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捏造調書を“主導”検察の元大ボス 優雅なアルバイト生活
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2012/3/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
コンプライアンスを講演してボロ儲け
民主党の小沢一郎元代表(69)が強制起訴された「陸山会」事件では、「捜査報告書」の捏造が地検特捜部の組織ぐるみだったことが分かってきた。東京地検は発覚の1年前に報告書にウソの記述があるのを把握しながら放置していたし、その間、田代政弘検事(45)が法廷でいい加減なことを言っているのを野放しにしてきた。こうなったら、捏造の当事者、田代検事にとどまらず、当時の上層部を聴取する必要があるが、彼らはさっさと弁護士に転身し、カネを稼ぎまくっているのだから、フザケた話だ。
「西松事件」や「陸山会事件」を主導したのは元最高検検事の大鶴基成氏(57)で、当時の佐久間達哉特捜部長(55)=国連アジア極東犯罪防止研修所所長=とコンビを組み、司法権力を振り回した。その大鶴氏は昨年8月に検事を辞め、都内の「サン綜合法律事務所」で弁護士として第二の人生をスタートさせた。
「大鶴弁護士は昨年末ごろから、セミナー講師としてアチコチに顔を出すようになりました。1月下旬に都内で開いたセミナーでは、企業の法務担当者約100人を前に企業のコンプライアンス(法令順守)について3時間ほど熱弁を振るっています。弁護士が講師をやる場合の“授業料”相場はおおむね1人当たり5000〜1万円。でも、大鶴氏は1万5000円でした。オリンパス問題を取り上げた2月のセミナーにも来ていて、こちらの受講料は1人3万円。今月7日に予定されているセミナーも、1人3万円の受講料を取っています」(都内の弁護士)
単純計算だと、100人参加で300万円。毎回、講師は1人か2人で、もちろん、主催者側の取り分もあるだろうから、正確なところは分からないが、“おいしいバイト”であるのは間違いない。
かつての部下が捏造報告書で告発され、ピンチに立たされているのに、筋書きを書いた“司令官”が講演料でウハウハ。これじゃあ、後輩は貧乏クジだ。元東京地検検事の弁護士はこう言った。
「小沢裁判の公判に証人出廷した元検事の前田恒彦受刑者は、土地購入原資の4億円について、次席検事の大鶴氏や佐久間特捜部長ら当時の上層部が妄想を抱いていた、と証言している。つまり、一連の『陸山会事件』のデタラメは一部の幹部検事の妄想で始まったのです。その説明責任も果たさず、よりによってコンプライアンスをテーマに講師とはマンガですよ」
証拠や事件をデッチ上げる上司がいたら、現場のヒラ検事はどう対応するべきなのか――。検察は大鶴弁護士を講師に招き、コンプライアンスを聞いたらどうか。
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