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野田政権は、社会保障と税の一体改革（消費税増税）の大綱を閣議決定し、3月にも法案を提出するようである。この政策では、与党は二分されている。国民新党の亀井政調会長が採決では反対に回る旨を表明し、前原民主党政調会長が「なら閣議決定に同意するな」と批判している。
昨日公開したとおり、野田政権支持率は23％にまで落ち込み、月10と揶揄されるように毎月低下しており、あと2ヶ月で一桁台に落ちる。巷間取材では、野田総理や菅前総理は、財務省のロボットなのだから、次は民主党には投票しないと口々に云う。
菅前総理は、このところ脱原発発言を増やしているが、ネットでは「何を云っている」と誰も相手にしていない。前原氏や菅氏らは、はっきりいって国民を舐めている。あなたがたは、先の総選挙において、マニフェストは国民との契約と云い、出陣式で右手を突き上げていたではないか。しかしもはや、マニフェストは影もかたちもない。口約束どころか、紙に書いてあるものまで、反故にされている。
新風に乗って出てきた維新の会の政策は、国政の政策としては幼稚すぎる。そもそも憲法を改正しないと出来ないことを記載することは、それはつまるところ言い訳政策でしかない。沢山の公募が集まり次期総選挙では200人の立候補を目指すという。中には、現役の民主党政治家もいたそうで恥ずかしい限りである。しかし勢いは、長くは続かないだろう。
いずれにせよ野田政権は、消費税増税法案を3月には国会に提出するであろうから、そこからは政局になって行く。小沢氏の裁判も4月末に判決が出るが、どちらにしても裁判が続く。しかし小沢氏が最後のご奉公に向かっていることは確実である。消費税増税という課題は、その政策的判断を求めるのに適した国民的課題であり、白黒つけるにはよかろう。ぜひ次期総選挙では、シロアリが日本を蝕む！と叫んで欲しいものである。皆さんのご意見もお待ちする。
http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?n=124122
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