http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/883.html
Tweet |
民主1回生争奪戦 小沢氏と執行部、主導権争い
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120229/stt12022900360000-n1.htm
2012.2.29 00:34 産経新聞
民主党執行部と小沢一郎元代表が衆院当選1回生の「争奪戦」を繰り広げている。執行部は28日、1回生を対象に個別面談を開始した。「社会保障と税の一体改革」への理解と次期衆院選対策の徹底を図るのが名目だが、小沢氏が消費税増税を阻止するために進めている多数派工作に対抗する狙いもありそうだ。果たしてその行方は−。
民主党本部6階の会議室。個別面談で樽床伸二幹事長代行らはアメとムチを使い分け、1回生に対し懐柔策に出た。
「選挙はいつあるか分からない。とにかくしっかりやってくれ。その代わり資金的な支援を考えている」
執行部は来月、1回生に限り1人当たり300万円の「活動費」を支給する方針を固めているが「しっかりやった人間には上乗せもするが、さぼったら差し引く」と通告した。
樽床氏らは「何かしてほしいことがあれば、この場で言って」とも語った。民主党衆院議員291人(横路孝弘議長を除く)のうち、約45%を占める1回生129人(参院経験者を除く)の取り込みにいかに腐心しているかがうかがえる。
個別面談は来月7日まで、ほぼ連日開催される。執行部は全国の選挙区総支部長に対し、4月末までに最低2回、車座集会を開くよう求めている。有権者に一体改革の理解を深めてもらうためだ。今回の個別面談は車座集会の開催を徹底させる狙いもある。
だが、1回生の多くは選挙基盤が弱い中で有権者に消費税増税の理解を求めるのは至難の業だとして、車座集会に消極的だ。
消費税増税関連法案が提出される3月、同法案の採決が待ち構える会期末の6月には、与野党で一触即発の事態を迎えることも予想される。野田佳彦首相がいつ“伝家の宝刀”を抜くのか予断を許さない中、1回生の間には「解散恐怖症」が蔓延している。
執行部としては求心力を保つにはカネの力に頼らざるをえなかったようだ。
そんな1回生に早くから目をつけグループ化を進めてきたのが小沢氏だ。
129人のうち小沢氏が最高顧問を務める「北辰会」所属議員は約40人で、「隠れ小沢系」を含めると約50人が小沢氏の影響下にある。衆院の過半数は240人で、民主党議員のうち52人が造反すれば、民主党は単独で過半数を得られなくなる。
「数の力」を維持するためとはいえ、小沢氏の1回生への「愛情」の注ぎ方は尋常ではない。1月下旬には1回生約30人を個別に呼び出し、議員会館の自室で面談。逆風下での選挙運動のノウハウを指南した。
今月22日からは北辰会を5グループに分けて会合を開催中で、28日夜には都内の日本料理屋での会合でこう語った。
「首相は(増税法案で)強行突破はできない。4月以降いろいろな動きが出てくるだろう。われわれが一致結束することが大事だ。しっかり地元を回れ」(坂井広志、山本雄史)
◇
若手対象に個人面談=活動費300万円、造反封じも−民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012022800981
民主党は28日、衆院当選1回議員を対象に、樽床伸二幹事長代行による個人面談を開始した。次期衆院選に向け、選挙基盤の脆弱(ぜいじゃく)な若手のてこ入れを図ると同時に、消費増税への理解を得る活動を徹底させるのが狙い。執行部は、活動状況によって党本部から支給する活動費に差をつける方針。小沢一郎元代表の影響力が強い若手に「踏み絵」を迫る動きとの反発も出そうだ。
面談では各議員に地元活動の状況を報告させた上で、野田政権の最重要課題である消費増税を含む社会保障と税の一体改革について、支持者らへの周知に全力を挙げるよう指示。通常の活動資金に加え、3月中に300万円の追加支援を行うと伝えた。
追加支援は、党が昨年末に行った情勢調査で、新人議員の多くが劣勢に立たされているとの結果が出たためだ。活動費は、政党交付金を原資に積み立てた150億円の選挙対策費で賄う。樽床氏は、面談した議員の一人に「地元活動をしっかりやった人には(活動費を)上乗せするし、さぼったらペナルティーを科す」と語った。
政府は消費増税関連法案を3月中に閣議決定、国会提出する方針。執行部は元代表に近い議員の採決での造反を警戒しており、「わざわざ面談をするのは党の方針に従わせるためでは」(若手)との見方もある。 (2012/02/28-21:14)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK126掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。