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東京地検特捜部はここで間違えた
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2012-02-18 14:06:58 弁護士早川忠孝の一念発起・日々新たなり
小沢裁判は東京地検特捜部の歴史に残る一大汚点として末永く語り継がれることになるだろう。
明らかに東京地検特捜部の、結論先行の見込み捜査による大失敗だった。
東京地検特捜部が小沢氏との戦いに完敗したのだという見方をするマスコミもあるが、決してそうではない。
単に、東京地検特捜部が暴走して自滅しただけである。
検察は、贈収賄事件だと思って、特定の時期における金銭の授受と請諾の有無、さらには職務権限の有無についての証拠集めに奔走していたはずだ。
しかし、密室における金銭の授受などおよそ証拠を残しているはずがない。
内部告発でもない限りは、大体は立証不能で終わってしまう。
いくら関係者を呼んで調書を取っても、明白な証拠を突きつけない限り、そんなことはない、そんなことは知らない、で終わってしまう。
請諾の事実についてもそうだ。
そういう意味では検察にとっては、かなり筋悪の事件だったろうと思う。
お金は、お金の問題として素直に考えればよかったのである。
贈収賄事件などという類型に無理に落とし込むから間違える。
検察は単純に4億円の裏金の問題だと割り切って捜査を続けていれば、これほど致命的なミスを犯すことはなかったはずだ。
検察は、税務当局と連携して、小沢氏個人の所得申告などと照らし合わせながら、この4億円の裏金の出所を解明していけば良かったのである。
それを、特捜部の事件にするために無理無理ゼネコンがらみの大疑獄事件として組み立てようとしたから間違えた。
特捜部の事件とするために、わざわざ大量の検事の捜査への投入が必要となるような仕掛けを作ったことが、そもそもの間違いであった。
私は、そう思っている。
如何か。
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