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(転載開始)
◆噴飯もの! 一体改革大綱「想定問答集」
2012年2月23日 ゲンダイネット
○セコすぎる一体改革大綱
<苦しい言い訳のオンパレード>
野田政権が「社会保障と税の一体改革」大綱を閣議決定した直後から、永田町の一部で民主党政調会作成の「想定問答集」が出回っている。大綱への疑問点と想定回答をまとめた内容で、日刊ゲンダイ本紙が入手したA4判3ページの問答集は苦しい言い訳のオンパレードだ。
例えば「09年総選挙のマニフェストに消費税増税はうたっていない」という想定質問の模範回答は、次のように書かれている。
〈当時の鳩山代表は政権担当期間には消費税の論議をしないということではないと明言した。この論点は昨年末の議論で済んだ話。今さら持ち出すのは、反対のための反対と思えてならない〉
身を切る努力ができていない中、増税の議論自体が国民の理解を得られないという疑問には、〈改革の成果を上げられないという前提での批判は、民主党の改革姿勢を自ら否定することになる〉と、はぐらかす。
大綱には「与野党協議を踏まえ、法案化を行う」とある。与野党協議が成立していない現状は法案化の前提を欠いているという質問には、〈現時点で協議に応じて頂けないとしても、協議を提案しているゆえをもって「与野党協議を踏まえ」ていることとみなすことができる〉とミョーに強気。しかし、詭弁(きべん)だ。
「この問答集は、民主党政調の幹部会で配られたもの。閉会後にその場で回収されたものの、一部が外部に流出したようです。恐らく、問答集の作成過程には財務官僚の入れ知恵があったのでしょう。増税派の執行部メンバーも随分とセコイことを考えていますね」(民主党関係者)
増税に大義があれば、堂々としていればいい。こんな言い訳集の存在自体が、増税に大義がないことを認めたようなものだ。この先、模範回答と同じフレーズを使った議員は、財務省の言いなりとみて間違いない。(転載終了)
永田町にて、社会保障と税の一体改革大綱に関する「想定問答集」=「カンニングペーパー」が出回っている模様である。この「想定問答集」は民主党政調会が作成したとされているが、想像するにこれは”野田佳彦の振付師”たる勝栄二郎率いる財務官僚が作成した代物であろう。上記ゲンダイ記事にあるように、その中身は実に見苦しい回答内容のオンパレードであるが、今のレベルの低すぎる民主党執行部には、このレベルの想定問答さえ作成などできやしないであろう。
この中で、個人的に特に引っ掛かったのが、「身を切る努力ができていない中、増税の議論自体が国民の理解を得られない」という疑問に対し、〈改革の成果を上げられないという前提での批判は、民主党の改革姿勢を自ら否定することになる〉という回答がなされている件(くだり)である。
もはや「伝説」の域に達した感のある野田首相による”辻立ち街頭演説”にて、野田佳彦自身が連呼した”シロアリ退治”(=天下りの根絶)をどうするのか?と問われていることに対して、これでは全く答えになっていないと断じるより他ない回答である。というか、何度読み返しても、何を言っているのか意味不明な文章である。
「民主党の改革姿勢」という台詞が見えるが、「TPP参加」も「消費税増税」も「コンピューター監視法案」も、すべてが民主党ではなくアメリカによる改革(改悪)であろう。(ついでに言えば、「小沢一郎の政治的抹殺」もアメリカによる指示である。)アメリカとその”出先機関””傀儡”たる財務省に隷属する野田内閣には、自らの発案によるオリジナルな政策など皆無であることはもうバレバレである。
しかし、国会中継での与野党のやり取りを聞いていると、与党が与党であれば野党も野党であり、野党もロクなものではない。所謂「目くそ鼻くそ」の世界である。即ち、民主党Bチーム(仙谷・野田一派)も自民党も、目指している”ゴール”が同じだけに国会答弁自体が”漫才”同然と化し、答弁をしている議員どもがそれぞれ己の保身と利権確保にしか関心がないのである。
そうこうしている間にも、東日本大震災の復興は遅延し、福島第1原発からは延々と放射性物質が撒き散らかされているのである。ある意味、今の日本は「無政府状態」に等しく、なんだか怒りを通り越して、しみじみと日本が”土人国家”(※人種差別の意ではない)に成り下がっていることを実感する次第である。
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/c99b510a934b4a2b3516f2ea9f027955
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