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極秘会談、論評避ける=「話し合い解散」警戒−小沢元代表
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012030100881
2012/03/01-21:41 時事通信
野田佳彦首相と谷垣禎一自民党総裁の極秘会談が発覚したことに対し、民主党の小沢一郎元代表の周辺は「話し合い解散」が模索されたのではないかと神経をとがらせている。元代表自身は1日夜の若手衆院議員との懇談で、極秘会談について問われたが、「あまり分かんねえな」と論評を避けた。衆院解散・総選挙の阻止に全力を挙げているだけに、平静を装いつつも、心穏やかではなさそうだ。
極秘会談が明るみに出た2月29日、元代表は若手議員との懇談で「会っていないんじゃないか」と語っていた。元代表を支持する議員は選挙基盤が弱い若手が多い。「民主党では戦えない」と次期衆院選前の離党を口にする議員すらいる。
民主党への逆風が吹く今、衆院解散・総選挙となれば、多数の小沢氏系議員が落選するとみられている。民自両党のトップ会談で、消費増税関連法案に自民党が協力して首相が解散を確約する「話し合い解散」の話があったかどうか、民主党内には動揺が広がった。話し合い解散の流れが確実になれば、消費増税反対の小沢氏系議員の多くは、関連法案に反対して離党するか、嫌でも賛成して民主党にとどまるかの決断を迫られるからだ。
両党首のパイプを断ち切るため、元代表のグループが会談情報を流したのではないか、との臆測も飛んだ。だが、元代表に近い民主党の輿石東幹事長は同日夜、自民党の石原伸晃幹事長に電話で「俺は全然知らない。どういうことなんだ」と問い合わせており、元代表が事前に把握していた可能性は薄い。
民主党内で、消費増税をめぐり対立する首相と元代表が会談すべきだとの声が上がり、首相は「どなたであってもお願いし、説得する」と表明した。その首相が谷垣氏との会談を優先したことに、元代表周辺は「野党と話をする前に党内で話をしろ」と猛反発している。
元代表は2月23日の勉強会で、解散阻止のため、倒閣も辞さない姿勢を表明。極秘会談はその2日後に行われた。首相に近いベテラン議員は「これ以上、民主党内で元代表の反対論が広がらないよう会談したのではないか」と解説した。
元代表は、4月にも下される政治資金規正法違反事件の判決で無罪を勝ち取り、首相の党代表任期満了に伴う9月の代表選に向け、党内の主導権を奪還したい考え。最近はメディアでの発信も増やしており、解散阻止に向けた首相批判に拍車が掛かりそうだ。
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