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時事・田崎史郎一派の焦り?官房機密費?電通命令?二重プロパガンダ記事の矛盾
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/457a9645a38cf1ab452e231f25aa7506
2012年03月06日 世相を斬る あいば達也
*大変に面白い現象を発見した。以下の時事通信の発信記事は、「見出しが同じ!」だが微妙に言い回しや、追加の事実が異なっている。当然時系列で、追加の情報が発信されるのは理解できるが、「小沢元代表、民自接近に焦り=野田首相、増税反対派を排除か」と云う「見出し」だけは、“政治行政ニュース”のトップに据え置きたい心根が歴然と出ている典型だ。
*21時23分に「小沢元代表、民自接近に焦り=野田首相、増税反対派を排除か」と云う配信が流れたが、あれっ!この記事前にも見たよな、デジャブかいな?と思ったが、さにあらず同一見出しで、内容を若干変えた記事が配信された。偶然、時事の18時53分の配信をコピーしていたので発覚したが、コピーしていなければ、有耶無耶になるところだった。(笑)特に目くじらを立てるものでもないだろうが、マスメディアと云うところは、こう云うことを臆面もなく行う糞だと云う一つの証拠として、敢えて晒させて頂く。
*筆者は別に時事通信に恨み辛みはないのだが、田崎史郎と云う解説委員の影響が色濃く残り、時事通信の電通系列会社と云う成り立ち上も、胡散臭さを禁じえない通信社だが、今回の二重配信行為は、その一端をみる思いだ。先ずは、18時53分発信の「小沢元代表、民自接近に焦り=野田首相、増税反対派を排除か」と21時23分発信の「小沢元代表、民自接近に焦り=野田首相、増税反対派を排除か」を掲載しておく。
■18時53分
≪小沢元代表、民自接近に焦り=野田首相、増税反対派を排除か
政府・民主党が自民党に消費増税関連法案の成立に向け働き掛けを強めていることに、民主党の小沢一郎元代表が焦りを募らせている。民主、自民両党 が「話し合い解散」も視野に消費増税関連法案の成立に動いているとみられるからだ。消費増税反対の元代表らを排除した民自両党の協力が成立すれば、同法案 は否決できず、その後の政局でも元代表は苦しい立場に追い込まれそうだ。
元代表は4日夜、大阪市内で民主党参院議員と懇談。出席者から2月25 日の野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁による極秘会談の話も出たが、元代表は即座に話題を変えたという。
首相は4日のテレビ番組で、消費増税法案が成立する前の衆院解散の可能性について「さまざまな判断がある」と含みを残 した。これは、法案が否決された場合は解散も辞さない姿勢を示し、早期解散阻止を狙う元代表をけん制した発言と受け止められている。
これと呼応 するように、自民党の茂木敏充政調会長は5日、記者団に「(消費増税)反対 派に(民主党を)出て行ってもらうというのが一番分かりやすい」と述べ、元代表らの排除を条件に消費増税法案に賛成する可能性を示唆。先の党首討論で首相 が「51対49の党内世論でも手続きを踏んで決めたら、みんなで頑張る」と発言したことについて、首相周辺は「元代表を『切る』ということだ」と解説し た。
これに対し、元代表を支持するグループは首相への反発を強めている。「解散権を振り回して自分の思いを遂げようとするのは我欲だ」と元代表 に近い川内博史衆院議員は反発。極秘会談についても「やまし いことが目的に含まれているから、こそこそせざるを得ない」と指弾した。
ただ、元代表周辺は「解散権を持っているのは首相だから、われわれが何を言っても仕方がない」と苦しい胸中を語っている。≫(時事通)(2012/03/05-18:53)
■21時23分
≪小沢元代表、民自接近に焦り=野田首相、増税反対派を排除か
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012030500766
政府・民主党が消費増税関連法案の成立に向け、自民党への働き掛けを強めていることに、民主党の小沢一郎元代表が焦りを募らせている。民主、自民両党 の一部に、元代表らを排除して、衆院解散と引き換えに消費税率を引き上げる「話し合い解散」を探る動きが見られるからだ。民自両党の協力が成立すれば同法 案の成立は確実。元代表は苦しい立場に追い込まれそうだ。
元代表は5日夜、大阪市内で開かれた民主党衆院議員の会合であいさつし、「そう遠くな いうちに(衆院解散が)あるのではないか」と従来の主張を繰り返しつつ、「この2、3カ月で解散・総選挙ということはあり得ない」と強調。「話し合い解 散」に否定的な見解を重ねて示した。
一方、野田佳彦首相は同日の首相官邸のブログで、先月29日 の党首討論を「ずいぶんと議論がかみ合ってきたように感じた」と振り返り、自民党の谷垣禎一総裁との「近さ」をアピールした。「51対 49の党内世論でも手続きを踏んで決めたら、みんなで頑張る」。この党首討論での首相の発言について、首相周辺は「元代表を『切る』ということだ」と解説 する。
これに呼応するように、自民党の茂木敏充政調会長は5日、記者団に「(消費増税)反対 派に(民主党を)出て行ってもらうというのが一番分かりやすい」と述べ、元代表らの排除を条件に消費増税法案に賛成する可能性を示唆した。
元代表を支持するグループは首相への反発を強めている。「解散権を振り回して自分の思いを遂げようとするのは我欲だ」と元代表に近い川内博史衆院議員は反発。極秘会談についても「やまし いことが目的に含まれているから、こそこそせざるを得ない」と指弾した。
ただ、元代表周辺は「解散権を持っているのは首相だから、われわれが何を言っても仕方がない」と苦しい胸中を語っている。元代表に近い輿石東幹事長は5日の記者会見で、「解散している場合じゃない」と語気を 強め、元代表の排除を求める茂木氏の発言に対しても、「そんなことにはならない」と反論した。≫(時事通信)(2012/03/05-21:23)
*前半と後半で極めてヤバかった情報は何処か?そのヒントは前半記事にある≪元代表は4日夜、大阪市内で民主党参院議員と懇談。出席者から2月25 日の野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁による極秘会談の話も出たが、元代表は即座に話題を変えたという。≫部分だ。この部分が消された点が問題だ。なぜ問題か?同じ時事の記事によると、大阪のホテルで会談した梅村聡、友近聡朗のどちらかが、小沢が「即座に話題を変えた」との表現で上記二名の議員のどちらかから抗議があったのかもしれない。或いは、どちらかが隠密剣士なのがバレルのを回避したのだろうか?(笑)しかし、小沢が意味もなく大阪のホテル?橋下は4日(日曜日)、何処にいたのかな?
*これは筆者の推理のし過ぎで、ただ単に「小沢元代表、民自接近に焦り=野田首相、増税反対派を排除か」の見出しを、二度トップに持ってきたい時事通信の思惑だけかもしれない。本当に時事通信は、通信社とは思えない情報発信が多い。特に憶測解説風記事の多くは、小沢一郎絡みと云うのも奇妙というか、笑わせる。おおむね、産経の「小沢一郎に焦り」の記事も、田崎発信の可能性がある。定年になった筈なのに、未だ時事通信の解説者として君臨している。
*三宅雪子議員によると、藤村官房長官が54億円の政府広報予算の裁量権を独占しているようだ。100、300万は好き勝手なのだろう。勿論、官房機密費は別途なのだから、何をか況やだ。単なる小沢グループ議員への揺さぶりにしては、あまり意味がないのではないか。輿石も不快感を露わにしているし、マスメディアは自民党幹部の話し合い解散賛成の情報を必死で拾い集めているが、解散そのものを苦々しく思っている現職議員が目白押しなのが真実だろう。公明党も相当不快な気分になっている。野田・谷垣密談は、旨く行くどころかあらゆる面で齟齬を生んだようだ。
*毎日の世論調査によると、民主・自民を合わせても30%の支持率、無党派が50%を超えている。「中央集権から地方主権、反増税、霞が関改革」を旗印にする新政党が生まれたら、雪崩現象が起きそうな世論情勢だ。大阪維新の会は即時に解散されても、100人程度は候補者擁立、準備万端だそうである。どうも、野田官邸はドデカイ間違いを犯したようだ。まぁ、政治家としての矜持もない野田佳彦、このような配剤が天から降ってくるのも、お天道様の導きかもしれない。既存政党の大凋落か、延いては霞が関の崩壊ですね。南無阿弥陀仏な霞が関、野田内閣だ。
*オマケの一言だが、笠間検事総長さんよ、東京地検特捜部の虚偽記載の件、適当な処理をすると、アナタの今までの努力が水泡に帰しますよ。検察庁がイカサマ検察だと云う風聞が永遠に払拭できなくなる危機ですよ。特捜部解体が嫌なら、せめて数人の検事達の犯罪だと云う落とし前まで避ける事は、一生の不覚になることでしょう。
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