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党首討論:民・自協力探り合う 「小沢切り」問う谷垣氏
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120301k0000m010089000c.html
毎日新聞 2012年2月29日 21時27分(最終更新 2月29日 22時49分)
今通常国会初となった29日の党首討論は、野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁が消費増税をめぐる応酬を繰り広げつつ、「民・自」協力の芽を探り合う場面もあった。首相は民主党内の小沢一郎元代表らの反対論を押し切って消費増税法案を年度内に提出する決意を強調し、今国会での成立へ向けた協力を要請。与野党協議を拒否した谷垣氏も次期衆院選後の連携に言及し、首相が「小沢切り」に踏み切れるかを見極める構えもみせた。
「一緒に消費税を引き上げるために、(法案を)通すために努力しようじゃありませんか」。首相は党首討論で谷垣氏に正面から協力を呼びかけた。その切り口としたのが、野党側の批判する「交付国債」だった。
政府は12年度予算案に基礎年金財源の一部を計上せず、将来の消費増税で償還する交付国債で賄う方針。自民党はこれを「粉飾的」と批判し、赤字国債を発行する対案を示している。首相は「(赤字国債の)償還財源は消費税か」と逆質問。谷垣氏が「その通り」と答えると、首相は「いい答弁をいただいた」と歓迎し、消費増税では共闘できるとの認識を強調した。
自民党内には「小沢切り」や、民主党の掲げる「最低保障年金」の撤回などを条件に法案賛成を模索する動きもくすぶる。
谷垣氏は最低保障年金について「棚上げなのか、撤回なのか」と迫り、与野党協議の糸口となることを示唆。消費増税法案への対応では「小沢さんは倒閣も示唆している。説得できるのか」「党内をきちっと掌握されて、方向性を定められるのを(固唾、かた、ず)をのんで見守っている」と民主党内のとりまとめを強く求めたことで、小沢元代表と決別する覚悟を問う発言とも受け取られた。自民幹部は「衆院選後の政界再編では小沢一派のいない民主党の一部と『第2の保守合同』だ」と思惑を語る。
民・自協力のムードを感じ取った社民党の福島瑞穂党首は「谷垣総裁の完敗だ。自民党は消費増税に賛成だから対立軸にならない」と皮肉った。【田中成之、佐藤丈一】
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