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極秘会談:野田首相と谷垣自民総裁 消費増税で協力模索か・・・話し合い解散はできるのか? (政経徒然草) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/118.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 3 月 01 日 15:17:07: igsppGRN/E9PQ
 

極秘会談:野田首相と谷垣自民総裁 消費増税で協力模索か・・・話し合い解散はできるのか?
http://haru55.blogspot.com/2012/03/blog-post.html
2012年3月1日 政経徒然草


民主党執行部がセコイ300万円札束作戦(日刊ゲンダイ様から引用)を展開しているそうだ。

これって国民の税金を使った買収行為ではないの・・・。
金を渡して「社会保障と税の一体改革に協力してね!」と言うのって、金を渡して「選挙で民主党候補に投票してね!」と言うのと同じレベルの話のような気がするのだが・・・。(低レベルということを言いたい・・・)

さてさて、永田町では野田首相と谷垣自民党総裁の極秘会談が話題になっているようだが、その話題の中心にあるのが「話し合い解散」であることは言うまでも無いだろう。
弱小グループをバックにする二人の生き残りをかけた話し合いであるかのように報道するマスコミもあるが、冷静に分析してみる必要があるだろう。
(ここで注意すべきは、話し合いによる消費税増税法案成立後の解散・総選挙を目指す場合には、社会保障改革についても合意が必要になる点である。でないと自民党も増税だけに賛成したことになり、国民から反発を受ける。逆に民主党は、自民党の言いなりになれば国民から信頼を失う。)

「話し合い解散」後における幾つかの課題を挙げてみたい。
@一つ目には、話し合い解散をした先に何があるのか?
という点である。
「連立」なのか「政界再編」なのかという点である。
A二つ目が「1+1」が「2乃至3」になるという保証があるのか?(つまり数の上でのメリットがあるのか?)
という点である。
「民主党+自民党」ないし「民主党の一部+自民党の一部」で連立あるいは政界再編をした場合、数の上でのメリット(即ち衆参での過半数の確保)が実現できるのかという点である。連立した場合においても、双方から、かなりの数での離党者がでる可能性は高い。(選挙でも大量に落選者がでるだろう。)
B何を御旗に立てるのか?(目的と政策)
連立あるいは政界再編の場合においても、しっかりとした目的と政策合意が必要とされる。
「増税」が目的だけでは国民の反発を招くだけだ。では「社会保障政策」で合意できるのか?「憲法問題」で合意できるのか?
等々、考えていくと口で言うほど簡単ではない。
C支援団体との関係は?
この問題は、思った以上に対処が難しい。
特に民主党の場合においては、連合などの理解が得られるのかという問題が生じてくる。連立の場合にはまだしも、政界再編の場合には、この問題は重要な要素となる。相手方の自民党議員が労組をバックにした政党の議員達と一緒になれるのか?(散々、労組を批判してきた自民党議員達が支援者に説明できるのか・・・)
当然、労組などの支援者側にも戸惑いと拒否反応が生まれることは間違いないだろう。
D選挙はどうするの?
両党の候補者が重複する選挙区において候補者の調整は可能だろうか・・・。
実際に次期衆議院選挙に向け、候補者は動きはじめている。
果たして「連立」ないし「政界再編」を掲げて民主、自民の候補者達が同じ選挙区で戦うことが可能なのか?
よく「選挙後の連立ないし政界再編」を口にする人達がいるが、政界再編ならまだしも「血みどろの戦いを繰り広げた政党同士、議員同士」が、すんなりと「連立」できるものなのだろうか?
感情的にも政策的にも、難しい面があるように思えてならない。
また、其の場合、国民の理解が得られるのかという問題がある。
選挙で散々批判した相手と選挙が終わったら何事も無かったように連立を組むことに国民は納得するのだろうか?
寧ろ、政党不信や国会議員に対する不信感を増幅させることに繋がりはしないのか。

結論を言えば、口でいうほど「連立」や「政界再編」は簡単ではない。
ポイントになるのは「相互の信頼感」と「決断力」「リーダーシップ」だと考えるのだが、とても民主党と自民党に「相互の信頼感」があるとは思えない。両党を纏め上げるだけの人材も見当たらない。
寧ろ今以上に混乱を招く可能性の方が高くなるのではないだろうか。
つまり、メリットもあるがデメリットもあることを考慮した上で、議論する必要があるのではないか。
党内において、信頼感やリーダーシップに疑問符がつけられている野田首相と谷垣総裁に「連立」や「政界再編」をリードしていく力があると信じている議員がどれだけいるだろう。彼らの周辺にも、それらしき人材は見当たらない。

一般論から言えば、各政党は「連立の枠組み」や「政界再編の枠組み」を、はっきり示した上で解散総選挙をすべきである。それが政党としての筋道である。
そうでないと有権者を騙す結果になりかねない。
本来は「消費税増税の是非」や「社会保障改革」についても、選挙で問うべきである。
連立を目指す場合には、連立する政党は「連立政権としての政権構想と政権公約」を掲げて選挙選を戦うべきである。
政界再編を目指す場合には、本来は選挙前に「政界再編」を行った後に解散総選挙を実施すべきである。

大変穿った見方だが、最近の小沢さんの政策勉強会などにおける憲法論などにおける発言は、連立や政界再編を見据えた上での発言ではなかろうかと感じられるのだが・・・。

「野田首相を中心とする反小沢、増税賛成グループ」+「谷垣総裁を中心とする反小沢、増税賛成グループ」による連立政権ないし政界再編による合同政党政権に対し、どれだけの国民が「変化」や「希望」を感じることができるだろう。「魅力」を感じることができるだろう。「投票したい」と有権者は思うだろうか。
この場合、「1+1=2」の現状が選挙後「1乃至0.5」になる可能性も考えられる。

過去の日本の選挙において増税を訴えて勝利した例は皆無に近い。「山が動いた」と言われた土井社会党時代の選挙や菅政権における参議院選挙をはじめ、増税を訴えて戦う選挙は事前の世論調査とは、大きく違う投票結果がでる場合が多い。
特にサラリーマン家庭が中心の連合などの支持団体や中小企業が多い支持団体においては、表立って「増税」を支持しにくい側面があり、支援活動が空回りする可能性が高い。
だからこそ、「選挙前に増税法案だけでも何とかして成立させたい」と野田総理や財務省は考えているのだろう。
しかし、これは邪道である。話し合いで「増税」を決めることができたら選挙をやる意味がなくなる。

そして連立にせよ政界再編にせよ、全てが小沢さんの行動次第という「他人頼み」の現状の中、そして党内も思うように纏められない中で、彼らが主導権を握ることは非常に難しいのではないかと思われる今日この頃である。


 

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コメント
 
01. 2012年3月01日 16:23:39 : QdNhkNQvmM
テレ朝ニュース
追及不足のウラで…野田・谷垣“極秘会談”の波紋(03/01 11:50)
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220301017.html

29日、今国会初の党首討論に猛特訓で臨んだ自民党の谷垣総裁でしたが、消費税増税で意気投合し、「小沢抜き」の政界再編へ向けた協力を探り合う展開となりました。この追及不足の裏には、5日前に野田総理大臣との極秘会談があったからではという見方が出ています。

 野田総理も谷垣総裁も極秘会談は否定していますが、波紋はどんどん広がっています。自民党内からは、党首討論の前に会談したとしたら「時期が悪い」と批判的な見方がある一方で、ある幹部は、会談の狙いについて「話し合いで解散権を握るしかない」と指摘しています。実は自民党幹部のなかには、「民主党が消費税をめぐって割れた時に小沢グループを除いた人たちと連立するしかない」と水面下で民主党幹部と接触する動きもあります。こうした背景には、財政再建で一致する野田総理と谷垣総裁にこのままでは消費税増税法案が成立しないという危機感があります。また、「決められない政治」と批判されて、維新の会などの第三極に国民の支持を奪われるという懸念もあります。消費税増税法案の提出期限である今月末に向けて、各党の動きは活発化しそうです。


02. 佐助 2012年3月01日 16:44:06 : YZ1JBFFO77mpI : FadH6CGwCF
消費税!消費税増税と叫ぶが,何か忘れてないですか,世界金融恐慌と二大政党の腐敗。

日本の政治家や官僚は世界的信用収縮恐慌を認識できないために.政権与党は,右翼左翼中道な関係なく.選挙ごとに得票を減らします。そして2015年の証券・為替・銀行の一時閉鎖に追い込まれ超党派法案可決まで,政権交代は続きます。

橋下新党や石原新党に自然エネルギーから産業革命によるデフレ経済からの脱出に期待がかかるために,既存政党が消費税を対立軸にしなくても自民党も民主党も半減します。消費税を対立要素から消すと第三の勢力に期待がかかるだけです。だから橋下新党や石原新党が過半数をとり連立政権になる,しかし残念なことにこの二つの勢力が必ず対立から分裂します。

政治の基本対立要素の一つは「民主主義は理念でなくルール」なので対立構造は変化していきます。政治的概念ではありません。普通は対立要素は見えないものです。理念は個人と集団(企業・国家)によって異なるので対立要素の周期は見えない。つまり隠れた対立要素は二大政党制の腐敗・不信です。既存政党が消費税を有耶無耶にしても二大政党制の腐敗・不信を消すことは不可能。

だから世界的信用収縮恐慌を認識し経済政策を打てる政党が第三・第四に現れると.またそちらに国民の目が向きます。政治と経済は別に動きますが,勝負は経済政策なんです。世界的信用収縮恐慌を認識して自然エネルギーから産業革命による対策をすると.その政党勢力が国民から注目を浴びて拡大することになる。


03. 2012年3月01日 17:02:01 : zRtCrVClYg
この極秘会談の報道、政権の難局を乗り切るために(小泉の時と同じように)北朝鮮を利用する準備を裏で行っている可能性を示唆しているように感じられる。野田の訪朝が絡むと話し合い解散に誘導し易い。原発問題などもそれに準ずる結果になるはずだ。北朝鮮は急激な変化を求めるには格好の政治的カードだ。

04. 2012年3月01日 17:11:06 : rWmc8odQao
河野太郎氏
「谷垣総裁がホテルオークラで、野田総理とあったのかどうかを話題にしていたら、おもむろに石原幹事長がポケットからホテルオークラのクッキーを取り出して配り始めた!」
https://twitter.com/#!/konotarogomame/status/175115079421927424

山本一太氏
「ガッカリして、何もやる気が起こらない。本当に辛い。が、悲しみをぐっと呑み込んで、参院予算委員会の質問準備は、しっかりやらないと。3月から始まる総括質疑に、トップバッターで質問に立つ!」
https://twitter.com/#!/ichita_y/status/175117695954599936

ガッカリする必要はないです。谷垣氏を降ろして解散に追い込むだけでしょ。自民党がやるべきことは。


05. 2012年3月01日 22:06:12 : QdNhkNQvmM
「会期末解散一番高い」 公明幹事長が見通し
2012.3.1 19:35

 公明党の井上義久幹事長は1日のBS11番組収録で、6月の今国会会期末に野田佳彦首相が衆院解散に踏み切る可能性が高いとの見通しを示した。「追い込まれての解散、積極的な解散と両方(の可能性が)あるが、首相が判断をせざるを得ない状況は会期末に一番高くなる」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120301/stt12030119350009-n1.htm


06. 2012年3月01日 23:16:41 : rWmc8odQao
04、私の誤解でした。ゴメンナサイ。すみませんでした。

山本一太氏
「少し前のツイートが誤解されたようだ。谷垣総裁が野田総理に会ったというニュースを聞いたくらいで、ガッカリなんてしない。そんなんことで、悲しみを呑み込んでなんて言うわけがない。辛かったのは、16年間、自分のために頑張ってくれた大事な地元秘書の急逝の知らせを受け取ったことです。」
https://twitter.com/#!/ichita_y/status/175205552752824320

ご冥福をお祈りいたします。


07. 2012年3月01日 23:38:54 : vBSktyxi86
消費税増税で合意して「話し合い解散」は、最悪のシナリオである。
断固反対。

野田内閣の総辞職を求めていこう!

極秘会談を黙殺=「話し合い解散」警戒−小沢元代表
 野田佳彦首相と谷垣禎一自民党総裁の極秘会談が発覚したことに対し、
民主党の小沢一郎元代表の周辺は「話し合い解散」が模索されたのではないかと神経をとがらせている。
元代表自身は1日、自らが会長を務める勉強会では発言せず、
極秘会談に関しては黙殺した格好。衆院解散・総選挙の阻止に全力を挙げているだけに、
平静を装いつつも、心穏やかではなさそうだ。
極秘会談が明るみに出た2月29日、元代表は若手議員との懇談で「会っていないんじゃないか」と語っていた。
元代表を支持する議員は選挙基盤が弱い若手が多い。
「民主党では戦えない」と次期衆院選前の離党を口にする議員すらいる。
民主党への逆風が吹く今、衆院解散・総選挙となれば、多数の小沢氏系議員が落選するとみられている。
民自両党のトップ会談で、消費増税関連法案に自民党が協力して首相が解散を確約する「話し合い解散」の話があったかどうか、
民主党内には動揺が広がった。
話し合い解散の流れが確実になれば、消費増税反対の小沢氏系議員の多くは、
関連法案に反対して離党するか、嫌でも賛成して民主党にとどまるかの決断を迫られるからだ。
両党首のパイプを断ち切るため、元代表のグループが会談情報を流したのではないか、との臆測も飛んだ。
だが、元代表に近い民主党の輿石東幹事長は同日夜、自民党の石原伸晃幹事長に電話で
「俺は全然知らない。どういうことなんだ」と問い合わせており、元代表が事前に把握していた可能性は薄い。
民主党内で、消費増税をめぐり対立する首相と元代表が会談すべきだとの声が上がり、
首相は「どなたであってもお願いし、説得する」と表明した。
その首相が谷垣氏との会談を優先したことに、元代表周辺は「野党と話をする前に党内で話をしろ」と猛反発している。
元代表は2月23日の勉強会で、解散阻止のため、倒閣も辞さない姿勢を表明。
極秘会談はその2日後に行われた。
首相に近いベテラン議員は「これ以上、民主党内で元代表の反対論が広がらないよう会談したのではないか」と解説した。
元代表は、4月にも下される政治資金規正法違反事件の判決で無罪を勝ち取り、
首相の党代表任期満了に伴う9月の代表選に向け、党内の主導権を奪還したい考え。
最近はメディアでの発信も増やしており、解散阻止に向けた首相批判に拍車が掛かりそうだ。(2012/03/01-18:54)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012030100881


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