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秘密保全法案も有識者会議議事録なし
2012.03.06 :(まるこ姫の独り言)
この国では、もはやどの会議においても“議事録なし”が当然のようになっているのか。
><秘密保全法案>有識者会議議事録なし 策定過程の検証困難
毎日新聞 3月4日(日)9時30分配信
>行政機関が保有する重要な秘密を漏らした公務員らへの罰則を強化することを柱とした秘密保全法制の整備を提言した政府の有識者会議の議事録が作成されていなかったことがわかった。作成されたのは簡単な要旨だけで、録音もされていない。
原発関係の会議も、山のように作ったが、ほとんどの会議が議事録無しと聞き、唖然としたが、これはもう伝統芸のようなもので、自民党時代、阪神大震災の時の会議も議事録なしと聞いた。
これでは、大きな災害や事故について、教訓や戒め、対応などを後世に伝える事が、ほとんど不可能になる。
自民党時代、議事録が無かったからそれが良しと考えるのは何とも、自民党時代と何も変わらない。
新しい政治を展開しようとすれば、自民党で補えなかったものを民主党には補足する必要がある。
野党時代、情報公開を声高に叫んでいた党の姿が、これか?
昨日は、千葉、三重、長崎の警察が、“長崎2女性殺害事件”について対応の遅れや、横の連絡不徹底など捜査の問題点を謝罪していたが、これも桶川ストーカー事件が教訓にされていない。
一つの大きな事件を教訓にして、二度と同じ犯罪を許さないと徹底したものがあれば、これほど同じような犯罪が頻発するはずがない。
どうも、政府もそうだが、行政も、どんな大きな事故や事件があっても、それが次に活かされていない気がする。
>会議の事務局である内閣官房の担当者は取材に、「議事録や録音はない」と認めたうえで、「当時の担当者が不要だと判断したのだと思う。公表した議事要旨がすべてで、成果物として報告書があるだけだ」と述べた。
議事録も録音もないと言うし、それを担当者が不要だと判断したと言うが、今国会にも法案提出を検討しているにしては、ものすごくずさんで、いい加減すぎるのではないか。
しかし、担当者が不要と勝手に判断できるほど、この法案が簡単なものだとはとても思えないが、藤村官房長官は、法律には抵触しないと言い訳をしているようだが、法律に抵触し無いから良いとか悪いとかの問題ではないのでは?
どんな会議も、会議と名がつけば、議事録を作成することは常識中の常識だと思うがどうだろう。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/03/post-7caf.html
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