦略というまやかしの政策、そして輸出業者偏重の政策が、内需の低迷により、技術革新の停滞を招き、輸出産業の没落を招いている。
まだ失敗を繰り返すのか。消費税の引き上げに何ら可能性が見いだせない。破綻が遙かに色濃く見渡せる現状だ。なぜ民主党に政権が渡ったのか、経済政策の失敗を反省せず、さらに同じ失敗を繰り返そうとするからに他ならない。
さっさと、間違った消費税の引き上げ政策を取り下げるべきだろう。大連立を組んでも、既に国民は消費税がどのような結果を生むか実体験を通して知っている。国民は反大連立を組むことになる。
それが再び日本の政策の混乱と停滞を引き起こすだろう。自民党が消費税の増税を取り下げることが日本を大きく進ませる道だ。とにもかくにも消費税増税による大混乱を避けることが先決である。
一言主
デフレ解消の船中8策を提案中です。
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