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野田佳彦首相は消費税増税法案成立を、小沢一郎元代表は、反対論で民主支持者引き止め作戦を分担!  板垣 英憲 
http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/334.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 3 月 07 日 06:57:12: igsppGRN/E9PQ
 

野田佳彦首相は消費税増税法案成立を、小沢一郎元代表は、反対論で民主支持者引き止め作戦を分担!
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/a0c1e7555a47023c34806a39159081f0
2012年03月07日 01時22分11秒 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」


◆野田佳彦首相が3月6日午前の衆院予算委員会で、自民党の野田毅衆院議員に「消費税増税に反対する小沢一郎元代表らのグループを抵抗勢力と呼ばないのか」と挑発されて、「抵抗勢力を作る手法はとりたいと思いません」とキッパリ答弁し、民主党分裂を誘う自民党の一部勢力の意図を挫いた。これは、野田佳彦首相と谷垣禎一総裁の「極秘会談」(2月25日、ニューオータニの日本料理屋)での「失敗」を改めて確認したにすぎず、野田毅衆院議員の試みは、不発に終わったことを世間に印象づけた。
 朝日新聞が3月6日午後4時22分、「首相『抵抗勢力は作りません』予算委で一体改革問われ」という見出しをつけて、以下のように配信している。
 「『抵抗勢力を作る手法はとりたいと思いません』。野田佳彦首相は6日の衆院予算委員会で、民主党で反対が根強い消費増税の実現に向け、自民党政権で反対者を「抵抗勢力」と呼び郵政民営化を遂げた小泉純一郎元首相のようには振る舞わない考えを示した。首相は『(増税に)本気なのは間違いないが、抵抗勢力をつくって進めるテーマにふさわしくない』と強調。『社会保障と税の一体改革は、どなたも必要性は感じている。どう共通理解に持っていくかが問われている』と語った。自民党の野田毅税調会長が『小泉さんは(自民党内の)反対派を切った。小沢一郎さんたちは(首相と)違うことを言っている。袂(たもと)を分かつ腹構えがあるか』と質問したのに答えた。小泉氏は2005年、自民党内の造反で参院で郵政民営化法案を否決され衆院を解散。法案に反対の議員に対立候補を立てるなどして自民党を大勝に導いた」

◆野田佳彦首相は、谷垣禎一総裁との「極秘会談」に臨めば、消費税増税法案に賛成してくれるのではないか、そして衆院解散・総選挙は、その後で行えるのではないかという期待もしていた。だが、そうは問屋が下ろさなかった。谷垣禎一総裁が、あくまでも「話し合い解散先行」を主張して譲らなかったからである。この順序をめぐって折り合わなかったのである。
 そのうえ、双方が「大連立」に向けて、党内をまとめられる状況にはなかった。民主党は、小沢一郎元代表グループを切れば、その瞬間に政権を失う。自民党は、野党なので失うものはない。この大きな差から見れば、野田佳彦首相は、政権交代というせっかくの歴史的偉業を自らの手で損なう大罪を犯しかねないのである。そんな危険を冒してまで、大連立に走る必要はなかったのである。
 小沢一郎元代表は、消費税増税に反対して、民主党支持者が離れていくのを食い止めようとしている。それは、野田佳彦首相との役割分担でもあるから、野田佳彦首相が谷垣禎一総裁に協力を求めて極秘会談しても当然と考えている。消費税増税法案を通しても、すぐに衆院解散・総選挙に打ってでなければ、最長2013年8月29日の衆院議員任期満了ギリギリまで伸ばすうちに、国民有権者の大半が、消費税増税を受け入れる心理状態になると考えているからだ。
 ところが、この作戦が、身内のリークによってマスメディアにバレてしまった拙劣さ、幼稚さを嘆いている。ましてや、自民党の大島理森副総裁や民主党内の仙谷由人政調会長代行らの「大連立論者」が大騒ぎして、「小沢切り」に狂奔しているのが、馬鹿馬鹿しく見えている。それ以上に、野田佳彦首相にとって、輿石東幹事長を怒らせたことは誤算だった。野田佳彦首相は、これに胸を痛めている。このため小沢一郎元代表は、作戦の立て直しを迫られている。

◆野田毅衆院議員は、小沢一郎元代表に対して強い「恐怖感」を抱いている。野田毅衆院議員は、宮澤喜一内閣で、経済企画庁長官として2度目の入閣を果たし、順風万帆の議員生活を歩んでいた時期があった。
 だが、1994年、自民・社会・さきがけ3党が連立政権樹立で合意し、首班指名選挙に社会党の村山富市委員長を擁立することを決定したとき、中曽根康弘元首相や渡辺美智雄元蔵相らが「社会党の委員長なんか首相に推せるか」と旗を振り、野田毅衆院議員は海部俊樹元首相らとともに離党し、海部俊樹元首相を党首に自由改革連合を結党して、新進党に合流した。小選挙区比例代表並立制導入後、初の総選挙では熊本2区から出馬し、自民党公認の林田彪を破って当選した。
 ところが、新進党が分党した際、小沢一郎と行動をともにし、自由党を結成した。自由党が与党入りしたことにより、1999年の小渕恵三改造内閣では自治大臣・国家公安委員長に就任し、3度目の入閣を果たした。
 それがまた一転、2000年、自由党が分裂した際は、小沢一郎と袂を分かち、海部俊樹、加藤六月、二階俊博らと保守党を新たに結成して、与党残留の道を選んだ。2001年、扇千景に代わり保守党党首に就任した。
 その後、保守党は熊谷弘らが合流して、保守新党に党名を改めるも、、野田衆院議員は保守新党には参加せず、小池百合子らと政治団体保守クラブを結成した。さらに、自民党に復党した。自民党復党後はコスタリカ方式により、野田毅衆院議員と林田彪が交互に熊本2区・比例九州ブロックから出馬していた。
 だが、2009年の総選挙では、野田毅衆院議員は比例単独で当選したものの、熊本2区から出馬した林田彪は、民主党の福嶋健一郎に敗れ、落選している。
 こうした経緯から、野田毅衆院議員は、次期総選挙では、熊本2区から出馬することになるけれど、必ずしも当選の自信がない。選挙上手の小沢一郎元代表の選挙戦術に恐れを抱いているのだ。この意味で、自民党と民主党が大連立を組むことができれば、強いライバルと激戦を戦わないでも済むのではないかという甘い計算があったのである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
笠間治雄検事総長が講演で、小沢一郎元代表の「暗黒人民裁判」に白旗を上げており、「司法取引」を求めた真の意図と内容が、はっきり読み取れる

◆〔特別情報@〕
 小沢一郎元代表に近い筋から「東京地検が小沢一郎元代表に司法取引を求めてきた」という情報が、私のところに伝えられた2日後、笠間治雄検事総長が3月5日昼、時事通信社の別団体「内外情勢調査会」の会員制の定期会合(帝国ホテル)で講演した。「司法取引」の具体的内容について、笠間治雄検事総長は、何もしゃべってはないけれど、時事通信社jijicomは3月5日午後6時26分、「小沢元代表への捜査『検証する』=『改革で問題点解消』−検事総長」という見出しをつけて、その内容の一端を配信しており、「暗黒人民裁判」の行方を占う手がかりの1つにはなる。


 

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コメント
 
01. 2012年3月07日 07:16:24 : lRYfivAqeo
野田、野田コンビどっちもどっちだな。予算員会観ていて噴き出した!!!

自滅党の連中腰が浮いている。あわよくば政権に有りつける期待から???
国民は許しませんよ!!!!


02. 2012年3月07日 23:06:46 : NGkFiF95zw
「話し合い解散」というのは、事実上の大連立で、
官僚がやりたがっている「消費税率引き上げ」「年金支給年齢引き上げ」「社会保険料引き上げ」などを
一挙にやってしまおうということ。
官僚が野田・谷垣会談を仲介したようにすべて官僚がシナリオを書いている。

「話し合い解散」=「官僚支配の永続化・年金支給年齢70歳引き上げ・消費税大増税翼賛内閣」への道。
大多数の国民にとっては、災厄でしかない。


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