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原子力委員会が<一次評価だけで原発再稼働を謀る篭ぬけ詐欺劇場>と化したポスト・フクシマの日本、
http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/619.html
投稿者 ハナの愛人 日時 2012 年 2 月 22 日 14:51:35: 9maSyOHzNPJok
 

■原子力委員会が<一次評価だけで原発再稼働を謀る篭ぬけ詐欺劇場>と化したポスト・フクシマの日本、堪え切れぬほど非人間的なその国策原発一極経済の罪の重さ

当内容は、下記ブログ記事◆を補完する内容となっている。

◆2012-02-22toxandoriaの日記:いまさら言うノダ、か!?「ひょっとしたら原発誘致は間違えてたかもしれない」(福井・美浜元商工会長苦悩)、付<仏Ecolo派、Eva Joly大統領候補のマニフェスト>、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20120222

<注記1>原発再稼働のための一次評価とは核燃料を溶融させぬようにするための安全対策についての評価である。対して、二次評価は核燃料が溶融した深刻な事故が起きた場合に備えた安全対策についての評価である。従って、当然、二次評価は机上の想定に過ぎぬストレステストだけで済むはずがなく、フクシマ過酷原発事故の現場についての十分な検証が前提となる。

<注記2>添付画像は、東京電力福島第一原発事故調査委員会で<原発に関する国の安全指針が巨大な津波や全電源喪失を想定していなかったことには「指針に瑕疵があった」と謝罪。「そこまでやらなくてもいいという言い訳ばかりに時間をかけてきた。減点方式の官僚制度の限界だ」とした。電力会社に対しても「国の指針を満たしているからと、護送船団方式で安全性を向上させる努力を怠っていた」と批判した。>と報じられた時の斑目・原子力委員会委員長の<迫真の演技?>の様子 ← しかし、その後になり<斑目委員長が一次評価で運転(原発稼働)再開が駄目との主旨で話した訳ではない>との、2月20日(月)午後の保安院におけるストレステスト意見聴取会での黒木審議官の発言などから(詳細、後述/“みどりの未来MLからの転載”部分で)、どうやら、この時の斑目委員長の一見しおらしげな発言は一種の<対国民ガス抜き効果>を狙った演技(次のステージである、国民騙しの籠ぬけ詐欺作戦に向けての・・・)であったとみるべきだ。日本国の<超法規的実効権力たる原子村からの至上命令>である<原発再稼働>に対しては、今や、民主党も野田内閣もそれに抵抗することは絶対に許されぬ事態となっているようだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012021602000035.htmlより転載)。

・・・

1【斑目の篭脱け詐欺化する再稼働】班目委員長/1次評価(核燃料溶融対策)のレベル疑問「原発再稼働と関係ない」と尤もらしく発言してみせたが:東京 http://bit.ly/xOCnle←二次評価(核燃料溶融深刻事故対策)は当然だが、Cf. http://bit.ly/zpAIgp

2【斑目の篭脱け詐欺化する再稼働】斑目原子力委員会・委員長らが属する原子村(政官司財労学の交尾・野合実効権力)なる超権力からの「一次評価だけで必ず原発再稼働せよ!」の命令へ民主党・野田政権は抗う気が全くない!Cf. http://bit.ly/zpAIgp

3【斑目の篭脱け詐欺化する再稼働】これを百も承知の班目は、見かけだけ野田へ下駄を預けるフリをするという超卑怯な国民騙し作戦を採り始めた!が、主要メディアはこの篭脱け詐欺の構図を明快に指摘しない!ここにも原発マネー効果がちらつく!Cf. http://bit.ly/zpAIgp

4【斑目の篭脱け詐欺化する原発再稼働】関連の新しいブログ記事⇒いまさら言うノダ、か!?「ひょっとしたら原発誘致は間違えてたかもしれない」(福井・美浜元商工会長苦悩)、付<仏Ecolo派、Eva Joly大統領候補のマニフェスト> http://nblo.gs/ugrL7

・・・以下は、みどりの未来MLより転載・・・

ストレス意見聴取会(保安院)と総合的評価検討会(安全委)の傍聴報告

福島原発事故緊急会議 木村雅夫

2月20日(月)午後の保安院のストレステスト意見聴取会、21日(火)午後の安全委の総合的評価検討会を傍聴したので、概要と感想を簡単に報告します。二つの組織が大飯原発再稼動への道を必死で進めています。

1 原子力安全・保安院 ストレステスト意見聴取会

日時 2012年2月20日(月)午後15時〜18時
場所:経産省本館17階国際会議室(傍聴は別館一階共用会議室)
議事:
(1) 四国電力株式会社伊方発電所3号機に関する一次評価について
(2) 事業者評価結果の概要説明について
(3) ストレステストの審査の進め方について

概要:
入場時と退場時に受付にて別室傍聴に抗議。
まず、市村原子力安全技術基盤課長が、2月13日に大飯原発の審査書を原子力安全委員会に提出したことを報告。これに、井野委員と後藤委員が意見(議論が不十分、答えが不十分、継続審議と理解していた、意見聴取会当初に議論を切らない・十分審議を尽くすことを約しストレステストのあり方への疑問も述べていた、なぜ急ぐのか、2次評価まで実施すべき、2次の事業者提出遅れはなぜ、など)。これに市村課長が委員の指摘は理解、明日の安全委には私も出席するのでいろいろな意見があったことは言うと答えて議論打ち切り。

議事にしたがって(1)、(2)に入る。伊方3号、美浜3号、高浜1号、大飯1号、川内1・2号、玄海2号、志賀2号の計8基のストレステスト結果を駆け足で報告、質疑。

次に(3)ストレステストの進め方を残り30分ほどで。「総合的評価」の呼称と限定された「ストレステスト」に矛盾、利益相反、傍聴者排除、ストレステストの結論は原子力規制庁が示すべき、などの質問に対して、市村課長が以前からの形式的回答。2次評価について「現時点では提出する状況に至っていない、事業者からの提出を待っている。IAEAからもしっかりやるように言われている。しっかり整理する、検討している」と答える。

さらに、2人の委員から次の指摘。一次では安全確認にならない、2次評価で放射能の影響評価をしないと住民の判断ができない、ベントの問題が一次で出てこない、斑目委員長が二次評価重視発言、原発安全性への不確実性への踏み込みが不十分、一次の評価だけでやるならそれを国民に説明せよ、製造企業はフェイルセイフの思想で徹底的に安全にするが原発だけはそうではない、など。

これらに市村課長がはぐらかす答えに終始。継続的に検討・改善する、審査基準(指針)の策定を別の場で実施している、安全委の確認が取れたら地元に説明し政治レベルで再稼動を判断する、ご意見は審査書に書き込んだ、と。

斑目委員長が一次で運転再開が駄目との主旨で話した訳ではないと黒木審議官が話したが、これが両組織のシナリオか。

次回開催日は未定。

終了後、別室傍聴について保安院職員に抗議している間に、井野委員、後藤委員、随行員が到着、傍聴者とカメラの前で会見する。
資料:
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/009/240220.html
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/29/800_29_index.html
議事録はまだ。



2 原子力安全委員会 発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価検討会(第1回)

日時:2012年2月21日(火) 14時00分〜17時00分
場所:中央合同庁舎第4号館2階 共用220会議室
議題:

(1)関西電力(株)大飯発電所3号機及び4号機の安全性に関する総合的評価(一次
評価)に関する原子力安全・保安院の確認結果に対する確認について
(2)その他

概要:

斑目委員長が淡々と議事進行。まずは市村保安院課長が、1次・2次についてはIAEAからも指摘されてより細かく記述するように指摘されている、などの概略説明。前日の2人の委員との約束を破り、委員の審査書提出への異議、もろもろの指摘については何も述べない。傍聴席からそのことに対して再三抗議。

保安院の担当から審査書の説明。保安院と(独)原子力安全基盤機構が関電からヒアリングして審査し、全交流電源の喪失、原子炉及び使用済燃料貯蔵プールの冷却機能の喪失への必要な対策、中央制御室の作業環境の確保、緊急時発電所構内通信手段の確保、高線量対応、水素爆発防止、がれき撤去用重機配備、などの実施を指示したことを説明。あたかもこれらの対策を講じれば福島原発事故と同様の事故が起こらないように説明した。

質疑では、緊急時の作業員の確保をどうするか(陸路、空路、海路)、作業員の技術確保は可能か、発電所全体でどう評価したか(1号機、2号機がどういう状態を想定して評価したか)、シビアアクシデント状態への対策は、2次評価してクリフエッジを明確に、等の質問・意見を(今回新たに選ばれた)外部有識者が述べ、保安院が適当に答えた。

さらに、あらかじめ安全委が用意した7項目の質問事項(事業者独自の努力、技術的背景、共通要因故障・従属要因故障の同定・防止、成功パスの頑健性、シナリオ同定の頑健性、可搬施設による対処の考え方、経過措置の頑健性)を久木田委員長代理が説明。次回に保安院が答えることになる。

これで終わろうとしたので、傍聴席から、2次評価がどうなっているか保安院に問え、市村課長はストレステスト委員との約束を守れ、福島原発事故のストレステストの報告をしろ、などの声が上がったが委員が退場して終了した。

資料:http://www.nsc.go.jp/kaisai/senmon/senmon/120221-hatsuden.htm
まだ配布資料もアップされていないよう。

3 感想

斑目委員長が、前日の記者会見で一次評価では安全性評価として不十分といいながら、政府が一次評価結果で再稼動の可否を判断することに「反対しない」と述べたように、この「総合的評価」検討会での「…確認に係る方針」でも「原子力安全委員会の行う確認は、原子力発電所の運転再開の可否の判断を行うものではない。」と記載されている(会議では説明無し)。昨年夏の泊原発の営業運転再開に向けた検討と同様に、ストレステスト意見聴取会の審査書を「確認」して、再稼動には我関せずと決め込み、後は地元と政治判断にゆだねるつもりであることが、傍聴席からの不規則発言を無視する委員長の態度で明らかになった。

あと2回ほどで「確認」し終わるのかも知れない。抗議行動と傍聴と他の種々の運動を強めて、何としても前回の泊原発と同様の結果にしてはいけない。以上

・・・以下も、みどりの未来MLより転載・・・

東京の杉原浩司です。たびたびすみません。昨日21日の原子力安全委員会に関して、フクロウの会の阪上武さんの報告も転送します。ぜひご一読ください。[転送・転載歓迎/重複失礼]

………………………………………………………………………………

みなさまへ(転載転送歓迎)

本日行われた原子力安全委員会の大飯3・4号機のストレステスト審査についての検討会の第1回会合を傍聴してきました。

傍聴前に会場の合同庁舎前で大飯原発再稼動NO!の横断幕を広げてマイクアピール、グリーンピースも「でらため」のでか横断幕でアピールをしていました。

昨日に班目委員長が、ストレステスト一次評価では安全上不十分との記者会見を行ったことから、ピエロにならないよう保安院の審査書を突き返せ!、最後くらいかっこつけろ!などとアピールしました。

先着順で整理券が配られ、100名ほどが番号がふられた傍聴席につきました。班目委員長の開会宣言、資料の紹介、委員の紹介、趣旨があって、保安院から審査書の説明に移りました。冒頭に昨日の記者会見の内容について触れるのかなと思いましたがそれはなく、今日の班目氏はただ議事を進めていただけでした。

委員からはそれなりに質問は出ていて、最初の質問は杉本委員から判断基準は何かと言うずばりのものでした、しかし保安院は明確には答えず、意味不明なことを言ったあと、審査書の12章に書いてあると、中でも鋭い質問をしていたのが、旧原研(現原子力機構)の更田委員だったと思います。彼の主張は、3・4号機が地震・津波に襲われたら、1・2号機も襲われるはずで、1・2号機が最悪の事故を起こしている状況を想定しないと、3・4号機の安全性は論じられないのではないかというものでした。

保安院は、一次評価では炉心損傷までで、1〜4号機が同時に対応が必要な状況は想定している(現実には燃料タンクなど共用施設を共用で使う想定のみ)が、シビアアクシデントについては二次評価になると。結局二次評価を含めなければ評価はできないということになります。

また、保安院の説明の中でIAEAの指摘がたびたび登場しましたが、これも結局二次評価が必要だというものでした。

また五福委員の要員確保についての質問も重要な指摘だと思いました。事故時にどうやって要員を集めるのか、半島の先端にあり、陸路は寸断されるだろう、あとは海路かヘリコプターしかないが、津波が心配な状況で海路は無理、天候が悪くヘリが飛べなければ結局陸路しかない、保安院は、3キロ以内で徒歩で来れる要員が一番確実だと、しかし五服委員は、原発が被災したら3キロ以内にいる要員も地震で被災して動けないのではないかと。

保安院が審査書を一通り説明して、上記のようなやりとりをいくつかに分けてやって二時間が経過、この間傍聴席は、発言の前に名前を名乗れ、スピーカーのボリュームを上げろ、もっとゆっくりしゃべれといったもので、声が出ると事務方が制していましたが、いずれも実現しました。後は比較的おとなしく聞いていたと思います。

問題はその後です、事務方が、委員からの質問をペーパーでまとめたから紹介するとして読み上げ、おそらくはそれを書いた副委員長の久木田氏が解説したのですが、それが一般抽象的で中味がなく、意味不明のものでした。項目を書き出すと以下です。

1.マイプラント意識
2.技術的背景
3.共通原因故障、従属要因故障の同定、防止
4.成功パスの頑健性
5.シナリオ固定の頑健性
6.可搬施設による対処の考え方
7.経過措置の頑健性

こんなな質問事項を出せば、保安院も関電も好き放題に言いたいことを言うだけでしょう、これでまとめて今日は終わろうとしたので、会場はざわつき、しまいには騒然となりました。一般抽象的な質問書に対する抗議と共に、前回の保安院の意見聴取会で、井野さんと後藤さんが原子力安全委員会に意見がしたいと申し出て、保安院の市村課長がそれを抑えるために、この検討会に自身が出席するので、2人の意見はそこで伝えますと言っていたのに、それを一言も発しなかったことに対する抗議も出ました、さらに二次評価がどうなっているのか、保安院に聞けとも。

終了開始予定時刻まであと30分もありましたが、班目委員長以下、委員はそそくさと退出し、強制的に終了しました。次回は上記の質問事項に答えることになっていますが、委員から追加の質問があれば出すようにとも言っていました。

阪上 武  

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コメント
 
01. 日高見連邦共和国 2012年2月22日 16:31:05 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
ふ・ざ・け・る・な!

02. 2012年2月22日 17:16:30 : 9pmCv7djFc
でたら目等の原発事故の責任はどうした。こいつらをまずくびにしろ。それからだ。

03. 佐助 2012年2月22日 17:45:05 : YZ1JBFFO77mpI : gHqpcm4bVU
デタラメが議事進行してもデタラメだろう,放射能ばら撒いてもデタラメ発言
ストレステスト一次評価基準内容と合格点数及び基準値は。
フクシマの横にらみ対策はしたのか。問題点の洗い出しをしたのか。
品質確認一覧表はあるのか。実測値と基準値はあるのか。
実機による応力テストやったのか。

福島原発事故と同様の事故が起こらないと,どうして断言できる。起きたらどう責任を取る
そしてフクシマ原発悲劇の根因は何なんだ,地震と津波のセイにしてはならない。致死量以下だから安心の騙し文句はやめよう,また放射能を含む水素や蒸気漏れが避けられない原発の設計にこそ問題がある。直接浴びれば致死量の放射能を、巨大な大気と海にタレ流しは容認できない。

フクシマはパイプや容器に穴を開けたり、亀裂を発生させたり、腐食させたり、発火させた原因があるでしよう。原発の冷却にマグネシウムを使っているのではないか。海水で冷却し火に油を注ぐことをしたからである,イオン化すると強い共鳴振動応力を増幅させるのは油圧界では常識。点検すると、接続箇所やパイプ部分に腐食・穿孔・発熱が発見されていることから間違いない。

地震と津波の海水で、炉心が溶解する大事故となった, 排水管や配線管は穴だらけ,原子炉の底が抜けて燃料棒はいつまでも溶解しつづけることになり,放射能はいつまでも漏出され続けているのに放置している。冷却水と高熱水を循環させるシステムは溶解すると放射能の漏出は止らない証拠になる。

燃料棒のウラニウムが崩壊すると、最初に漏れだすのは稀ガスで、次にウラニウムはヨウ素とセシウムに分解される。福島原発では、ヨウ素とセシウムが検出されているのに「損傷の疑い」で、炉心崩壊の事実を認めない。正直に認めましょう。

フクシマは今も放射能が漏れつづけている。冷やせば放射能漏れも高温発熱も低下するという想定は、原子物理学の幻覚なのだ。もう日本は放射能汚染列島化が避けられない。原発周辺の空気や海の放射能度が低下したと政府が発表していることこそ,放射能が漏れ続けていることになる。

放射能の拡散も止められない,溶解したら手も足も出ない,フクシマ原発事故を収束させられない,こんなことでは他の原発の再稼働は認められない。


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