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2012-03-01 23:53:19
日記茶番的党首討論を見せられ、増税勢力が批判し合っているようで、実は意気投合の場面を互いにつくりあっていて、これは野田によってシテヤラレタなと思っていた。
それは谷垣の自信のなさと、いつものお坊ちゃま的な自信のなさを顔に出していた野田の余裕の顔が、そのことを良く示していた。と思って世が明けたら、今朝からとんでもない報道が駆け巡ったので、以下考えられることをメモしておこう。
1.極秘会談があったとすれば、国民ばかりか、自民党や民主党内の仲間を裏切ったことになる。
2.本人たちは否定しているが、官房長官は否定はしつつも、というスタンスだ。
3.火のないところに煙は立たない。誰が何のためにリークしたか、だ。最も早く報道したのは、「産経」だ。「複数の関係者」とは誰か、だ。
4.そもそも自民党は消費税増税推進だ。民主党の公約違反を非難はするが、増税そのものは否定していないのだから、政権を奪取するためには民主党との違いを浮き彫りにするしかない。その矛盾を解決するための出口がない、ジレンマに陥っているのだ。
これはちょうど小泉政権の時の民主党と同じだ。自民と民主の「話し合い」的解散によって維新の会の動きを封じていくという見方もあるようだ。選挙態勢が整わないうちに解散総選挙に打ってでていこうということだ。政権を維持したい野田首相と総選挙を自分の下で闘いたい谷口総裁の思惑は、その点で一致する。
5.悪政を推進する野田民主党は小沢元代表とその勢力の動きを封じることが最大の目標か。その後押しを誰がやっているかだ。民主党内の勢力争いだ。日米基軸派と日中を含めた日米同盟派という側面もあるが、橋下市長を評価する小沢元代表の動きは要注意だ。何でもアリだから。
6.それにしても日米安保廃棄・大企業規制・企業団体献金反対・憲法9条推進・原発再稼動反対・脱原発ノー・TPP参加反対派を議会で少数派にするための一過程であることだけはハッキリしている。
7.事実こうした政局報道が活発化すると、その存在感は全くなくなると言うのが、この間のパターンだ。さらには、こうした政局が活発化すると政治不信の助長、維新の会のような動きが醸成されていくというパターンも、この間のパターンだ。
8.小沢元代表は消費税に反対しているが、それは現段階においてのみ、ということだ。消費税増税反対の統一戦線、統一行動に出るか、出ないだろう。
9.こういう動きが、国民を無視していることだけはハッキリしている。
10.だからこそ、本来、国民は、こうした政局に対して傍観者、世論調査の対象者に甘んじてしまうのではなく、自らの生活と権利、日本の民主主義を守り発展させていくために、街頭に出て、国民共同の運動をつくっていくしかないのだ。これこそが瑞穂の国の春を演出することになるのだ。
11..そのためにも、「こんなデタラメな政権よ、さようなら」「こっちの政権でどうだ!」というメッセージを打ち出していく必要がある。
12.激動の時代には、いろいろな政権構想がでてくるものだ。そのなかで「紆余曲折」しながら、整理統合されて、本当の国民的政権がつくられるのだ。最初からこれだと言うような決まった政権なんてできっこない。それほど国民の意識は多様化しているし、そもそも未経験なのだ。日本の歴史の中で政権づくりは。
野田−谷垣、週末極秘会談 話し合い解散模索か?2012.3.1 01:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120301/plc12030101300001-n1.htm
野田佳彦首相が、自民党の谷垣禎一総裁と週末の25日に首相公邸でひそかに会談していたことが29日、分かった。複数の関係者が明らかにした。消費税増税関連法案成立と引き換えに衆院解散を約束する「話し合い解散」について意見交換したとみられる。首相、谷垣氏とも打ち消しに躍起だが、この動きが表面化したことにより、政局はますます流動化する公算が大きい。
首相は25日、昼に国会近くのホテル内の日本料理店で藤村修官房長官と会食。午後は藤村氏とともに首相公邸でサッカー日本女子ユース東北選抜メンバーを激励した。谷垣氏と会ったのはこの後だとみられる。
どちらが会談を呼びかけたかは不明だが、両氏とも「消費税増税はやむなし」とする財政再建論者であり、このまま消費税問題を棚上げにして次の衆院選の争点になることだけは避けたいとの思いも同じ。仮に消費税増税法案が衆院通過し、参院で自民党が主導して否決する事態になれば、自民党は政権を奪回しても二度と消費税に手を付けることができなくなる。
ただ、首相と谷垣氏の主導による話し合い解散は衆院選後の大連立が前提となる。消費税増税法案を民主、自民両党の合意の下で成立させれば、両党とも平成26年4月に8%、27年10月に10%の引き上げを拒むことはできない。そうなれば、次の衆院選で第1党となった方が首相を、第2党となった方が副総理を出して連立内閣を組み、社会保障と税の一体改革を粛々と実現していくほかない。
しかも橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会の国政進出や、東京都の石原慎太郎知事の新党構想が現実味を増しており、民自両党で泥仕合を続けていれば次期衆院選後は両党とも主役の座から転落しかねない。
これとは別に民自両党に「話し合い解散」を模索する動きが絶えない。自民党の森喜朗、安倍晋三の両元首相が「話し合い解散」を重ねて主張するのは、早く消費税増税法案を早急に成立させた上で谷垣氏に引導を渡し、新総裁の下で次期衆院選に臨みたいとの思いがあるからだとされる。民主党でも同じ動きが広がる可能性もある。
内閣支持率低迷に苦しむ首相、世論調査で一向に期待が高まらない谷垣氏。このままならば2人とも秋の代表選、総裁選で引きずり降ろされかねない。追い詰められた2人が会期末の「話し合い解散」で手を結んでも不思議ではない。
ただ、これを成就させるには、2人とも絶対に密会の事実を認めるわけにはいかない。民主、自民両党の国会論戦が茶番だと認めるのと等しいからだ。
谷垣氏は29日、記者団に極秘会談を聞かれ「会っていません」と完全否定。首相も公邸前で記者団に「会ったのか」と問われ「まったくなし」と述べた。
極秘会談:野田首相と谷垣自民総裁 消費増税で協力模索か毎日新聞 2012年3月1日 2時35分 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120301k0000m010122000c.htm
党首討論で谷垣禎一自民党総裁(右)の質問に答える野田佳彦首相(左)=国会内で2012年2月29日、藤井太郎撮影
野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁が2月25日に東京都内のホテルで極秘に会談していたことが29日、明らかになった。両氏は消費増税の必要性では一致しており、野田政権が3月提出を目指す消費増税法案の成立へ向けた協力が可能かを協議したとみられる。首相は消費増税に反対する民主党の小沢一郎元代表への警戒感を強めており、自民党の求める今国会中の衆院解散・総選挙に応じる代わりに、次期衆院選後は小沢グループを排除して民・自両党が大連立か政界再編で連携する「話し合い解散」も議題になった模様だ。
関係者によると、会談は首相の働きかけで行われた。詳細な会談内容は明らかになっていないが、首相は「このままでは消費増税法案を小沢元代表につぶされる」と強い懸念を示したという。
首相は29日、今国会初の党首討論に臨み、消費増税法案について「年度内に提出する。51対49の(民主)党内世論でも、手続きを踏んで決めれば、みんなで頑張っていく」と表明。党内で小沢元代表らが反対しても、あくまで3月中に消費増税法案を閣議決定し、国会に提出する方針を強調した。
これに対し谷垣氏は早期の衆院解散・総選挙を改めて要求。「それをきちんとやれば、私たちと方向性が合い、協力する道はいくらでも開ける」と述べ、選挙後は消費増税の実現へ向け協力する考えも示した。
会談について首相は29日夜、首相公邸で記者団に「会っていません」と否定。谷垣氏も党本部で記者団に「全くなし」と述べたが、将来的に会談する可能性については「一般論だが、政治家は場合によって、さしで会って話さなければできないことはいろいろある」と含みを残した。
極秘会談否定しつつ「あっていい」と官房長官(2012年3月1日11時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120301-OYT1T00537.htm
藤村官房長官は1日午前の記者会見で、野田首相と自民党の谷垣総裁による2月25日の極秘会談について「そういう事実はない」と述べる一方、「一般論として、党の代表者間で様々なチャンネルで会合や会談があってよい」と語った。
会談で消費税率引き上げ関連法案への対応が話し合われたといわれていることについては、「(自民党は)参院選公約に消費税(の税率引き上げ)を入れており、(政府と)方向性として大きく違っていない」と指摘した。
増税を互ひに認め激励す抗ふ輩ともに排すと
竹槍と筵をかかげ起ち上がる明治の民のこころ今こそ
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