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小沢事件 特捜検察 姑息な組織防衛シナリオ
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2012/2/25 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
チンピラ検事聴取の裏で画策する
◆「おとがめナシ」は絶対許すな!
小沢捜査のデタラメで火ダルマ炎上中の東京地検が、ウソの捜査報告書をデッチ上げた田代政弘検事(45)を事情聴取していたことが分かった。任意で複数回聴取したほか、当時の上司からも経緯を聞いたという。
田代検事については、市民団体が虚偽有印公文書作成の容疑で刑事告発している。ヤクザまがいの取り調べを繰り返したチンピラ検事の逮捕は当たり前だが、それだけで済む話じゃない。裁判所は「違法不当な取り調べは組織的に行われた」と検察組織を断罪している。検事3人が逮捕された大阪地検特捜部と同様、田代検事の上司だった特捜部長や副部長、その上の幹部の関与まで、徹底的にウミを出し切るのがマトモな組織の姿だ。
ところが、周知の通り、検察はマトモじゃない。この期に及んで組織防衛を画策し、田代検事を「おとがめナシ」にしようとしているからムチャクチャだ。ベテラン司法ジャーナリストが言う。
「田代検事聴取の報道では、何の容疑で事情を聴いたのか、全く報じられていません。しかも、田代検事の『過去の取り調べと記憶が混同した』という主張ばかりが伝えられている。“故意ではなかった”“よって組織は無関係”としたい検察の意図を感じます。大阪地検の一件での苦い経験もある。フロッピーを改ざんした前田恒彦検事を逮捕したら、上司の関与を次々と暴露されてしまった。結果、特捜部長と副部長までイモづる式に捕まる事態になった。同じことが東京地検でも起きれば、検察は完全崩壊です。だから田代検事を逮捕どころか、起訴さえしない恐れもある。起訴猶予ではクロだと認めることになるため、不起訴です。そのバーターで、上司のことは一切口にするな、というわけです」
田代検事にも保身に走る理由がある。虚偽有印公文書作成罪で禁錮刑になれば、法曹資格を取り消される。東京・世田谷に構える一戸建ての住宅ローンを返せなくなるばかりか、“ただの人”になって食いぶちも失ってしまうのだ。
「検察が田代検事を不起訴にしたら検察審査会にかけられるでしょう。しかし、起訴相当の議決が2度出るのかどうか。小沢事件のような怪しい検察審だと、どうなるかわかりません。仮に裁判になっても、検察が田代検事を切り捨てたわけではないから、田代検事は何もしゃべらず、組織は守られます」(司法関係者)
笠間治雄検事総長は小沢捜査に反対した良識派とされるが、「大阪地検の事件では検事の逮捕に反対した」(事情通)といわれる人物でもある。事なかれ主義で組織防衛に走るとしたら、検察は完全に腐りきっている。
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