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大幅値上げ、原発再稼働、究極の選択を強いる枝野
2012.02.25 :(まるこ姫の独り言)
大幅値上げか原発再稼働かと、二者択一を迫る枝野氏の姑息な駆け引きには、やっぱりね。
民主党は、業界労組や官僚に断固とした態度が取れないと言う事を如実に表している。
>大幅値上げ不可避=「原発停止」で電気料金―枝野経産相
時事通信 2月24日(金)22時32分配信
>今の電力需給では再稼働必要…枝野氏が初言及
読売新聞 2月24日(金)22時53分配信
>原発を再稼働しなければ「電気料金が5%とか10%とか15%とかいうレベルで上がるのは間違いない」との見方を示した。火力発電の燃料費増加による大幅な値上げが避けられないと説明した。
枝野氏が、原発停止で大幅値上げ不可避と言いだした時から、何かきな臭いぞと思っていたが、原発再稼働に向けての布石だったのか。。。。
つい、一か月前の枝野氏の発言は、
>今夏の電力需給について、「いかなる状況でも電力使用制限令をせずに乗り切りたい」と述べ、定期検査入りした原発を再稼働せず、すべて停止した状態でも、昨年夏に東京、東北電力管内で実施した電気事業法に基づく電力使用制限令を発動しない
と言っていたが、その時には、電気料金が上がるなどとは、微塵も語っていなかったが、東電が電気料金値上げに言及したとたん枝野氏の発言も変わってきた。
今度は、大幅値上げか、原発再稼働かなどと、究極の選択を迫るような発言は非常に不愉快だ。
あれだけの大事故が起きて、未だに広範囲において汚染水、汚染土の報道が無い日は無くこれからも相当長い年月、汚染が終息しない事を思えば、関係者を除いて、それでも原発が必要との思いにはならないだろう。
にもかかわらず、低所得の国民に取って選択肢が無い。
”言うだけ番長”の名をほしいままにしている前原氏だが、言って見れば、民主党全体に言える話で、どの閣僚も初めは威勢のよい事を言うが、関係者に横やりを入れられるとすぐに腰砕けになる。
政府は経団連の強い要請を受けて、原発稼働に向けての発言をしているが、再稼働を許せば、次から次へと他の原発の再稼働もなし崩し的に行われるのだろう。
大幅値上げですか、それとも原発再稼働ですか?キャンペーン。
最早、”国民生活が一番”と真逆の”関係者の生活が一番”になり、その代弁者となり果てているのが野田政権だ。
当初30年廃炉と言っていたものが、40年になり,原則60年になリつつある経過と、同じような事が行われようとしている。
国民がどれだけ反発しようと、結局は原発再稼働ありきなのだ。
あの手この手で脅しをかけて、結果は目に見えるている。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/02/post-26a2.html
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