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特集 地軸 2012年02月22日(水)
首相が選べたら
もしも、自分たちの手で首相が選べたら―。米国のように強い指導者が誕生し、短命首相の再生産と決別できる? 何より民意が直接反映され、政治不信も解消する?▲
曲がり角に差しかかると、不死鳥のように首相公選論が息を吹き返す。大阪市の橋下徹市長率いる地域政党が政権公約に掲げて話題をさらう。公選制の成否は「(日本が)沈むか再生するかを決定づける」と鼻息が荒い▲
中曽根康弘元首相が公選論を唱えたのは半世紀以上前のこと。小泉純一郎元首相が議論を加速させた時期もあったが、実現していない。なぜなら両名は公選に頼らず長期政権を築けたから▲
直接選挙を経れば首相の正統性は保証される。が、党や国会との権力関係が今と同じなら、それ以上でもそれ以下でもない。要は独自の指導力が発揮できる基盤をどう見いだすかの問題にすぎない▲
橋下市長の公約通り国会を一院化しても「ねじれ」は起こりうる。首相と議員の同時選でも、国民は同じ政治勢力に投票するとは限らない。与えられた2票を巧妙に使い分ける現象は、首相公選を一時導入していたイスラエルで起きた▲
そんな短所など、選挙に勝って直近の民意を盾にとってきた橋下市長には余計な心配だろう。にしても、原発稼働の是非を問う住民投票条例案に反対するのはなぜ? 持ち前の「分かりやすさ」が見当たらない。
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/chijiku/ren018201202228336.html
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