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「石ぶつけられんじゃないの」と亀井氏、消費増税車座PRをやゆ
http://www.janjanblog.com/archives/64625
2012年 2月 29日 20:06 高橋清隆 :JanJanBlog
国民新党の亀井静香代表は29日、民主執行部が新人議員らに義務づける社会保障と税の一体改革PRのための車座集会について「かわいそうに」「石ぶつけられんじゃないの」と対象議員をかばう皮肉を述べた。
民主党執行部は党の小選挙区支部長を務める新人議員104人と公認内定者4人の計108人に対し個別面談を3月7日まで行い、新人1人につき300万円の「活動費」を支給するとともに20人規模の車座集会の開催を求めている。
この計画について、亀井氏は「かわいそうに。政府がどんどん突っ走っている中で国会議員にそれをやらしたら、石ぶつけられるんじゃないの」とやゆした。
会見に同席した田中康夫新党日本代表が「大臣がやる全国行脚は1回ずつで終わったの」と疑義を呈すと、亀井氏は「中身が全然報道されない。記者を出入り禁止でやったのか。おれは新聞を時間かけて全紙読んでるけど」と集まった記者に向けた。
田中氏は「十数人限定で、そこの意見で普遍的に洞察できるとすれば、わたしは洞察力がないんだろうな」と皮肉った。
主要閣僚が全国を回る対話集会は18日に全国4会場で開催。それ以降、消費税引き上げ関連法案の国会提出までほぼ毎週末全国で20人規模の集会を開くとしているが、全国紙での報道はまれ。幾つかの地方紙では、参加者が発言できない不満が紹介されている。
国民新党は深刻なデフレ下にある現状では、消費増税を伴う「一体改革」に反対の立場。しかし、この日も亀井氏は消費増税法案の閣議決定での対応を明言しなかった。郵政改革の決着まで、民主党との全面的な対立を避けたいものと思われる。
郵政改革に関する法案を通したくない民主党執行部は、300兆円をハゲタカ外資に献上したい自民党にどこまでも譲歩し、時間を稼いでいる。郵政民営化改正法案は1月の通常国会冒頭での成立を約束していたが、11年度第4次補正予算と12年度予算審議の間で再約束させられ、ずれ込んだまま。
民主・自民・公明3党による郵政法案の修正が長引くのと歩調を合わせるかのように、政府・民主党は「一体改革」の閣議決定を3月13日から同月下旬に延期しつつある。
無視される郵政改革法案、300兆円はハゲタカに渡るのか
高橋清隆記者のプロフィール
反ジャーナリスト
著書:『亀井静香が吠える--痛快言行録--』(K&Kプレス)
『偽装報道を見抜け!―世論を誘導するマスメディアの本質』(ナビ出版)
ホームページ:
「高橋清隆の文書館」
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