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橋下大阪市長が改憲を語るのは笑止だ。百年早い
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2012年02月25日 天木直人のブログ
橋下徹大阪市長の発言がどんどんとエスカレートしている。
その中で私が看過できない発言であると思って注目したのが
憲法9条改正に関する国民投票発言だ。
2月25日の産経新聞が次のように報じている。
すなわち地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長は
24日、自身のツイッター上で、憲法9条の改正の是非につい
て、2年間にわたり国民的議論を行なった上で、国民投票にかけ
て決定すべきであるとの私見を明らかにしたという。
橋下氏は「9条について決着をつけない限り、国家安全保障に
ついての政策論議をしても何も決まらない」と指摘。改正の是非
について期間を2年と区切って徹底した国民的議論を行ない、
国民投票で方針を定める事を提案したという。
この橋下発言を聞いて橋下氏を危険な独裁者だと批判するのは
左翼的護憲論者の発想だ。それでは憲法9条は守れない。
受けて立つのだ。
国民的議論の中で国民に護憲の重要性を気づかせそして堂々
と国民投票によって改憲を退けるのだ。
その時に初めて対米従属の日米同盟から決別した正しい国家
安全保障政策が確立する。
9条改憲の動きについては忘れられない中曽根大勲位の言葉を
思い出す。
おそらく今の政治家の中でその生涯を9条改憲に捧げてきた者
で中曽根元首相の右に出るものはいないだろう。
その中曽根大勲位がかつてインタビューで語っていた。
いま改憲を行なおうとすると血なまぐさいことになる、と。
その意味するところはこうだ。
護憲、改憲に国論が分かれている時に国民投票などによって
雌雄を決しようとすれば国民が二つに分かれて流血騒動に至る。
国民のほとんどが改憲を望むようにならなければ改憲はしては
いけないということだ。
戦後の政治を目撃してきた政治家ならではの含蓄ある言葉である。
安保闘争や70年闘争を知らない世代の橋下徹が軽々に国民投票
で改憲を決める事を口にする。
その事自体が笑止千万なのである。
橋下砥折るはもっとよく日本の戦後の政治史を勉強してからものを
言わなければならない。
いまの日本は改憲問題などにかまけている暇はない。
どうやって国民の暮らしを守るのかが政治の最重要課題だ。
それよりもなによりもこの国の政治が崩壊している。
この国そのものが危機に瀕している。
それを解決する政治家を見つけることが先決である。
橋下徹は中曽根大勲位に頭を下げて教えを乞うべきだ。
君が改憲を語るのは百年早いと言われるのがオチだろう。
橋下は自分を選んでくれた大阪市民のために一つでも
いい事が出来るように専念すべきである
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