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野田首相は「小泉流」を否定するが…小沢氏はますます「抵抗勢力」化
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120306/stt12030623070014-n1.htm
2012.3.6 23:04 産経新聞
野田佳彦首相が6日の衆院予算委員会で、小泉純一郎元首相ばりの対「抵抗勢力」闘争路線を否定した。消費税増税の是非をめぐる小沢一郎元代表との対決を想定した質問に答えたものだが、当の小沢氏は日増しに「抵抗」を強めている。今月中旬から始まる消費税増税関連法案に関する党内手続きを前に、神経戦が激しさを増しつつある。
「抵抗勢力を作って物事を進める手法はとりたくない」。首相は予算委で、自民党の野田毅党税制調査会会長から「反対派とたもとを分かつ腹構えがあるのか」と問われこう答えた。
「抵抗勢力」という言葉は、小泉氏が首相就任直後、「私の内閣の方針に反対する勢力はすべて抵抗勢力だ」と断じたことから政治用語化した。小泉氏は平成17年の衆院選で郵政民営化に反対する自民党議員を公認せず、対決路線をあおり自民党を大勝に導いた。
消費税増税という郵政民営化以上の課題を抱える首相は、小泉氏のような劇場型の手法を否定した。ただ「内なる敵がいる。それをどう克服するかが社会保障と税の一体改革の最大のテーマだ」とも漏らした。
その「内なる敵」は臨戦態勢を整えつつある。
「来週は何が起こるかわからない。12日から東京にいてほしい」
小沢氏側近の樋高剛総括副幹事長は6日昼の小沢グループの会合で、出席者に「在京待機指令」を出した。消費税増税関連法案が早ければ13日に閣議決定されると読んでいるからだ。
東祥三前内閣府副大臣は「各委員会で増税法案の答弁を求められたとき副大臣や政務官はどうするのか」と述べ、グループ内の政務三役の「総引き揚げ」をほのめかした。
6日の常任幹事会では小沢系議員が輿石東幹事長に「首相は歴代代表と話し合ってほしい」と要請した。歴代代表には小沢氏も含まれる。輿石氏は「もう少し時間がほしい」と言葉を濁すしかなかった。
小沢氏は6日夜、側近との会食で、首相が消費税増税に向けて「51対49でも決めたらみんなで頑張る」と述べ、多数決の原理を持ち出していることに対し、こう言って反発した。
「それが民主主義なのか。本当にそれでいいのか」(酒井充、山本雄史)
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