http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/268.html
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「核兵器、あんなもの、つくろうと思ったらボロンてなもんや・・・」(梅棹忠夫)
「日本は自らが被爆国という特殊な状況のあります・・・
・・・国際政治というものは冷酷無残なものですから、広島・長崎の方がどう思っているかなんてことは誰も考えていない。40年前につくられたNPTは、核保有の権利をアメリカ、ソビエト(当時)、イギリス、フランス、中国の5大国でつくりあげ、その他の全世界をカバーするという形で日本とドイツの手足を縛れというもので、日本はとても『NO』とは言い出しにくかった・・・」(元外務事務次官 村田良平)
日本の核保有の手足を縛る、NPT(核拡散防止条約)は、アメリカを中心とする5大国で核兵器を独占するもので、核の平和利用+IEAの国際査察という形で結実している。
日本は、永久に二流国、アメリカの属国となることを回避し、核兵器保有のオプションを維持することで、日本の安全保障を確保しようとする勢力があった。
佐藤栄作は、非核三原則によるノーベル平和賞受賞に際し、非核三原則を米ソの核保有国にも拡大することで、5大国の核独占を防止しようとした。
楠田實、京極純一、梅棹忠夫、高坂正堯らブレーンを集めて、スピーチの草稿を練るわけだが、その後、キッシンジャーの圧力により、当初の理念は後退し、非核三原則は日本の手足だけを縛る存在となってしまう。
高坂は、前原の師で、アメリカの手先だった訳で、佐藤の計画はアメリカサイドに筒抜けだった。
日本の自主独立は、アメリカの核の傘ではなく、独立防衛でしか確保できない。
平和憲法も、北方領土も、北朝鮮も、原水禁も日本の自主独立、東アジア連携、日本の核武装を排除するための精巧な「仕掛け」であることは、考えてみればすぐわかるだろう。
イスラエルの核武装はOKで、北朝鮮、イランの核開発は許しがたいというアメリカの論理は自己矛盾しているし、アメリカの北朝鮮に対する寛大な態度は、日本と朝鮮半島の接近を防ぎ、在日米軍の存在を確保するための方便しか映らない。
原子力発電は、日本核武装の切り札であり、反核、反原発の動きの裏には、日本の国民感情を利用した、外国の高等戦略があると思う。
<参考リンク>
取材はある一言から始まった (10月3日放送 NHKスペシャル「核を求めた日本」)
http://www.nhk.or.jp/asupro-blog/080/68581.html
松下政経塾、奇妙な連中がぞろぞろ、ホモ?!
http://aquafrog.seesaa.net/article/233690692.html
NHKスクープドキュメント “核”を求めた日本〜被爆国の知られざる真実〜の感想
http://manami-f.sblo.jp/article/41089754.html
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