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【甘口辛口】
「2人にとって何もいいことはない。なんでこそこそ会うのか」と、民主党の小沢一郎氏が切り捨てた。野田首相と自民党・谷垣総裁との極秘会談。発覚後、谷垣氏は記者団に囲まれ「(その時間は)わが家にいた。私にもプライバシーがある。答える必要はない」と青筋たてて否定した。よほど痛い所を突かれた感じだった。
しかし、2人が躍起になって否定しても「話し合い解散」へ向けてとみられる会談は既成事実として受け止められている。「なれ合い」「だまし合い」、そして「密室談合」がかつての政界のキーワードとされた。透明性が求められるいまの世で、まだそんな古くさい流儀が生きているのか、とうんざりする。
いまキーワードは「説明責任」。小沢氏の政治とカネの問題では、2人は「小沢氏は説明責任を…」と口を酸っぱくして指摘していたはずだが、自分たちの説明責任はどうなったのか。ある自民党議員は「会った証拠が出てきたら、2人ともタダではすまない」と言ったほどで、嘘がまかり通ってしまうとしたら最悪だ。
昨年のいまごろ、大相撲は八百長問題で揺れ春場所は中止に追い込まれた。それまで「八百長なんかありえない」と相撲協会は否定し続けてきたが、メールという動かぬ証拠が出た。信じて見ていたファンこそいい面の皮だった。一度失った信用を取り戻すことは並大抵ではなく、客足はなかなか元に戻らない。
それと同じで、一国の総理大臣と野党トップが、嘘で政治を動かしているとしたら国民は不幸で政治不信が募るばかりだ。一つの嘘が新たな嘘を呼び、嘘で塗り固まっていく。そこを国民はしっかり見抜いていることをお忘れなく。(今村忠)
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