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米CIAを後ろ盾にして安倍晋三元首相が小沢一郎元代表の仕掛ける「大連立」をけん制
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2012年03月04日 00時15分36秒 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆与党民主党と野党第1党自民党の両党に「2つの大連立構想」があるなかで、安倍晋三元首相は、野田佳彦首相と谷垣禎一総裁による「極秘トップ会談」をTBS番組(3月2日)で批判した。
極秘のトップ会談が、民自両党による「大連立」への傾斜と受け取られかねないと谷垣禎一総裁の動きを暗にけん制したのだ。これは、安倍晋三元首相が、「自民党政権復活」を切望している米CIAの肝いりで、民主党の前原誠司成長会長と「大阪維新の会」を率いる橋下徹市長(元々、自民党から大阪府知事選に出馬して当選)とともに民主党と自民党による「大連立政権」を樹立して、再び総理大臣に復帰しようと準備を進めているがためである。谷垣禎一総裁が「もう一つの大連立構想」に乗り、総理大臣になろうと本気性を見せたことに内心大慌てしているのである。
◆ 一方、民主・自民両党の「反小沢派」幹部が、「小沢派排除」による「大連立」を協議し始めているという。埼玉新聞が3月3日付朝刊「第2総合面」(2面)で、「選挙後連携を協議」「水面下で民・自幹部小沢派『排除』も」という見出しをつけて、以下のように報じている。
「民主・自民両党幹部が、消費税増税関連法案を成立させる観点から、次期衆院後の大連立を含めた連携の可能性に関して水面下で協議を進めていることが2日分かった。野田佳彦首相が今国会中に衆院解散を断行することを前提に@選挙は年金制度改革など双方向の主張を掲げて戦うA選挙後は連立か、政策ごとに連携する『パーシャル(部分)連合』を組むB小沢一郎民主党元代表ら増税反対派の『排除』も辞さない―との構想が軸だ」
この記事は最後のところで、TBS(3月2日)に出演した安倍晋三元首相のコメントを掲載している。
「自民党の安倍晋三元首相が2日のTBS番組で民主、自民両党の連携に関し『(首相が)まず解散を約束することが大事だ。常識的には5月〜6月ごろだ』と強調した」
このコメントから言えるのは、安倍晋三元首相が、次期総選挙を契機に自民党内で主導権を一気に掌握してしまおうという野望に満ちた戦略である。
つまり、現在でも指導力に疑問符がついている谷垣禎一総裁を引きずり降ろして、「第2次安倍晋三内閣」を樹立するということだ。
米CIAは安倍晋三元首相の背後にいる巨大宗教団体(統一教会、真如苑、創価学会の一部)の勢力に着目しているという。これに、「大阪維新の会」が加われば、鬼に金棒と考えているという。
◆ 一方、排除される側の小沢一郎元代表は、3月3日午前11時30分からの番組「週刊ニュース新書」(番組ホスト・田勢康弘日本経済新聞客員コラムニスト、大江麻里子)の「沈黙破り 小沢一郎氏が生出演!」に出演した。このなかで、田勢康弘氏が、野田佳彦首相、谷垣禎一総裁の「極秘会談」について質したのに対して、小沢一郎元代表は「どうということはない」と答えていた。さらに、消費税増税に反対していることの真意について聞かれて、こう答えている。
「改革なくして増税なし、福祉なくして増税なし、景気なくして増税なしだ。野田首相は、増税だけを言っている。政権交代したときの初心に立ち帰って欲しい。そうでないと民主党は国民との約束を破ることになり、次の総選挙で議席を半分に減らすことになる」
実に明快な論理だ。野田佳彦首相に反省を求めているだけである。もちろん反省しなければ、次の一手を考えるということだろう。最後に、色紙に一言を求められ、「百術不如一誠」(百術は一誠に如かず)と書いていた。権謀術数を用いるより、「誠」を尽すことの方が大事だという意味である。
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