http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/193.html
Tweet |
中学生には申し訳ないが、先生に気に入られて選ばれた中学校の学級委員のような言動しかできない岡田副首相だが、人相悪化とともに政治的狂気も増幅しているようだ。
戦前憲法下の天皇大権補助機関の国会議員ならいざ知らず、現憲法で国権の最高機関と位置づけられている国会を構成している議員を、雇用されたに過ぎない国家公務員と同列で扱うような「秘密保全法案」は暴虐の極まりである。
「秘密保全法案」で国会議員がターゲットとなっている外交は、憲法上、内閣(政府)の先行性が認められている。
その意味では、有権者に選ばれて国権の最高機関を形成している国会議員は、政府が外交で誤った動きや独断専行を行わないよう監視しなければならない国政テーマなのである。
岡田副首相は、「外交を進めるには、与野党の限られた議員が外交機密を共有しながら議論をすることは必要」と言っているが、議院内閣制であることや条約類に批准が必要なことから肯定できる。しかし、だからといって、「その際は公務員と同じ守秘義務をかけるべきだ」という飛躍は許し難い暴言である。
議院内閣制は、有権者に権力の行使を委任された国会議員が内閣を作っていると言えるものだ。
国会議員は、その内閣が秘密裏に進めている外交が国家の利益に反すると判断したら、その職責上、声を大にして内実を暴き、阻止に動かなければならないはずである。
岡田副首相に言いたい。
内閣(政府)の独立性は認められているから、公表が必要になるまで秘密裏に外交をすすめるのはかまわない。しかし、それは、国会議員を“守秘義務”で脅かすという方式ではなく、意にそぐわないかたちで暴露しかねない国会議員には情報を見せない方式で実現すべきだということを...。
陰謀論でなくても、わざと情報を漏らして、特定の国会議員を罪に落とすという活用法はあるしね。
============================================================================
国会議員にも守秘義務…岡田氏、外交機密保持で
2012年3月3日(土)8時58分配信 読売新聞
岡田副総理は2日の記者会見で、政府が今国会提出を検討している「秘密保全法案」に関し、政府の機密情報に接する国会議員にも守秘義務を課すべきとの考えを示した。
秘密保全法案は、政府が外交や安全保障に関する機密情報を「特別秘密」に指定し、国家公務員が漏えいした場合の罰則を現行の国家公務員法より重くするものだ。岡田氏は、「外交を進めるには、与野党の限られた議員が外交機密を共有しながら議論をすることは必要で、その際は公務員と同じ守秘義務をかけるべきだ」と述べた。「国会議員に守秘義務を課すのは私の持論だ。やらないなら(政府と国会議員の)情報共有ができない」とも語った。
秘密保全法案を巡っては、民主党の「インテリジェンス・NSCワーキングチーム」の大野元裕座長らも、国会に特別秘密の内容を審査する「秘密委員会」を設置し、所属議員に守秘義務を課す検討を始めている。
http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/yomiuri-20120303-00160/1.htm
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK127掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。