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平和ボケの産物の大友涼介です。
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「野田「開き直り」内閣、本日も炎上中」週刊ポスト2012/03/16号
<引用開始→
反吐が出る。支持率が下がれば下がるほど、この政権の閣僚・党幹部は居丈高になる。国民を心底バカにする「言うだけ番長」たちの巣窟である。しょせん権力とは国民の支持あってのものだと誰も気付かない。政治家としての修行があまりにも足りない。政権崩壊の余震が日に日に大きくなっていることさえ、この愚か者たちは最後まで気付かないのだろう。
■原発事故の共犯を「絶縁」
八ッ場ダムの建設中止から衆院定数の80削減まで、口では威勢のいいことを言うが実行する意思も手腕もない元祖「言うだけ番長」の前原誠司民主党政調会長は、紙面でそう評した産経新聞記者の会見参加を拒否した。実はこの言い得て妙な呼び方は産経の命名でもなんでもなく、永田町では有名な通り名である。番長殿は「ペンの暴力だ」なんぞと格好つけてみせたが、なんのことはない、自分が政界の嫌われ者であることを国民にバラされてカッとなったに過ぎない。
ところが、これまで番長に「へいこら」してきた記者クラブのパシリ記者たちは、民主党政調職員が「産経が出て行くか、別室で会見するかだ」と凄むと、産経記者を残してあっさり別室へ移動して会見を続行させた。会見ボイコットの気概もないパシリたちの服従に気を良くした番長は、後日あっさり産経の参加拒否を撤回し「言うだけ番長」を改めて証明した。
チンピラはまだまだ幅を利かせている。
前原氏のライバルで、言うことがクルクル変わる「自己弁護士」こと枝野幸男経済産業相は、嘘ばかりで周囲を危険に晒す「原発ウラ番」である。
短期間に入閣三回と幹事長を歴任し、いまや大物顔で大臣席に座っているが、民間事故調が「官邸の過剰介入」と断じた通り、「元番」の菅直人前首相とともに原発事故と放射能汚染の戦犯として、国民に土下座して政界引退するのが筋の「腐ったミカン」である。
それを国民に忘れてもらいたい枝野氏は、東京電力の料金値上げを散々批判し、国民の味方を装ってきたが、ここにきて本性を見せた。今度は突如として、「原発再稼動がなければ電気料金は5%とか10%、15%というレベルで上がる」と、なりふり構わず原発再稼動に走り始めたのだ。
理由は、「元パシリ」の裏切りに焦ったからだ。ともに原発事故の対応にあたった斑目春樹原子力安全委員長は、当初は枝野氏と一蓮托生で自己弁護ならぬ「事故弁護」に徹していたが、ここにきて足を洗う覚悟を決めたようだ。国会事故調の質疑で、原発事故後、「直ちに健康に影響はない」と国民に言い続けた枝野氏を突き放した。
「われわれ原子力をやってる人間からは、『直ちに影響はない』というと、晩発性の癌の影響はあると言っているように聞こえる。ああいう発言はしない。ですから、当時の官房長官に私が何かサジェスチョンしたことはない」
この証言によって、やはりあの”キメ台詞”は、素人の枝野氏が何の根拠もなくバラ撒いた「安全デマ」だった疑いが強まった。さんざん悪さをしてきた枝野氏は共犯者のチクリに背筋が寒くなったに違いない。
ウラ番相手の喧嘩に肚を決めた斑目氏は、二の矢を放つ。枝野大臣以下経産省が総力を挙げる原発再稼動について、会見で「ストレステストだけでは安全とは言えない」とストップをかけたのだ。枝野氏も経産省も「パシリの豹変」に慌てふためいた。
「枝野はなんとしても自分の手で原発再稼動を成し遂げたい。そうすれば財界の後押しでポスト野田も狙えると計算している。それに対して斑目氏は事故対応に失敗したという汚名を返上するため、この際、原発の耐震設計指針や防災指針を見直し、規制を強化する報告書をまとめる決意を固めたようだ。これに関しては、ようやく学者の良心に目覚めたと評価してよよい。
枝野と経産省は、そうなれば再稼動が大幅に遠のくから斑目氏を更迭したいが、国会同意人事なのでクビにはできない。そこで安全委員会そのものを廃止する一計を案じた」(民主党エネルギーPTのベテラン議員)
どういうことか。政府は「原発の規制」を掲げて鳴り物入りで原子力規制庁の創設を急いでいるが、その設置法が通ると、安全委員会は廃止されることになっているのである。裏切り者を絶縁する計略だ。
もともと枝野氏は原子力規制庁に前向きではなかった。規制庁は環境省の外局に置かれる予定で、そうなれば原発再稼働の是非は細野豪志環境相兼原子力担当相が握ることになる。細野氏はライバル前原氏に近い。再稼働の手柄を土産にポスト野田を狙う計画を前原氏に奪われる恐れもある。だから規制庁設置前に再稼働を決めてしまおうと焦り始めたというわけだ。
■暴れるスケ番と留年ウラ総長
臆病な小型犬はキャンキャンよく吠えることから、ベルドッグと呼ばれる。
「(債務を)このまま積み上げればギリシャになる」
「増税反対派は次の選挙がおっかないのか」
大仰に吠えまくり、「増税ギャング」に異名を取るのが安住淳財務相だ。
番犬として泥棒を追い払うなら役にも立つが、正体は、国民からカネを奪う泥棒官僚からエサをもらい、すっかり手なずけられた役立たずの駄犬である。
体のデカイ外国マフィアにも従順だ。安住氏は国民には金欠と言いながら、欧米から”カネ持ってるんだろ。ちょっと跳んでみろ”とスゴまれるや、IMF(国際通貨基金)に1000億ドル(約8兆円)追加拠出をさっさと固めた。
「IMFはギリシャなど欧州の金融危機対策で日本や中国などに3000億ドルの金融支援を求めている。日本は500億ドルしか出せないと言ってきたが、どうしても1000億ドル出せと要求されて大臣は折れた」(民主党幹部)
日本は08年のリーマンショックの後にもIMFに1000億ドル(当時のレートで10兆円)融資したが、その後の円高で2兆円の含み損を抱えている。安住氏は国民に「ギリシャみたいになる」と増税を迫りながら、ギリシャ支援にポンと8兆円も出すというのだ。8兆円あれば、震災復興増税は必要ないし、年金の国庫負担引き上げ分も国債発行せずにまかなえる。
さる2月初め、IMFの視察団が来日し、財務省はそれを「IMFが財政状況を調査する」として、国際社会が日本の借金を心配しているように宣伝した。実は、IMFは日本の借金を心配したのではなく、いくらカネを引き出せるか金庫を覗きに来たわけだ。為替介入の内幕を自慢げに漏らしてしまう財務大臣に国際金融のプロと渡り合う度量はないが、それにしても、泥棒とマフィアの番犬とは情けない。これが被災地選出議員というのも悲しい。
なんでも国民のカネを「カツアゲ」して解決しようとするのは、このチンピラ政権の特異体質である。
野田内閣が始めた社会保障・税一体改革の全国行脚が「明日の安心」キャラバン。その行脚で党内バトルを演じたのが紅一点の「スケ番」小宮山洋子厚労相だ。年金カットや子ども手当ての廃止、3号被保険者(サラリーマン世帯の専業主婦)制度の見直しなど、弱者からのカツアゲにことのほか熱心なスケ番は、長崎での対話集会(2月18日)で増税反対派の山田正彦前農相と「タイマン」を演じた。
対話集会の参加者はネットで応募したわずか17人。民主党長崎県連代表の山田氏は、スケ番に付き従う役人から「代議士は参加できない」と出席を断られ、一市民として出席を求めると、今度は「発言はダメ」と会場後方の傍聴席に追いやられた。それでもスケ番に一太刀浴びせた。
「われわれは月額7万円の最低保障年金を創設するときに、財源として消費税を上げると決めた。その通りにやっていくべきだ」
増税するなら約束した新年金をつくれと迫った。
小宮山氏は、「これ(最低保障年金)をやらなければ消費税を上げられないということでは間に合いません!」と、山田氏の発言を遮って「メンチ」を切った。
山田氏は言う。
「『来るな』『発言するな』と言われたのには驚いた。参加者は増税理解者が多かったようだから、反対論は聞かせたくなかったんだろう。それにしても、せっかく大臣が長崎に来たのに定員が17人とは酷い話だ。国民の声を聞くなら大きな会場で反対派も賛成派もみんな入れればいいのに、ハナからそんな姿勢は感じられない。消費税法案を国会提出する前に、アリバイ工作で国民と対話・議論したという形をとったに過ぎない。こんなヤラセ集会に税金を使うのはけしからん」
小宮山氏は最低保障年金などやる気はなく、それどころか、閣議決定している厚生年金と国家公務員共済を一元化して官民格差をなくす法案さえ役人の反乱が怖くてまとめられない。それでいて庶民の年金はカットしていくのだから、増税ギャングの財務大臣と同様、権力者にへつらい弱い者イジメで虚勢を張る臆病者のチンピラである。
その「カツアゲ指令」を蔭で出しているの「ウラ総長」が仙石由人政調会長代行である。元番菅氏の側近として暗躍し、政権崩壊とともに”卒業”してくれたと思ったら、自分だけ”留年”し、次の政権でも先輩風を吹かせて君臨している。そんな煙たい存在のジジイも、チンピラ集団には必ずいるものである。
■チョコもらえぬ裸の総長様
もう一人、留年した古タヌキがいる。副総理として閣内に呼び戻された岡田克也氏である。元通産官僚で”新政商”イオンの御曹司という、絵に描いたような弱い者イジメキャラだが、やっていることも看板通り。内閣では閣僚たちのまとめ役、増税司令塔の役目を負って走り回っているが、残念なことに、人望が薄く人心が読めないため、最初だけ勇ましく動いては、すぐに逃げ帰ってくる「腰抜け特攻隊長」なのである。
衆院定数80削減をぶち上げたかと思うと野党の反発ですぐに引っ込め、自殺防止標語の「あなたもGKB47宣言!」が国会で批判されると、最初は「撤回は考えていない」とブンむくれたものの、結局、税金でポスター25万枚を刷り直した。朝令暮改は数知れず、気負って進めた「議員歳費削減」では、輿石東党幹事長の怒りを買い、平謝りした。
増税コンビの安住財務相との関係も険悪だ。
「増税全国行脚は安住大臣がスタートさせ、当初は各地の財務局が声を掛けて200人規模の地元経営者を”仕込んで”いた。だが、岡田さんは、『そんなやり方ではヤラセだと批判される。少人数の対話集会にする』と大見得を切って中止させ、主導権を奪い取った。おかげでわが省の幹部は暇になったが、結果はあの有様だ。省内ではやっぱりあの人には任せておけないと、政務三役で再び独自のキャラバンを組む準備をしている」(財務省幹部)
誇示していた野党とのパイプも、増税キャラバンで真っ先に谷垣禎一自民党総裁の地元京都に乗り込んだことで反発を買った。
四面楚歌の岡田氏は自公を引き寄せようとあがいて、「最低保障年金の断念」や「配偶者控除廃止の撤回」など次々とマニフェスト潰しを打ち出し、一層党内に争乱を巻き起こした。
「岡田さんは誰の意見にも耳を貸さない。官房副長官や首相補佐官たちも副総理の言うことを聞かない。いまや岡田さんを頼っているのは野田総理だけ」(官邸スタッフ)
その野田佳彦首相は正真正銘、「開き直り総長」だ。普通は政権運営が苦しくなれば国民を振り向かせようと必至になるものだが、政界で大した経験も実績もないこの男は、権力の何たるかを知らない。ますます官僚やアメリカ、無能な親衛隊のご機嫌ばかり気にして国民には肥えた尻を向け、自ら人気を落としている。
増税も国会改革も親衛隊に丸投げだがうまくいかず、ついに自分で動いた沖縄問題では、約3000億円の振興予算を土産に、「普天間の移転先は辺野古以外に有り得ない」と県民の頬っぺたを札束で叩いた。すでに米国は「辺野古はあきらめる」というシグナルを日本に送り続け、海兵隊のグアム移転を進めているにもかかわらず、鳩山政権時代に県外移転を潰した岡田氏や外務官僚、防衛官僚に媚を売ろうという態度だ。
「人柄だけ」といわれてきた男が、バレンタインデーには女性の番記者からのチョコレート「ゼロ」という”憲政史上初”の記録を打ち立てた。パシリ記者からも舐められている。完全に「裸の総長様」である。
ついには党の金庫を開いて政党給付金から100人以上の民主党1回生議員全員に300万円の臨時活動費を配り、「金の力」で政権崩壊を食い止めようとしているが、ヤンキーといえども、本気で民衆の怒りを買うことは怖いという基本の「キ」がまだわからない。
たとえ「不良」でも、一分の理、五分の魂、わずかな真心があれば国民は見捨てはしない。が、この政権にはそれさえない。居丈高な権力者たちの姿は、まさに政権崩壊前夜である。
←引用終了>
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