http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/878.html
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「福島原発事故検証委員会」が「民間事故調」という理由で、東電が調査に応じない不可解。
http://31634308.at.webry.info/201202/article_30.html
2012/02/28 22:50 かっちの言い分
現在、「福島原発事故独立検証委員会」で、ここに関わった政治家や米国から米規制委元委員長か話を聞いて、いろいろな実態が明らかになってきている。やはり菅首相の出しゃばりが、事故の拡大を招いた可能性が報道されている。また、東電の清水社長が再三にわたって、原発からの全員撤退を進言したこともほぼ間違いないようだ。それを怒鳴りつけて引き留めたのも、菅首相であったことも事実のようである。この委員会によって、徐々にその実態が明らかになってきたことは良いことだと思っていた。しかし、この委員会の実態というか、東電のデタラメもわかってきた。
この委員会はいろいろな名前をもっていることもわかってきた。まず、この委員会は「民間事故調」と言うらしい。また、「国会事故調」とも言うらしい。この調査員会は政府の肝いりで、日本における世紀の大事故の原因を調査するために作られたので強制力を持つものであると思っていた。しかし、東電は正に「民間の団体」の調査だから、事故調の招請には応じていないという。
これを聞いて何だ!!、何と間抜けの調査委員会なのかというか、何でこんな中途半端なものを作ったのかと思ってしまった。ここでの調査は、単なるガス抜きの調査になる恐れがある。これだけの大事故を引き起こしていながらである。
今回の原発大事故の第一義的な責任は東電にある。その東電が事故調が民間の団体だから、その調査には応じないというのは、国民として全く納得出来ない。況や、実際に放射性物質で汚染され退避したり、生活基盤を奪われた人たちにとっては怒髪天を抜くだろう。一番責任が重く、一番情報を握っている東電から調査が出来ない事故調なんて、犯人がわかっていながら事情聴取をしないで、その親族、関係者から事情聴取をしているようなものである。何とも不可解である。これを黙って放置して認めていることも不可解である。
このブログでも「戦後日本を最大の危機に陥らせた東電の幹部たちには刑事責任を取ってもらいましょう。http://31634308.at.webry.info/201201/article_29.html」と書いたが、多くのブログでも、東電に刑事捜査が入らないということはおかしいと述べている。政府肝いりで作られた事故調に政治家も聴取を受けているのに、東電が調査に応じていないのは理不尽としか言いようがない。民間の調査に応じないなら、国家権力をもって強制的に調査しない限り、何のための原発調査、分析かわからない。東電が事故調査に応じないのなら、こういうときこそ東京地検特捜部の出番ではないのか?
民間事故調「菅前首相は不合格」 情報提供に失敗
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012022801002080.html
東京電力福島第1原発事故を調査した「福島原発事故独立検証委員会」(民間事故調)が28日、都内で記者会見を開き、北沢宏一委員長は、菅直人前首相の事故対応について「情報の出し方を失敗し、国民の評価を失った。全体としては不合格だ」と指摘した。
官邸の介入強めた班目発言 「水素爆発ない」
東電は再三の撤退申し入れ 民間事故調報告
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E5E2E69A8DE0E5E2E0E0E2E3E09191E3E2E2E2;df=2
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菅前首相 「SPEEDI」の存在知らなかった!
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5121.html
2012/2/28 日刊ゲンダイ
「無用の混乱と危険の拡大を招いた」
怒りを通り越して呆れるばかりだ。福島原発事故に関する民間の事故調査委員会がまとめた報告書で、菅直人前首相らが事故当時、「SPEEDI」(放射性物質の拡散予測システム)の存在を把握していなかったことが分かった。
「SPEEDI」は事故直後にデータが公表されず、多くの地元住民を被曝の危険にさらすことになった。報告書では、菅ら5人の政治家が「文科省などから説明がなく、事故から数日たってもその存在すら知らなかった」と証言したといい、民間事故調は「『SPEEDI』は原発を立地する際、住民の安心を買うための『見せ玉』に過ぎなかった」と批判している。
報告書ではこのほか、菅が必要以上に“現場介入”して「無用の混乱と危険の拡大を招いた可能性がある」と指摘。事故対応でバッテリーが必要になった時、菅は自らの携帯電話で担当者に連絡し、「必要なバッテリーの大きさは? 縦横何メートル?」などと質問していたという。
一方、1号機原子炉建屋の水素爆発を知って「爆発しないって言ったじゃないですか」と驚く菅に対し、原子力安全委員会の班目春樹委員長は「あー」と頭を抱えるだけだった。
政治家、官僚、専門家がそろって、こんな無能ではマトモな事故対応などできるはずもない。
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