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よろず世の中97
田中角栄の怨念か?
元東京高裁部総括判事で、ロッキード裁判の児玉誉士夫・小佐野賢治ルートで有罪判決を出した一審の東京地裁の裁判長だった半谷恭一(はんや・きょういち=作年78歳=弁護士)を殺害したとして、警視庁捜査一課は22日、殺人容疑で妻の俊子(81)を逮捕した。
同課によると、認知症の症状があり、「主人を殺したりしていない。糖尿病で死んだ」と否認しているという。
逮捕容疑は昨年2月5日〜6日ごろ、東京都文京区本郷の自宅マンションで、半谷さんの首を圧迫して殺害した疑い。
同課によると、半谷さんの死因は司法解剖の結果窒息死と判明した。
自宅は夫婦二人暮らしで、近隣住民が昨年2月5日深夜、二人が言い争う声を聞いた他、監視モニターに、不審人物の出入りが確認されなかったことから第三者の関与はなかったと判断した。
昨年2月6日、俊子が40代の長女に「朝起きたらお父さんが死んでいるようだ」と電話連絡し、長女が110番した。
近所の人の話では、半谷恭一さんは普段ひとりで買い物をすることが多く、食事も一人で摂(と)っていたようだと言い、二人が争う声を聞くまでは、いっしょに住んでいた風でもなかったと首を傾げていた。
長女の話では二人とも認知症の症状があったという。
1983年(昭和58年)、東京地裁半谷恭一裁判長は田中角榮に懲役4年・罰金5億円の実刑判決を下した。田中は即日、控訴した。
田中の裁判はこの後、1987年公訴棄却を言い渡され
即日上告。
1993年平成4年田中角榮氏は75歳でこの世を去ったため公訴を棄却され、審議打ち切りとなったが、最高裁は1995年秘書官の榎本敏夫に外為法違反の有罪判決を出し、その中で田中の5億円収受を認定した。
☆
不自然な金銭の受け渡し場所。
金額の不一致(政治主義裁判)。
公訴権乱用の可能性。
不当逮捕の可能性。
作文調書の可能性。
米国陰謀説。
さらにロッキード社コーチャンの司法取引は無効とされ、せめて5年あのまま田中角栄氏が生きていれば無罪だったことは証明されたと思う。
ちょうど今の小沢一郎と田中角栄氏の政治抹殺の背景はあまりにも酷似している。
★★★
半谷恭一元裁判長の遺体には顔・手・体の全体に痣(あざ)が数多くあったようで、かなり以前から妻から暴力を受けていたと警視庁は言う。
田中角榮氏の怨念が半谷俊子に乗り移って、元裁判長への正義の制裁・拳が振り降ろされ、妻からのリンチ死に至ったのではないか・・・
同庁は半谷俊子の精神鑑定をするという。
裁判官は正しい判決を下さないと、自身の子孫類代に苦悩を与えてしまう。この道理に例外は無い!!
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