http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/748.html
Tweet |
生き生き箕面通信1174 ・「小沢氏起訴のもとになった報告書をでっち上げました」と田代検事
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/47ae4f845636a27c3ade975b838c4cbd
2012-02-25 07:06:40 生き生き箕面通信
おはようございます。
生き生き箕面通信1174(120225)をお届けします。
・「小沢氏起訴のもとになった報告書をでっち上げました」と田代検事
日経新聞の昨日2月24日夕刊にある種衝撃的な記事が社会面(16面)
に掲載されました。東京地検の刑事部が特捜部を任意聴取するなど捜査
をし始めた、という内容です。小沢一郎氏の判決に重大な影響をおよぼす
ことになるはずの捜査です。
小沢氏を強制起訴した検察審査会は、東京地検の捜査報告書をもとに
「起訴相当」と判断したのですが、その報告書がそもそもでっち上げだった
というおかしな話です。報告書を作成したのは、当時東京地検特捜部の
田代政弘検事(現在は新潟地検に異動)。昨年12月に開かれた小沢氏の
公判で証人として出廷した田代検事は、弁護側の尋問に対し「(石川
知裕・衆院議員との間に)そういうやりとりはなかった」と認めたのでした。
石川議員を取り調べた田代氏は捜査報告書に、石川氏が小沢氏の
関与を認めた理由について、「検事から『ヤクザが親分を守るために
ウソをつくようなことをしたら選挙民を裏切ることになる』と言われたの
が効いた。それでこらえきれなくなって、話したんですよね」などと発言
したと記載。ところが、「そういうやりとりはなかった」と自らのでっちあげ
を証言したのでした。検事が自分の検事生命を危うくする証言ですから、
そのこと自体がたいへんな驚きです。
これが事実なら、石川議員のにせの発言をもとに「小沢起訴」とした
検察審査会の判断自体が間違っていたことになり、小沢公判そのもの
の基礎が消滅したことになります。
ところが、本日の朝刊にはこの件に関する報道は、朝日新聞にも、
読売新聞にも1行もありません。東京地検内の刑事部が特捜部を捜査
するというのは、正義を保つための組織内で起きた大変奇異な”事件”
ですから、当然、その事実の有無を含めて報道しなければならない性質
のものです。しかし、おそらく東京地検のしかるべきところから相当の
圧力がかかったのでしょう。例によって、大手紙は「国民に知らせる義務」
を放棄して、唯々諾々と地検側の意向に従った。あるいは検察の意向を
そんたくしているといえます。
今後の見通しは?。特捜部はおそらく、「田代検事の報告書記載内容
は、石川議員に対する以前の取り調べ内容を記載したものであって、
石川議員が小沢氏に報告した事実に変わりはない」と強弁するので
しょう。だから、まだ予断は許されません。
◇
小沢一郎被告元秘書取り調べ問題 検察当局、報告書を作成した検事を事情聴取
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00217918.html
民主党元代表・小沢一郎被告(69)の元秘書の取り調べをめぐって、実際にはないやり取りを含む捜査報告書が作成されていた問題で、検察当局が、報告書を作成した検事の事情聴取を行っていたことがわかった。
この問題は、2010年5月、小沢被告の元秘書・石川知裕被告(38)を取り調べた田代政弘検事(45)が、実際にはないやり取りを含む捜査報告書を作成していたもので、田代検事は、小沢被告の裁判で「記憶が混同した」と説明していた。
この捜査報告書は、検察審査会に提供され、小沢被告を「起訴相当」と判断する際の材料になった可能性がある。
検察当局は、田代検事に対する事情聴取を始めていて、虚偽有印公文書作成の疑いなどで立件すべきか、捜査を進めている。
また法務省では、人事上の処分について検討しているものとみられる。
小川法相は「なぜそういうことが起きたのか、見過ごしていいケースとは思っていない。重大な関心を持っている」と述べた。
(02/24 12:52)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK126掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。